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2007年04月 アーカイブ

2007年04月01日

代官山サンベイス

                                    2007/04/01(日)

朝、あまりにも天気の良い花見日和だったので、代官山の店舗に向かう途中
・・・中目黒川沿いのサクラ並木に立ち寄ることにした。サクラを観に来た人達
で溢れんばかりだったが、見事なサクラのお出迎えに、人が集まるのも無理
はないな・・・と妙に納得させられてしまう。

美しいサクラ並木に別れを告げて、代官山につくと当社の店舗のおとなりの
カフェでは、店内にさくらの木が持ち込まれていて、サクラを観ながらお茶が
出来て優雅なひと時が過ごせるように演出されていた。これでは繁盛しない
方が不思議なくらいだ。当然賑わっていた。

店舗の開店準備に時間が掛かっていた為、私は3ヶ月ぶりにお隣にあるサ
ンベイスさんで髪を切ってもらうことにした。時間に追われているとはいえ、月
に1回程度はカットしに行きたいところだ。

私がお世話になっているのは、代官山サンベイスという代官山駅から歩いて
1分の駅前にある美容室。メイクで有名なIKKOさんも度々利用しているみた
いなので(美容室に入っていくのを良く見かけるらしい)技術力も十分というこ
とだろう。メイクのプロが通うのだから・・・ただし女性ではないが・・・。

このお店の素晴らしいところは、頭皮から毒素を抽出するデトックス効果の高
いトリートメントを使用していて、見た目上キレイになるだけなく、内側からも美
しくすることができる点だと思う。私もさっそくデトックスのトリートメントをやって
もらったが、あまりの気持ちよさに寝てしまいそうになってしまった。

機会があれば、代官山サンベイス・・・一度訪れてみてはいかがでしょう。


       サンベイス代官山   http://www.sunbathe.jp/


きっと行かれた方は内側から綺麗になって元気に仕事ができるようになりま
すよ。

さて、明日からはイヨイヨ新年度・・・旧年度の毒も出した事だし、明日から張
り切って仕事に集中して行きたいと思います。


新しいメンバーも入って、何だかとっても良い事が起こる予感がしてきた。


毒が抜けると気持ちもパワフルになるみたいだ・・・デトックス恐るべしっ。


でも・・・IKKOさんって、代官山ってイメージでは無いような気が・・・?


どんな接客しているのだろう・・・今度・・・チラッと聞いてみよう。

2007年04月02日

総員、第一種戦闘配備

                                    2007/04/02(月)


新年度が本日よりスタートした。気持ちも新たにエネルギッシュに新年度の
目標達成に向けスタートしたいものだ。

新卒メンバーの入社式も無事終了し、新しいメンバーの早期戦力化が期待
されるところである。

新しいメンバーには、今日1日を使って主に・・・『 何の為に働くのか? 』
を中心に私が講師をつとめ、研修を実施した。

ココが明確でないと、スカイオフィスで仕事をしていても「 ただ、働かされて
いる 」という姿勢になってしまうから危険だ。

我々は、『 将来こうなりたい 』だから今、その目標の為に頑張っている。
・・・と、胸を張って言えるような事になら、ある程度の辛い出来事や苦しい
出来事も跳ね返して頑張ることができるが、何の目的もなかったり、目的
地があやふやであったりすると、途端にモロくなってしまう。

また、目標を設定する時に大切なのは何度も言うが、期限を切ることだ。

期限のない約束ごとは守られないし、守れない。更に言うならば最初から
本気で達成しようとしていない・・・という事になる。

そして、次に大切なのが将来叶えたい夢や目標が、心から『 ワクワク 』で
きるものであるかどうか・・・である。手帳に書いた夢を見ても、何とも思わな
い・・・心を揺るがさない夢であれば、最初から設定しない方がマシだ。

つまり、設定すべき夢は全て、実現したら最高。という「 夢 = 目標 」で
なければ意味がない。

成功者は・・・こうも言っている。 解りやすいので紹介する。


 『 ヤル気は5分で消滅する。だから成功者は5分に1回夢を確認する。』


ワクワクするような夢を設定できたならば、どんな困難であっても、その夢の
実現の為なら、今を我慢することができるというものだ。また、見ただけでモチ
ベートをUPさせられる様な目標を設定できたなら・・・それだけで、常に高い
モチベーションを維持できるといった優位性を持ち合わせていることになる。

自分を支えられる夢があるのと無いのとでは、物事を諦めない忍耐力に対し
て天地の差が生まれてくる。この違いは後々になって理解して頂けると思う
が、本当に大きい。馬鹿にしないで真剣に設定して頂きたいと願っている。

当社の新入社員の皆さんは、今日の『 夢の設定 』には、自分の心の中に
眠っている、自分分析が必要なこともご理解いただけたと思う・・・。

なぜなら・・・我々はみんな『 自分の夢を実現する為 』に仕事をしているの
だから。

スカイオフィスが発展し、社会に貢献することができれば、みんなの夢が近く
なる。そんな会社運営ができるよう、私も襟を正して会社運営をしていきたい
・・・と、あらためて感じさせて頂いた。


新入社員の皆さん・・・ありがとう!! 


大切な事を再確認できたという事は、私も皆さんから学んでいることになる。

また・・・さり気ない気遣いができる新人スタッフの登場に、これからのスカイ
オフィスが楽しみになってきた。気遣い・・・はさり気なくできた時、相手にあ
たえる威力が倍増する。社内では今まであまり無かったことだ。

そんな春1番の様な新しい風を、スカイオフィス中に撒き散らして頂きたい
ものですな・・・。


あ・・・春1番といっても、「 元気ですか~? 」の人ではありません、あし
からず。 あの方・・・まだアレ一本で頑張っているのでしょうか?

似たような芸風の方で・・・「 あの時の猪木・・・ 」という人を観ましたが、
同一人物なのでしょうか? うーーーん? まぎらわしいっ!!


2007年04月03日

日本の中心は税金という【 宝の山 】である。

                                   2007/04/03(火)

寒の戻りで雨という事もあり、今日は少し寒くなった。このように寒暖の差が
大きくなると決まって風邪をひく人が目立つようになるので、日頃の体調管
理には十分気をつけたいモノである。

昨日の晩に、テレビで医者と政治家の討論会をやっていた。病院の介護病
床を23万床減らす法案が通ったことについて激論が交わされていたが、どう
みても現場を知る医師の方が現実を観てモノを言っているとしか思えない内
容であった。

自民党の議員のあまりにもいい加減な物言いに、何気に自民党を応援して
いた自分に少しずつ変化が生じているのが解った。

医師の方々は、しきりに要介護の入院患者の病床を病院から排除すれば、
病院を追い出された弱い立場の人達は、生きていけなくなると訴えていた
のだが、私は本当にそうなると思う・・・。自民党の政治家の人達は、しきり
に代替施設を用意しているし、実際には全部が無くなる訳ではない・・・と
言っていたが、代替施設となる老人ホーム等は、既に満杯状態であり、施設
を増やそうとしても、その施設内で介護を担ってくれる介護士が不足していて
ハコモノだけ増やしても意味がないのだ。

結局、そういう施設に入れるのは政治家や資産家等で、本当に困っているごく
一般の人達や年金で暮らしている多くの人は入居することはできないであろう。

特別会計やら天下り、不必要な公共事業などに血税を使うくらいなら、老後
に国民が安心して暮らしていける国家にする為にお金を使って欲しいものだ。
今の日本は安心して過ごせる国では無くなった。その証拠に、今の30代~
40代のサラリーマンに、お金の使い道を聞くと、大多数が貯金と答えるという。

  それは、将来の生活にどことなく不安を感じているからに他ならない。

奇しくも、こんな話題をブログに書いている本日、赤坂の議員宿舎に続々と入
居がスタートし始めたという報道がなされていた。赤坂の3LDKの家賃相場は
およそ50万円程度にも関わらず、今回建てられた新築最新設備が整った議
員宿舎・・・というか高級マンションに入居する議員の人達が支払う賃料は、
たったの9万円強だ。これでも批判が集中したため、賃料を若干値上げしての
価格だという。

我々国民は、決して議員宿舎そのものに対してNOと言っている訳ではない。
地方から国会に参加する議員にとっては、地元と東京の両方に住居を構え
るのは経済的に裕福である資産家しか難しい。従って、もし議員宿舎を用意
できなくなると、金持ちしか議員になれない・・・ということになってしまう。

だから、議員宿舎は本来必要なものなのである。が、しかしだ。今回赤坂の
超一等地に建築したような超高級マンション並の宿舎が本当に必要なのだ
ろうか?

国民が騒いでいるのは・・・この財政難や地方財政が破綻しそうな状況下に
あっても、こんなバブリーな宿舎を建てていること事態に問題があると言って
いるのだ。今からでも遅くは無いので、この宿舎を売りに出し、民間の賃貸マ
ンションの一般的な賃料を補助してあげれば良いのに・・・と思う。

そして最後にTVの中で、民主党の議員の方が言った一言がとても印象的だ
ったので是非ともご紹介しておきたい。


    『   日本の中心は税金という【 宝の山 】である。  』


民主党の議員の1人は、間違いなくこう言ったのだ・・・。利権の塊・・・。

だから政治家はやめられない。私は・・・なんで政治家になりたがるのだろう?
と、タマに疑問に思ったりするが、この発言により、その答えの一端が見えた
ような気がする。

モチロン全ての政治家の皆さんが、日本の中心のお金の為に政治家になった
のではないと信じたい気はするが、今の政治化の人達がやっている、裏金づく
り・・・やら、天下り・・・やら、法外な退職金やら・・・超高級議員宿舎やら・・・光
熱費捏造などの報道で色々なことが明らかになってくると、こういったことは氷
山の一角であって、本当はもっと大きなお金が動いている部分があってしかる
べきだと推測してしまう。

特に国民に一切詳細が語られない「 特別会計 」という自由に使える税金が
30兆円以上あり、早急に国民に使途を明らかにして頂きたいものである。(3
0兆円というとピンとこないが、1000億円が300個である。恐ろしい金額だ。)

このような事が続いていると・・・今の安倍政権である自民党を何となく推薦し
ていた心が、そのような事に対して少しでも指摘している民主党を支持した方
が、我々が毎月支払っている国の税金を有効に使ってくれるのでは無いかと
考えてしまうのも当然である。

天下り先に6兆円ものお金をばら撒いている税金があるのなら、医療・福祉を
そのお金で手厚く拡充すべきだと私は思う。皆さんはどうだろうか?

将来・・・あなたの大切な人が病床に伏せった時・・・お金が無いので死んでく
ださい。(=病院を出て下さい) そう言われたら、どうしますか?我々が選ぶ
政治家によって、この国の未来が変わるとしたら、私自身もう少し真剣に投票
する権利を行使しなくては・・・と痛感させられた討論会であった。

政治に興味がない・・・ではイヨイヨ済まされない時代に突入するのだ・・・。


でも・・・民主党にも・・・コレっといった人(=総理大臣候補)っていないんだよね。
だれか・・・強烈なリーダーシップをもった人・・・現れませんかねぇ?

おーーーい?  誰か~ いませんか~!!  

2007年04月04日

言葉よりも行動を信じる

                                   2007/04/04(水)


今朝・・・朝の7時40分に会社に着くと、驚いたことに新人の女の子が会社の
ビルの前に立っていた。誰よりも早く会社に着いていたという。女の子は藤井
さんと言い、とても遠くから通っている。(恐らく5時ちょうどには起きていないと
間に合わないハズである。)

私は、言葉よりも行動を信じるほうだ。 それには理由がある。

いくら言葉で『 頑張ります!! 』と言っていても、行動が伴わない人が多い
からだ。しかし、実際に行動に移した人は本気である。冗談では行動には起こ
せない。朝は誰だってゆっくりしたいし、眠たいに決まっている。

しかし、その貴重な朝の時間を誰よりも早く出社するというのは彼女が「本気」
である証拠だ。(女性の方が男性よりも支度に時間もかかる・・・。)

頑張る人は応援したい・・・周りが応援したくなるほど頑張れば、嫌でも成長す
るに違いない。

彼女以外の新人も、今年は面白い面子が揃っている。ただ、同じラインでスター
トすると言う事は、否応なしに比較されるということである。ビジネスの世界では
仲良しこよしでは勤まらない。競争の世界を勝ち抜いていく力強さがどうしても
必要なのだ。

競争なんてしたくない・・・と言う人はそもそもビジネスマンには向いていない。

ビジネスの世界では企業間はもとより、国家間、個人間であっても競わされる
のが常であるからだ。競わなくても良いのは公共事業の入札で談合しあってい
る人達や公務員または独占できる特殊な事業を生業としている人達だけだ・・・。

悲しいかなそれが現実である。現実は受け止めなければならない。そして、受
け止めたなら、それを承知で前進するしかないのだ。

私は、今回入社組みには一刻も早く結果を出して欲しいと考えている。それは、
結果が出ないと面白くないからだ。同じ仕事をするにしても、苦労しながらも結果
を出し、認められ、また頑張る・・・そして自信をつける。こういった善循環を早目
に体験させてあげられるかどうかが、結局は彼ら、彼女ら、のためになると考え
ている。新人さんだからといって甘やかすことが良いことでは決してないのだ。

厳しくとも、結果をだせれば面白くなる。これが1番の成長の原動力である。

今年の新人さん達のポテンシャルに期待したいと思う。今のところ、気遣いや
素直さ、指示以上のことを行ったりと、中々優秀である。

明日は、午後からまた私の講義が入っている。ビシビシ行きたいと思う・・・。


覚悟おしっ!! 


2007年04月05日

私は1度も失敗したことがない。

                                   2007/04/05(木)

『 心こそ最強の武器 』 松下幸之助。

困難にくじけず立ち向かう力も、それを打開する新たなものの見方やアイデ
アも、すべて私たち1人ひとりの心のうちに生まれてくる。・・・とするならば
誰もが等しく、心という逆境を乗り越えるための最強の武器をもっていること
になる。大切なのは、その武器の手入れの仕方・使い方である。心の鍛錬
こそ怠らないようにしたい。

心が折れたら体は動かない・・・。だから折れない心を持つことが大事だと
私には聞こえてくる。『 もうダメだ 』と思ったら本当に終わりだ。 どんな
時でも、『 どうしたら乗り越えられるだろうか? 』『 ここからどうやって復
活してやろうか? 』と考えられるポジティブな思考を追及したいものだ。

松下幸之助翁の有名なインタビューの話で、「 私は失敗したことがない 」
と言った話を聞いたことがあるだろうか? 松下幸之助は、過去1度も失敗
したことが無いとインタビューに答えたそうだ。

その答えは【 成功するまで諦めないから 】だと言う。たとえ・・・ハタから
観ていたら失敗しているかのような惨めな状況であっても、自分が失敗とは
認めずに諦めずに続け、最終的に目標を達成できれば・・・その時には・・・
『 あの時の失敗が無かったら、今の成功はない。 』だから、あの時の失
敗は、失敗ではなく・・・今の成功の為に【 必要なこと 】だったのだ。

だから、私は人生で1度も失敗で完結したことは無い(=失敗は無い)と
いうことなのだろう。

心を鍛錬していけば、かようにポジティブな考え方が身に付くということか。

成功するまで諦めない。そのシツコサと粘り強さは、今の若い人や当社に
入社したての新人スタッフにも「 続けること 」の大切さを良く理解して頂
きたいと思う。

しかし、成功するまで諦めない・・・と、いうのだから実に見事である。

そう考えると、もう成功するしか他に道はない・・・のである。心を鍛える、
とはそういう考え方で、自分の心の隙間を埋めていく作業の様にも感じら
れる。

私の心の隙間は・・・アトどれくらい空いているのだろうか? 


そういえば最近・・・心にピューーーッと隙間風が吹いている気が・・・。 


まだまだ沢山隙間が空いているという証拠なのか? 


何だか尾崎豊の歌みたいになってきた。


皆さんにはカラっ風?吹いてませんか?


36の夜~るぅ~~~!!

2007年04月07日

新人歓迎会

                                    2007/04/06(金)


今日は週末ということもあり、仕事を早目に切り上げて4月入社の新人歓迎
会を開催した。

ささやかな歓迎会ではあるが、KDDI小幡さま、キーゴン太田社長もゲストと
して参加して頂き、新人スタッフの歓迎会はとても楽しいものになった。
(※本日は、お忙しいところご参加頂き本当にありがとうございました。)

私は、人様に迷惑をお掛けしない範囲であれば、このような祝宴の席は大い
に盛り上がってもらいたいと思っている。

同じアホなら踊らにゃ損・損・・・である。最近はどこか冷めた若い人や遠巻き
に観ている人がいたりすると聞くが、私の参加する自社のイベントではその
ような人を見かけると、何としてもステージ(=盛り上がり・騒ぎ)に加わって
頂くことに決めている。

理由は、皆で盛り上がるのが好きだからだ。一部だけ参加していない宴席と
いうのはどこか虚しさを感じる。スカイオフィスのスタッフには、全体で盛り上
がる習慣を身に付けて頂きたいと願う。

どこかしら恥ずかしがっていて、本当は参加したいけれども参加できないで
いる・・・というのはもったいない。何とか工夫して、楽しい輪に加わって頂き
たいと思う。最初は「 俺はいいよ・・・ 」何て言っている人も、輪の中心に
躍り出ると意外と盛り上がったりしている。

そんな光景をみるのが私は好きだ・・・。

宴会の席ということでアルコールも入り、新人達の素顔も垣間見え、それぞ
れのキャラクターも色々あって私は大いに楽しかった。日頃のオフィスでは
緊張気味の新人スタッフ達も若干ではあるが先輩スタッフとの距離感が・・・
今日は少しだけ近く感じられたのではないかと思う。

まだまだ小さな会社ではあるが、こういう席から一体感が生まれたり、組織
への帰属意識が生まれたりしている。決して馬鹿にはできないのだ。

次回は、できるだけ早い時期に全体目標の達成会等で大いに盛り上がりた
いものである。

スカイオフィスはまだまだコレから・・・。

このような席も含めて、楽しい会社にしていきたい。


しかし、私に大量に飲ませた新人の●木くん。 次回が楽しみだね・・・。

ふっふっふ・・・。

宴会明け土曜日

                                   2007/04/07(土)


宴会開けの土曜日の朝は、頭に直撃するような日差しに、ほどよい頭痛も
加わり・・・中々GOODな朝になった・・・。

朝、いつも通りAM9:00にオフィスに到着したが、流石に休日のこの時間に
会社に来ているツワモノはいない。

しかし、しばらくすると取締役の村雲が来た。しかも午後から営業に出ると
いう。(彼は、先月の営業成績でTOPだった。)

何で土曜日なのに会社に来るの?と聞くと・・・今月の目標を達成させる為
にどうしても今日のアポイントに行く必要があるからだ・・・と言う。

彼は結婚しているし、カワイイ子供もいる。通常であれば、子供と一緒に過
ごしたいはずである・・・。

私は【 何かを得ようと思ったら、何かを手放さなければならない。】という言
葉を何かの成功本で書いてあったのを覚えているが、今日のように休日に
も関わらず出社している取締役を見ると・・・全くその通りだと痛感する。

しばらくして山口取締役もオフィスにやって来た。(彼は先月の営業成績で
2番だった。彼にもカワイイ奥さんと子供がいる。)

面白い事に・・・先月のパフォーマンスが高かった順番に出社して来ている。

タマタマなのかも知れないが、実に興味深い点である。

結果を出している人ほど、休日にも関わらず出社し、しかも出社時間が結果
の出ている人ほど早い・・・本当に不思議だ。結果が出ていない人ほど、家
でゆっくり休んでいる。それでいて、将来は普通の人よりも高い報酬を願って
いる・・・私はそれは不可能だと思う。

都合が良すぎるからだ。 本気で20代で1000万円以上の給料を手にしたい
のならば、それなりに今の【 時間 】を犠牲にしなければ到底手にいれる事
はできない。(※宝くじや投資など・・・1発大当たりはこの限りではないが)

休日にはしっかり遊んでリフレッシュ・・・も良いだろう。しかし、その代わりに
あなたの将来の目標は平凡な目標で我慢することだ。

            高い目標を望んではいけない。

もしも、あなたが高い目標を掲げているのなら、本気でそれを達成したいと願
うなら、今の大切な時間を将来の成功の為に費やさなければ、今も、将来も、
どっちも「 楽 」をしながら達成できるものなど存在しないのだ。

・・・以前のブログに私はこう書いた。 


             【 能力の差は決意の差 】


本気で、将来の高い目標を達成し、家族に楽しく、快適な暮らしをさせてあ
げたい。という目標を決意した場合・・・次第に相応の能力を身に付け始め
るのだ。

人間の能力に最初から大した【 差 】など存在してはいない。大切なのは、
あなたが本気で将来の夢や目標を達成してやろう!!と決意するかどうか
だ。全てはそこにかかっている。能力はアトからついてくるものだと私は思っ
ている。

このように私がブログを書くと・・・このブログを観た当社のスタッフが、休日
にも出社しなくちゃいけないのかなぁ?と思ってしまうかもしれないが、そう
ではない。

休日にはしっかり休みたい。リフレッシュした方が結果を出せる。そう考える
人もいるし、それが間違っているとは私は思っていない。否定するつもりもな
い。これは価値観の問題であるから、考え方は人それぞれであって良い。

私が伝えたいのは、しっかり休んで、リフレッシュして、結果に繋がっている
のならそれは大賛成だ。しかし、目標に届いていないのであれば、どこかで
何とかしないと、あなたの掲げた目標には永遠に届くことはない。

目標を諦めているのなら全然構わないが、目標を達成し、一般の人よりも早
い速度で成長し、高い目標に挑むのであれば、それなりに努力しなければ、
到底達成できるものではありませんよ・・・と言いたいだけだ。

事実・・・当社でもっとも目標達成に近い人達は、休んでいて良い日にも努力
を継続している。だから、他の人よりも報酬が多く出ている。

ただし、勘違いして欲しくないのは、長時間働いたから報酬が多い訳では決
してない。当社は完全実力主義の会社であるから、長い時間会社にいたとし
ても報酬は変わらない。時間給ではないからだ。彼らは、休日の土曜日に結
果を出す為にオフィスやってきているのだ。

何とかして達成しよう。と思っている人と思わない人に、行動の差が生まれ、
結果の違いを生んでいる。その差が報酬にも跳ね返っている。

書いていて、普通に考えれば実に当たり前のことなんだな、と改めて思った。

年収150万円で幸せに暮らせる方法・・・とかいう本も出ているそうなので、理
想をどこに置くかで、人それぞれ過ごし方は違うのだ。高く置かなければ、そ
んなに無理して働く必要もない。最悪、ホームレスになっても、飽食日本であ
る間は何とか生きていける・・・。

あなたはどこを目指しますか? 

ちなみに私には・・・ぜ~~~~~~~~~~~~~っっっったいに手に入れ
たい明確な目標があります。

だから、今、頑張って働くことは何の苦でもありません。むしろ少しずつ将来の
目標に確実に近づいているのがわかるから、楽しい・・・かな?

モチロン、いい時ばかりじゃ無いけれども、そういう時の方が色々と学ぶことが
多いのも事実だ。自分の成長をまだまだ感じられるということが、また楽しいも
のである。

なんと言っても、それこそが私が楽しかった前職を辞めることを決意した最終的
な理由でもあるから・・・。 あとは、目標を達成するだけだな・・・。

2007年04月08日

石原都知事3選

                                    2007/04/08(日)


石原都知事が3選した。また、東京都だけでなく他の9つの現職知事が揃っ
て当選した。今回の選挙は何となくだが、今の知事よりも有力な候補者がい
なかったから現職が当選しただけのような気がしてならない。

東京都知事選では、オリンピックの開催の有無を候補者選びの1つに挙げて
いたが、東京は立候補している・・・というだけで、まだ東京でオリンピックが
開催されることに決まった訳でも何でもない。それに東京でオリンピックが開
催される確率は普通に考えると驚くほど低い。

理由は、来年2008年は北京オリンピックが開催される。次の2012年の開
催国はイギリスだ。地理的にみると、ほとんど北京の真裏である。そして、今
までの開催国を確認すると・・・アジア地域で開催され、再びアジア地域で開
催されるのは・・・大体20年近くアトである。オリンピックも平等に地域ごとに
開催地を振り分けているように思える。北京からたった8年後にまたアジア地
域で開催されるとは考えにくい。

だから普通に考えると、今回東京が立候補したとしても開催される確率はと
ても低く、あまり争点にする必要性は無いと思っている。そんな事の是非より
も、もっと画期的な政策を打ち出してくれる魅力的な候補者はいないのだろ
うか?

今の日本には強烈なリーダーシップを持った人が、何となくではあるが・・・色
々な分野から現われなくなった気がする。

そろそろ、『 自民党をぶっ潰す 』という位の面白い人が現われて欲しいも
のである。日本はこれから少子高齢化で国力が落ち、よりリーダーシップが
求められる時代に突入する。

難しい舵取りには強力なリーダーが必要だ・・・。 将来をあまり考えない高齢
の議員ではなく、長期的視点で政策を考えて頂けるTOPが必要なのだが、ど
うしても政治の世界では重鎮の人達が権力を握っているから・・・中々変わり
そうもない。

この国の政治そのものの構造改革が必要なのではないだろうか?

あんまり高齢の人達に任せていると・・・年金の支給額が下がるから改定期限
の1ヶ月前に辞職する・・・なんて自分の事しか考えない人達ばかりになってし
まう気がしてならない。

だって、将来のことを任せても・・・その人達からは『 その頃には俺達生きて
いないからさ 』という声が聞こえてきそうなのだ・・・。

もし、そうでない。と言えるなら・・・天下りなんてとうの昔に消滅していていい
はずだから・・・それが無くならないということは、そういうことなのだよ明智くん。

国民の選挙率が上がらないのは・・・そういう構造が変わらないからに違いな
いと私は思っている。

これ以上腐敗して欲しくないのだが・・・まだまだ・・・変わりそうもないなこりゃ。


いっその事、国会議員こそ55歳定年制にしてみてはいかがかなものか?


本気でそう思いたくなる今日の選挙結果であった。

さくら金蔵さんに1000点!!


2007年04月10日

うっちゃりの精神

                                     2007/04/09(月)

今日は面白い話が聞けた。

我々経営者の仕事は、普段から様々なことを同時に考えなければならない業
種であり、良いことも悪いことも日々発生している。そんな時、比較的おもしろ
くない出来事の方がどうしてもパワーが強く、ひとつの事に引きずられる時が
出て来てしまう。それは経営者にとってとてもマイナスな作業だ。

なぜ?マイナスなのか?それは、おもしろくない事の為に割く時間が増え・・・
というか、そのことに囚われ、もっと建設的な、おもしろい事に費やす時間を侵
食してしまうからだ。

簡単に言うと・・・昔営業マンだった私が、1つのクレームに頭を悩まし・・・その
他のお客様への対応が疎かになってしまった。そうなると、クレームの事で頭
が一杯になり、せっかく他のお客様から良いお話を頂いているのに、動きが悪
くなってしまうのだ。これは言うならば1つのクレームに囚われていた状態だ。

経営者になると、クレームとは違うのだが、日々発生する様々な案件の中で、
できるだけ建設的な案件にドンドン力をいれていくべきなのだが、私も中々完
璧にはいかない場合が多い。

またまた昔話で恐縮だが、TOPセールスになる為の条件の1つに・・・

  『 気持ちの切り替えが上手いこと 』が挙げられるのを思い出す。

経営者になっても同じことが言えるのだと気が付いた。 それが、表題にある
【 うっちゃりの精神 】なのだ。

人間である以上、時には判断に迷ったり、悩んでしまう事も出てくるものだ。
しかし、そのことだけに囚われすぎるのはかえってマイナスになる。

そこで、一時的にそのことを『 隔離 』する作業・・・そう、うっちゃってしまう
のだ。そのことを考えない。そうすることで実は、マイナス案件に引きづられる
事もなく、普段のペースを崩すことにならない。

私は、このことを今日、ある大切な方から教えていただき、精神的にとても楽
になることが出来た。経営者のストレスの大部分は、この『 うっちゃりの精神
 』を駆使することで、大幅に軽減できるはずだ・・・。

私もまだまだである。しかし、このようにアドバイスして頂ける方々がいらっし
ゃるお陰で、私もまだまだ成長できるのだと確信した。

大切なことを教えて頂いた吉川氏には・・・心から感謝したい。

ご恩は、私がこれから更に成長し、徐々に還していくことにする。

日本の未来

                                     2007/04/10(火)

最近・・・日本の未来は大丈夫か?と訴えかけるようなTV番組がかなり増えて
きた気がする。TV番組を製作する側の世界とは、すなわち視聴率の世界であ
るからして、多くのTV番組は視聴率を上げる目的で番組は作られている。

従って視聴率の悪い番組はドンドン打ち切りになっていく。つまり、視聴率とは
今の視聴者が最も興味があるだろうな・・・という推測で作られていると言っても
言い過ぎではないと思う。

その推測が当たれば視聴率も高くなり、人気番組として長期間番組が継続す
ることになる。徹子の部屋や笑っていいとも等がロングランしているのにもチャン
と理由がある。それは、常にその時々の「 旬 」の話題性のあるタレントや俳
優や女優をゲストとして番組に招いているからだ。常に視聴者の興味が尽きな
い仕組みがあるからこそ、人気番組として視聴率を維持しているのだ。

だから・・・最近、日本の未来に不安をあおるような番組が目立つようになった
のは、視聴者が日本の未来について関心が高いことを示しているのだと、私は
思っている。

今日も、何気なくつけていたTV番組に、特別養護老人ホームの深刻な人材不
足の問題をテーマにした番組が放映されていた。海外では、既にポピュラーに
なったフィリピンからの介護士の受け入れだが、日本ではまだまだ受け入れて
いる人数が少ない。

ただ・・・今回TVに出ていた日本の老人ホームの経営者が愕然としているシ
ーンが特に印象に残った。それは・・・フィリピン人の介護士のレベルがとても
高く意識レベルも日本人と比べて申し分ないことは撮影されている中でとても
良く理解できたという。私も、フィリピンの人が自国のお年寄りに敬意を持って
接している姿勢は、今の日本人には欠落している部分であり、そういったバッ
クグラウンドを持っているというのはこの番組で初めて知った。

その経営者が愕然としてしまったのは、海外で介護士の仕事を目指している
人達にある質問をしたシーンの時だ・・・。

将来・・・介護士の資格が取れたらどこの国で働きたいか?といった質問をし
たところ。カナダが一番多く、次いでヨーロッパ・アメリカ・中国といった感じで、
十数人いた人達の中で「 日本 」と答えた人はたったの1人だったからだ。

なぜ?日本に行きたい人が少ないのか?理由を聞いてさらに肩を落としてい
た。

カナダは、たった2年間現地の介護施設で働くだけで、何と「永住権」が付与
される・・・しかし日本で介護士として働くには、日本の4年生大学を卒業して
いなければならないし、更に日本での介護士の資格試験にも合格しなければ
ならない等、フィリピンの人が日本で働くなど殆ど無理・・・というようなそれは
それは高い壁が立ちはだかっているのだ。

日本こそ受け入れる必要性が世界一高いにも関わらず、受け入れ態勢は世
界一高い壁を用意しているのだ・・・なんて愚かなんだろうと私は感じた。

日本は今、深刻な介護士不足に陥っている。理由は、ハードな仕事に対して
報酬が少ないからだ。一般に介護の仕事は3K(キツイ・キタナイ・キケン)な
職場だと言われている。危険はあまり当てはまらない気もするが、他の2つは
思い切りあてはまると考えられる。

そんな状況下でも、高齢化で老人の人口は急激に増えていく。正直、フィリピ
ンからの介護士の受け入れは急務であると現場は思っているのに、島国根性
の強いわが国の政治は・・・受け入れに対してとても高い敷居を用意してしまっ
ている。だから、フィリピンの高いレベルの介護技術を学んだ人達は・・・皆さん
日本以外の国で働くことを希望しているのだ。

老人ホームの経営者は、最後にこう言っていた。

『 コレはもう政治の問題で、我々ではなんともならない。 』

現場の切実な現実と迫り来る高齢者の急増。これは既にさけられない現実と
して顕在化しているにも関わらず、日本の敷居は下がろうとしない。一体、老人
達はどうなるのか?介護士の不足は50万人にもなるそうだ。そろそろ本気で考
えてもらいたいものだ。

政治家の人達には、一足早く・・・老人ホームでの生活を体験して頂くことをお勧
めしたい。

2007年04月11日

ワールドビジネスサテライトにてオンエア

                                      2007/04/11(水)


昨日の夜・・・テレビ東京のビジネス系ニュース番組ワールドビジネスサテライト
に、当社が代理業務として参加しているウォーターダイレクトの紹介コーナーが
放映されていた。本当に最後の1分くらいだったが、社長よりも取締役の玉塚氏
(元ユニクロ社長)の方が会社の社長より目立っていたのが印象的だった。

当社は、3月からこのウォーターダイレクト社の商品である『 クリティア 』という
ブランドのウォーターサーバーの設置を少しずつ開始したが、このようにメディア
に露出することでとても設置をすすめやすくなる。今後もドンドン露出して頂きた
いものである。

ウォーターサーバーとは、美容室なんかに良く置いてある水のタンクを上に乗せ
た冷たい水と熱いお湯が両方使える機械のことだ。ただ、多くのウォーターサー
バーは、普通の水道水をろ過した水を使用しているのだが、今回、弊社で扱う事
になったクリティアは、富士山の天然のミネラルウォーターを使用している。

また、ワンウェイ方式と言って、空いたボトルを回収しなくても良いシステムとなっ
ていて、使用するオフィスや店舗に空いたボトルを置いておかなくても済む。これ
は思っていたより邪魔にならなくて大変GOODだ。

今更ウォーターサーバー?という観方もあるかも知れないが、置いていないオフィ
スや店舗はまだまだ沢山あるのだ。同じ置くなら、本物の天然水のが良いし、空
ボトルだって邪魔にならない方が良いに決まっている。

当社のクライアントをはじめ、新しいクライアントの開拓にも一役かって頂くつもりだ。

ただ・・・資本金4億円超とはいえ、まだ昨年の10月にできたばかりの新会社なの
で、ビジネスを進めていく上でゴタゴタする部分も目立つ。それは仕方のない部分
なのかも知れないが、そういう時こそ対応する人の気持ちが色濃く現れてしまうの
で、細心の注意を払ってビジネスを段々と拡大して行って頂きたいものである。

・・・と、言うのも先日このような事があり、大変感銘を受けたからだ。当社でウォー
ターサーバービジネスを開始したので、当社の関連するオフィスや店舗等には、
当然当社が取扱う「 クリティア 」のサーバーを設置することになる。

すると、今まで使用していた他の会社のウォーターサーバーは撤去して頂くことに
なるのだが、その時の対応にとても大きな違いがあった。

1つの会社は、『 撤去して頂きたいのですが・・・』と連絡の電話を入れたところ、
契約時にはひとことも言っていなかったメンテナンス費用なるものを強引に請求さ
れ、結局サーバーを回収する時に、支払わされることになった。撤去するのにメン
テナンス費用とは・・・本当に騙された気分だ。2度と使用することは無いが、この
ようなことを他でも同様にしているとしたら、段々とその会社のイメージが低下して
いくと考えられる。 消費者は甘くは無いのだ・・・。

そして、全く別のもう一社にも、『 撤去して頂きたいのですが・・・』と連絡すると、
快く応じてくれた。もちろんメンテナンス料なるものも撤去費用も請求などされなか
ったが、その会社の回収担当者はとても気持ちよい笑顔の対応+最後にひとこと
こう言った。

『 いままで●●●ー●をご利用頂き、本当にありがとうございました。 』

『 よろしかったら・・・やめられる理由をお聞かせ頂くことはできますでしょうか?』

と聞かれ、理由を正直に伝えたら・・・『 では、これからはライバル会社ですね 』

と明るく爽やかな笑顔で言われてしまった。

私は、何だかやめるのが惜しい気さえするこの担当者の対応に感銘を受けた。

同じ撤去の依頼であっても、1つ目の会社の時には「 2度と使いたくない 」とい
う気持ちがしたが、2つ目の会社の時には・・・『 自社で始めなければ撤去するの
をストップしていたかも知れない・・・』と思わせるほどの対応であった。(※ああいう
若い人の笑顔に、女性の方々は弱いのだろうな・・・という程の笑顔だった。笑顔
恐るべしっ!!)

対応1つで、その会社の評判は大きく変わるということが、タマタマ対照的なお水
のサーバー会社のお陰でよく理解できた。我々代理店としても、設置して頂く方へ
の対応や紹介させて頂く方々への対応をキチンとしなければ・・・と敵ながら天晴れ
な対応に危機感を感じることができた。


今週の週末には、富士の裾野まで実際に汲み出している天然水の採掘場を見学
に行く・・・。

出来ることならば、沢山のオフィスや店舗にて美味しいナチュラル・ミネラル・ウォ
ーターを味わって頂きたいものである。


本当に美味しいですよ・・・是非1度お試しあれっ!! 

( サーバーは無料だしね。使った水の分だけお支払下さい・・・。 )

2007年04月12日

『 悩みあるところに改善点あり 』

                                   2007/04/12(木)

『 悩みあるところに改善点あり。 』 松下幸之助

悩みがあるということは、どこかに問題点があるということである。言いかえ
れば、さらなる成長、発展につながる改善の余地が、まだ残されているとい
うことである。仕事においても自分の成長においても、悩みは改善点を教え
てくれる貴重なアドバイザーだと受け止めたい。

つくづくモノは考えようだと思う。悩みが改善点を教えてくれていると考える
ことができたなら、クヨクヨと悩んでいる必要はない。さっさと改善する方法
を考えれば良いのである。

当社には、スカイオフィス・クレドという信条を明記した名刺くらいのラミネート
カードをスタッフ全員が携帯しているが、そのカードの裏側には「 13のS 」
というスカイオフィスのスタッフが目指すべき行動規範が書かれている。

この13のSとは、社名のSになぞらえた、Sを頭文字とする英単語の中から
指針とするべき13個を選択し、当社独自の行動規範として使用しているもの
である。

その中のひとつに、『 Simple 』のS というのがある。

書いてあることをそのまま表記すると・・・

⑨Simple の 『 S 』 < 柔軟性 >●簡単に解りやすく、常にシンプル
に自分の考え方を伝えられる伝え上手人間であれ。

これが実物。
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クヨクヨ悩んでいる人に限って、何だか今起きている問題や、改善すべき事
を・・・とてつもなく複雑に考えてしまっている傾向にある気がしてならない。
だからそういう人には、是非ともこの9番・・・シンプルのS をお贈りしたい。

どんな問題であっても・・突き詰めて考えると最終的にどうなれば良いのか?
そうする為にはどうしたら良いのか? を考えればいい。

考え方はこれだけだ。 解決方法を考えるのは実にシンプルなのである。


  あまりややこしく考えるのは、問題解決を遅らせるだけだと私は思う。


ちなみに 13のS に書かれていること1つ1つがビジネスの世界において、
とても大切な要素だと思うので今回のブログを読まれた方は、是非活用して
頂きたいと思う。

私がこの13の中で最も好きなのは13番・・・Special-thanks の 『 S 』
である。

感謝の気持ちをさり気なく伝えられることができる人って、本当にカッコイイ人
間だと思う。 そういう部分に気がついた時・・・その人の懐の深さとか、人間
力の大きさとか、色々感じてしまうんだよね。

皆さんも日頃感謝すべき人に、1度で良いので「 さり気なく 」=気が付かれ
ないように何かしてあげてみてはいかがだろうか?

その効果は絶大でゴザルよ・・・。 

2007年04月13日

経営とは航海のようだ

                                    2007/04/13(金)


近頃、同業ライバル会社がポツポツと会社をたたんでいる。 我々のオフィス
機器業界も淘汰の時代に突入したと言える。つい先日も一時期はスタッフ数
1000名超のビジネスホン(=業務用多機能電話機)販売会社が倒産した
ばかりだ。

 従業員が1000名だろうと10名だろうと、倒産する原因はただ1つだ。

儲からない会社は倒産する。儲からない会社というのは、イコールお客様に
選ばれていない会社と言える。

同じ業界の上場会社も例外ではない。私が以前勤めていた公開会社も、私
が入社した当時の株価と比べるとおよそ20分の1の価格に急落している。そ
の他の大手販売会社も大変苦しい状況だということが、ネット上に公開されて
いる決算書をみると手にとるように解る。

こういう状況下で生き残るためには、不採算事業のすみやかな切り離し・・・
事業の縮小。スピーディーなリストラ。業態変化などの施策を早急に実行
していかなければ、このうねりの大きい時代を生き残ってはいけない。

私が思うに、スタッフ数が多い会社ほど、小回りが利かないので、改善する
為の施策をスピーディーに行うのが難しいようだ。

会社を経営していると、このような業界の大きなうねりの中でもまれること
がこれから何度もあるのだろう。当社は創業6年程度の会社なので、ここま
でインパクトのあるうねりを経験するのは初めてだが、良いときも悪いとき
も経験していかなければ、その時の対応(=経営の舵取り)が正しかったの
かどうかは解らない。その時の判断が正しかったかどうかは、大抵の場合、
アトになってからでないと解らないのだ。

創業当初の私の考え方は、とにかく会社を早く大きな(=スタッフ数の多い)
会社にしたくて仕方がなかった。今から振り返ると、自分のエゴのせいで大
変ムダなコストも使ってしまったし、大分遠回りしてしまった気がする。

今は、大きな会社であろうとなかろうと、兎に角儲かっている会社にしたい
・・・と心から思う。大きな会社であっても、全体としての利益が出せなけれ
ば、最終的には潰れてしまうからだ。小さくても、儲かっている会社は、楽
しい事業運営ができるが、明日の資金繰りにも追われまくっている会社は
そこで働くスタッフも経営者もやがて疲弊していってしまう。それは悲しい。

もし、これから会社を開こうと考えている人がいたら、私はこうアドバイス
したい。会社を大きくする時には、絶対に余裕利益の中からのみで出来る
範囲内で徐々に行うべきだと・・・焦る必要など全くないのだ。

若い頃?創業当初の頃はどうしても、一気に会社を大きくしたい・・・とか
スピードを重視したい気持ちが大きく出てしまうからキケンだ。もちろん、
目の前の利益よりも市場のシェア獲得を最優先する場合も会社によって
はあるのだが、そういう場合を除いては、自分の力の範囲内で投資を行う
ことが生き延びてチャンスに備えることができる唯一の方法だと私は思う。

こういうことが6年前にわかっていたら・・・もっと上手な経営が出来ていた
であろうが、これからスカイオフィスが結果を出すことで、そういった事も含
めて成長できたのだから、全部必要な要素だったと言えるようにするつも
りだ。

このように考えてみると・・・企業経営とは船の航海のようなものだとつくづく
思えてくる。

スカイオフィスも、目的に地に着く迄には様々なトラブルや、乗組員の負傷
、天候の変化や海の荒波にさらされる。しかし、そういったことを一つ一つ
乗り越えて行くことができなければ、船は沈没してしまうのだ。

当社はまだ小さな船だが、春から新しい乗組員も増員した。彼らの力をう
まく引き出し、しぶとく、強く、そして確実に目的地に近づいていけるよう、
頑張りたいと思う。

だがしかし、知っている船が消えていくのは何とも偲びがたいものだ・・・。


我々はそれでも、全速前進。 面舵一杯で進む。 

2007年04月14日

記念式典への参加①

                                    2007/04/14(土)


昨夜からの雨が嘘のように朝から気持ちが良いくらいに晴れた。11時半に
新宿駅で取締役の村雲とチーフの石坂と待ち合わせ、12時33分の特急カ
イジに乗り山梨県の大月駅に向かった。

今日は、4月から本格的に取次ぎ業務を開始したウォーターダイレクトの記念
式典に出席する為、山梨県に出張することになった。

大月駅に到着すると、既に20数名のそれとわかる代理店の方々とウォータ
ーダイレクトの本部の方々の姿があった。大月駅はとてものどかな駅で、何と
なく温泉街の雰囲気が漂っている。

ほどなくして、迎えのバスが到着し、まずは富士山のふもとにあるウォーター
ダイレクト社の製造工場に向かった。途中、素晴らしい緑と美しい川が我々を
楽しませてくれたが、圧巻だったのが大迫力の富士山の雄姿だった。バスか
らの写真で申し訳ないが、その時の富士山がコレ・・・。

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やっぱり富士山は本当に美しい。山頂に積もった雪が湯気のように写っ
ていて、まるで生きているような気さえしてくる。富士山に元気をもらった。

それからほどなくして、ウォーターダイレクトの製造工場に到着した。工場も出
来たばかりの新しくキレイな設備で好感がもてた。一通り工場内を見学させて
頂いたが、消費者の方々の口に入るものだけに、安全性においてはとても厳
重なチェック体制がひかれていた。その工場がコレ。

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これだけキレイな森と空気のあるところだからこそ、自然のろ過機能が働いて
美味しい水が出来上がるのだろう。

その後、宿泊するホテルにて、代理店会議が開催された。現在全国で100社
ある取次店の内、31社が集まった。様々な目的で色々な業種の会社が集ま
っていたが、この会に集まった会社の目的は大体同じであろう。

新しい商材として、ビジネスの柱にしていく為だ。我々も、このような同じ目的
で集まった取次店の方々と話をすることで、少なからず刺激を受けることが出
来てとても良かったと思う。

まだまだこれからのビジネスだが、実際に水を作っている工場やメーカーの姿
勢などが理解できたことは、少なからず今後の活動に役立つことだろう。

明日は記念式典・・・そしてこれから宴会である。本音の話が飛び交う場となる
か?楽しみである。ただし、飲みすぎには注意したいところだ。

2007年04月15日

記念式典への参加②

                                     2007/04/15(日)

やっぱり私は晴れ男なのだろうか? イベント時には大抵予報が雨や台風で
あっても、当日は晴れている。偶然にしてもありがたいことだ。

昨日のブログのつづきで、現在富士山のふもとの山梨県に出張に来ている。
昨日は宴会後、夜中まで様々なところでウォータービジネスについての話や
今回の式典に集まった様々な会社のそれぞれのビジネスについて話し合い
が継続した。

結局、ホテルのベットに入ったのは夜中の2時過ぎだったが、空気や環境が
良いのでスコブル元気だ。町中にマイナスイオンがあふれている感じがする。

朝の7:40分に朝食をとり、9:00からウォーターダイレクトの株主の方々や代
理店の方々、そして我々取次店が集まり、式典が始まった。

私は、今日はのんびり株主の方々のお話などの式典を聞いていようと思って
いたら、会場に入った直後にウォーターダイレクトの担当部長さんと社長さんか
ら「 東京地区代表としてあとでスピーチをお願いします。 」と突然依頼されて
しまった・・・。

のんびり・・・とは甘くはないね・・・・。ほどなくして、株主の藤野さんや玉塚さん
の熱のこもった話のアトに、私もひとこと今後の販売に対して簡単にお話させて
頂いた。

株主の方々がどんなに立派でもお金を出してくれても、メーカーさんがどれだけ
良い製品を作ってくれても、商品が普及しなければ意味はない。私は取次店の
地区代表として、そのことを中心にお話させて頂いた。我々スカイオフィスの担
当はもちろん、この富士山のふもとで採れた本物のナチュラル・ミネラル・ウォー
ターをご自宅やオフィスに1件でも多くのお客様にお届けすることだ。

自宅やオフィスにウォーターサーバーが置いてあるのが、当たり前の時代となる
よう動いていきたい。我々も今回の式典に参加させて頂き大いに刺激になった。

明日からの営業にも力が入りそうだ。 ただし、力みすぎないようにしないとね。

コツコツと一つ一つ・・・そして何より、ねばちっこく取組んでいきたいと思います。


しかしメーカーのカリュウ部長・・・突然のスピーチ依頼はあまり多様なきように
お願い致しますね・・・でないとカリュウ部長の秘密、話しちゃいますよ・・ムフフ。

2007年04月16日

嬉しい1日

                                     2007/04/16(月)

生憎の雨だが、今日はとても嬉しいことがあった。それは、私が約7年前に企画
したビジネスモデル特許に興味を示してくれた方がいたからだ。

この企画はリアルとバーチャルを組み合わせ、世の中を楽しいものにするために
作ったものだ。きっかけは私がまだ東京で前職の営業部長をしていた時、法政
大学のエクステンションカレッジに自費で参加していた中で、偶然参加していた
セガの企画部長に・・・私はこういうゲームがあったら絶対に買うんですがね。と
話したのがきっかけとなって作られた。

その後、ビジネスモデル特許を出願し、当時のセガの親会社・・・CSKの大川会
長に企画を持ち込む事になった。

だが、中々思い通りにはいかないもので、大川会長に企画をプレゼンしに行く段
取りを取って頂いている最中に、大川会長がお亡くなりになった。本当にショック
だった。

その後・・・私は前職を退職し、現在のスカイオフィスを創業した。今年で創業6年
を向かえ、企画を考えてから7年が経過した。早いものだ。

その当時の法政大学エクステンションカレッジには、今思うと、とても豪華な顔ぶ
れが参加していた。マネックス証券の松本社長。オークションシステムで有名な
ビッダーズの南場社長。その他今ではとても有名な方々ばかりだ。

その企画を、私のとても大切な友人が、あるネットワークゲームの企画・製作会社
の社長さんに紹介してくれたことから、久しぶりに人に見てもらう機会ができた。

その会社に本日ご紹介しに行ったのだが・・・私はてっきり。

『 企画は面白いが実現するには相当なコストがかかり実現は難しいでしょう 』

という反応であろう・・・と想定していた。以前にも何度かメーカーでその様に言わ
れたことがあるからだ。

だが、この会社の社長さんは驚くべき反応を示してくれた。

『 出来ますよコレ。今までにも何度か近い物をプロデュースしたことがあります』

私は、諦めていた企画に火がともったと感じた。モチロン、まだまだ実現するには
いくつもの超えなければならない壁がある。だからこれで実現できると考えるのは
時期尚早ではあるが、自分の考えたものを認めてくれる人がいる・・・それもその
道のプロである方からの言葉であったので、自然と嬉しい気持ちが広がった。

最近は、本当に自分をサポートしてくれる方々や協力してくれる方々が増え、スカ
イオフィスにも新しい力になるメンバーが増えている。そういった方々や今頑張って
いるスタッフに心から感謝したい。

会社を運営したり、企画を立ち上げ成功させていくには決して1人の力では成しえ
ることはできない。今、こうやって社長として働くことが出来ているのも、今も頑張
ってくれているスカイオフィスのスタッフや周囲の支えてくれている人達のお陰で
ある。

            今日は本当に嬉しい1日となった。


今までも元気だが、明日からは更に元気100倍で目標に向かいたいと思う。

2007年04月17日

威力抜群、イメージの力

                                       2007/04/17(火)

皆さんは最近どんなことをイメージしていますか? イメージする能力とは地球
上で人間だけが行うことができる能力だと言われています。

そして、人間はイメージに向かって行動する生き物でもあります。だから、その
事を前提に考えると・・・良いイメージを描き続けることで実現可能性が高くなる。
ということになるのです。

例えば、カッコイイ車。これは偶然できたものではありません。キチンとデザイナ
ーのイメージの中から生み出され、修正に修正を加えて最終的に製造される訳
なのです。勝手に出来上がったものでも、偶然カッコイイ形になった訳ではない
のです。

普段・・・家で何気なく使用している食器や家具においても、全て人がイメージし
た形から現実のモノになったのです。

どうですか? イメージしたものが現実化していくということが少しお解り頂けた
でしょうか?

これはモチロンものづくりだけに利用されている訳ではありません。 

小説やアニメ、スポーツや建築、映画や絵画などのアートやビジネスなど、あら
ゆるものや企画に活かされています。

例えばスポーツ。 イメージトレーニングという言葉を聞いた事はありませんか?
サッカーやマラソン選手がたまに優勝した時やスパープレーを連発した時のイン
タビューなどで、私も何度か聞いたことがあります。

あのゴール前までのパス回しは、今日の試合の直前にイメージしていた通りの
ことができた。だからあそこで素晴らしいシュートを打つことができた。チームが
勝てて嬉しい。

25Km地点で抜け出すというレース前のイメージ通りに走ることが出来た。優勝
できて嬉しい。

・・・等がその時のコメントだ。

要するに、何事においてもイメージしないでいるより、イメージした方が良いに決
まっているということを私は言いたいのだ。せっかく人間だけが持っている唯一の
能力を使わないのはもったいない。それこそ宝の持ち腐れだ。(人間は持ってい
る能力の実に30%すら使っていないらしい。もっと持っている能力は使うべきだ。)

だから、ビジネスにおいても良いイメージを持つこと。今日の始まりをとても良い
イメージで始め、最高の1日をイメージしてみてはいかがだろうか?たとえイメー
ジ通りに行かなかったとしたって、別にお金が掛かる訳でもない。タダである。

だったら、イメージ通りに行く可能性が少しでもある限り、良いイメージを考えま
くった方が得である。 数打ちゃ当たる。 犬も歩けば棒に当たる・・だ。

私は本を読むのが好きだ。だから成功者の本も沢山読む。沢山読んでいると
ある時・・・不思議なことに気が付く。それは・・・

『 あれ?これって前読んだ本にも同じことが書いてあったよなぁ・・・ 』 

『 あれ?これも表現の仕方は違うけどあの本と同じことが書いてある 』

・・・という共通点だ。成功者の本には共通する同じ意味の教えが、何度となく
重なって出てくるのだ。

そして、成功者が口をそろえて同じことを言っていることの1つがこの・・・

                【  イメージの力  】

なのである。 超有名なサッカー選手も、超有名なマラソン選手も、超有名企
業のあの経営者も、経営の神様も、有名な歌手も、著名な作家も、画家も、み
んな口をそろえて、良いイメージを描くことの重要性を唱えている。

学ぶとは=まねぶ という語源から来ている。 あなたも成功したいと考えるな
ら、まずはイメージの力から真似てみてはいかがだろうか?

きっと強烈にイメージし続けたものの中から、1つ2つは現実のものになるだろう。

ただし・・・変なイメージばかりして逆に仕事の効率を低下させないように。

使用上の注意を良く読んで利用しよう。 妄想とイメージは似て非なるものなり。

2007年04月18日

今日、あなたは本気で働きましたか?

                                      2007/04/18(水)

本気で働いているか? この問いに対して果たしてどのくらいの人が『 YES 』
と即答できるだろうか?

前にも一度書いているが、凡人が手を抜いていたら上手くいくものも上手くいか
ないのが当たり前だ。ましてや、全力で取り組んでもいないのに、「自分には向
いていない」などと口にするのは100年早いと思う。

せめて、やるだけやって全力で取り組んだ結果の言葉なら甘んじて受けよう。
しかし、成果の出ていない99・9999%の人が、悲しいかな全力で仕事に取組
んですらいない。これでは成果が出ないのが当たり前である。

では、全力とはどんな様をあらわしているのか?私は、もうこれ以上できない・・・
という限界ギリギリの行動で1日が過ごせている状態が「全力」にあたると思って
いる。余力を十分残している状態を全力とは言わない。

では、例えば・・・の話だが、もしもあなたの仕事が車の販売の仕事だとして。
今月中に1台、車を販売できなかったらあなたの最も大切な人が死ぬ・・・という
ことになったらどうだろう?

余程の人でなしでない限り、何が何でも1台売ろうと必死になって、今できる最
大限の行動をとるに違いない。まさになりふり構わず売ろうとするだろう。そうい
う有様を「 必 死 」という。

必死・・・とは、達成できなければ必ず死ぬ・・・ということを意味する言葉だ。あな
たが1台売らなければ大切な人が必ず死ぬ。考えただけで時間を無駄にできな
い状況が目に浮かぶ。

では、そのような意識で必死に取り組んでいる場合と、今の日常の状態とを比較
した場合。あなたは本気で仕事をしていると言えますか?

本気で仕事をする・・・とは、そういう状態を指しているのだ。何となく頑張っている。
では、本気で仕事をしている状態とは言えない。

例に挙げた状況というのは、そうそうあるものではないが、その位の状況で取組む
事ができたなら、今あなたが取り組んでいる仕事において、必ず一定以上の成果
は期待できると私は思っている。

デキていない人が、更に手を抜いていたのでは、当たり前だが成果はでない。
世の中はそんなに甘くはデキていないのだ。

当社に4月から入社した新人君たちはどうだろう?果たして「 本 気 」で今あた
えられたミッションに対して動いているだろうか?

我々が考えているミッションとはすなわち結果だ。研修中という状態の中であって
も、その事に気が付いて動くメンバーがいることを期待している。

会社とは、学びに来るところでも、仕事をしに来るところでもない。お勉強だけがし
たいのなら、今すぐ学校に行くべきだ。会社は学校ではない。


     何度も言うが・・・会社とは『 結果を出しに来る場所 』である。


本気になったスタッフが1人でも存在している会社は、それだけで伸びる要素を内
包している。やがて、そのようなスタッフが集まり、固まって同じベクトルで行動し
始めた時、2×2は6にも9にもなるだろう。

1×1は1でしかない。組織で仕事をする意味とは、1人では成し得ないことが出来
るからだ。ただし、組織の場合であっても成し得る為の条件は・・・スタッフ1人1人
が本気で仕事ができる者であることだ。

本気とは真剣ということである。 私の好きな経営の神様もこうおっしゃっている。

【 失敗を恐れるよりも・・・真剣でないことを恐れたい 】  松下幸之助

人生は1度きり。本気で働く時期がないと、つまらない人生になってしまう。本気だ
からこそ、結果によって達成感も悔しい気持ちも浮き上がってくるに違いない。達成
感も悔しい気持ちもなくダラダラ過ごす人生だけは、まっぴら御免こうむりたいものだ。

2007年04月20日

『 成功も失敗も自分次第 』

                                    2007/04/19(木)

『 成功も失敗も自分次第 』 松下幸之助

「 不況のためだ 」「 あの人のせいだ 」 人はともすると失敗の原因を他に
求めがちである。しかしそれでは、いつまでたっても失敗が改善につながらず
新たな発展は見込めない。すべて原因は我にあり。反省すべきは謙虚に反省
する生き方こそが、日に新たな進歩発展をもたらしてくれる。

物事が上手く行く人と行かない人の違いは何か?と考えた時に、私はこの言
葉を思い出す。誰かのせいにするのはとても楽だし簡単だ。しかし、本当にそ
うだろうか?大抵の場合、その人自身に改善すべき原因が隠れている。

人を無理やり変えるのは至難の業だ。しかし、自分を変えることは不可能では
ない。自分を変えることで、人を変える・・・どちらかと言うとこっちの方が私は
近道のような気がする。

人間だからついつい、愚痴をこぼしてしまうこともあるかも知れない。でも、その
アトに、必ず自分も反省するクセを持とう、改善すべき点を見つけることができ
れば、その人はそれを改善することで充分進化していくことができる。


以前社内で・・・こんな愚痴を聞いた事がある。


『 自分たちには物凄く厳しい時間管理をして一生懸命仕事をさせられている
 
  のにマネージャーは仕事中に何度も休憩に行っている。これでは私はやる
  
  気にならない・・・。 』

(※現在在籍しているマネージャーではありません。念の為断っておきます。)


この発言の中には、注意すべきとても重要な言葉がいくつか含まれている。


まず、第①に・・・

1行目の最後「 させられている 」という言葉だ。彼はマネージャーの為に働い
ているのだろうか?仕事を「 やらされている 」と考えている時点で彼には大き
な問題が存在している。仕事は「 やらされ 」になるとどういう訳か途端に低迷
してしまう。仕事はマズは自分の成長の為に取組むべきものだと私は思う。


第②に・・・

マネージャーの行動を不公平と感じている点。私が同じ立場で、どうしても気に
なる、もしくは許せない。と感じたとしたら、そのマネージャーを実績をもって追
い抜いてやる、と考えるところだ。この場合ただ単に、自分の成果が出ない原因
をその人のせいにしているとしか思えない。さっさと結果を出して、その人よりも
成果を出し、同じマネージャーになった時に同じ事をしなければいい。


第③に・・・

誰かの言動をみてやる気をなくす・・・実はこれほど馬鹿らしいものはない。その
人の影響を受けて勝手にやる気を無くし、成果も上がらず、給料も低下する。そ
の人本人に何の得があるのだろうか?やる気も低下させられた上、実績も給料
も下げられて本当に満足なのだろうか?私はそれだけは絶対に嫌だ。こういう
場合は、「 人 」は「 人 」、「 自分 」は「 自分 」と言い聞かせるようにして
いる。 マイナスな人に自分を合わせること以上に不合理なことはない。マイナス
面に引きずられないように自分をしっかり持つことが大切である。

この時の愚痴をひと表すとすると・・・

『 自分の結果が出ないのは、あのマネージャーのせいだ 』と聞こえて来る。

自分を変えられるのは自分だけだ。そして結果を出せるのも自分の行動によ
るものである。で、あれば、人の行動を気にし過ぎる癖・・・これを治さないこと
には、この人が成長することはできない。この原因に気がつくことが重要であ
る。隣の芝生がどれだけ良く見えても、自分の芝生に手を加えなければ、結
局は自分の芝生が良くなることは永遠にない。

毎度感じることではあるが、松下幸之助氏の言葉には実に重みがあって我々
に日々起きている問題に対して光を灯してくれる。感謝である。

成功も失敗も『 人 』次第・・・では無く、『 自分 』次第なんだよね・・ホント。


2007年04月21日

ベンチャーで働く意味

                                     2007/04/20(金)


当社のような規模の小さくて、社歴もスタッフも若い会社やベンチャー企業で
働くことの意味とは何だろうか?

普通に考えると給料も休日も勤務時間も安定している大企業や公務員の方
が言い方は悪いが「 ラク 」そうである。

ある雑誌で、六本木ヒルズに入居しているベンチャー企業の実態。とかいうタ
イトルの記事が載っていたが、あるベンチャー企業で働く人達の愚痴?を
インタビューした内容の記事には、要約するとこんなことが書いてあった・・・。

安い給料で長時間働かされて休日も返上している時も多々あり、福利厚生も
薄い、全然給料も上がらない。正直こんなはずでは無かった・・・などという事
が書いてあり、私は思わず笑ってしまった。

以前のブログで人生は選択の連続で決まる・・・という内容のことを書いたが、
会社は強制的にスタッフを収容所のごとく働かせている訳ではない。その人が
その会社を自分で選んだからこそ・・・実際にそこで働くことがデキているのだ。

もう少し解りやすく言うと、ベンチャー企業という「 可能性 」に賭けてリスクを
承知の上で、自分の急激な成長や若くして高額な報酬、ポジションを得ようと
思って入社して来ているハズだ。

もし、そうじゃない・・・という人は、間違った選択をしているので、サッサとその
会社を辞めた方がいい。理由は、ベンチャー企業とはそもそもそういう人が入
社するところだからだ。

キッチリ定時に終了して、与えられたことだけをやり、休日も完璧にとりたい。
という人は、絶対に公務員になるべきだ。(最近では公務員も良く選ばないと
成果に連動した評価を採り入れているところもあるので確認は必要だが。)

もちろん、ごくわずかだが公務員の中にも自分で考え、行動し、成果を叩き
出している人もいるが、公務員の評価体制自体がそういう人用には出来て
いないので、いくら頑張っても評価されない場合が多い。だから結局そういう
デキル人材から順番に民間の実績評価が得られる会社に出て行ってしまう
のが現状だ。

証拠に、市役所などで20代で部長級に昇進している人は果たしているだろ
うか? 20代で年収1000万円を超えている人はいるだろうか? 私は公務
員で、そのような人がいるとは未だに聞いたことがない。

部長と言うと、50代か60代が普通である。年収も公務員の若い人の年収は
頑張っている人であっても大して上がっていない。ベンチャーでは【 デキル
人に成長すれば 】1000万円超など当たり前のレベルである・・・現にわたし
程度であっても公開企業で実際にはそれが出来ていたから間違いない。

今、国会では天下りが問題になっているが、役人=公務員も同じで、デキル
人から早々に売れていく(=民間企業に引っ張られる)。だから、最後の方
まで残っている人達(公務員という特権にしがみついている人達)は年齢を
追うごとに民間でも雇ってくれるところが無くなっていく。(高給で使えない人
を雇いたいと考える企業は少ないから当たり前だが・・・) だから、自分たち
で天下り先を確保しておかないと、最終的に自分たちを雇ってくれるところが
無くなってしまうのである。 今の国会を見ていると「 彼らは必至に高いお金
で雇ってくれる企業を確保したいんだなぁ 」・・・と、あきれてしまう。

結論を言うと・・・ベンチャー企業で働く意味とは、若くして大きく成長すること
ができることだ。なぜ?できるか?と問われれば・・・ベンチャー企業や若い
会社には、大企業や公務員が普段働いている場所に・・・


        【 当たり前にあるべきモノ 】が無いからだ。


例えば【 人 】。私が公開企業に勤めていた頃は、必要なセクションは全て
揃っていて、何か必要があれば必要なセクションから連絡が自動的に来たり
こちらから問い合わせれば、必要なセクションが丁寧に応対してくれていた。

例えば、引越しやら入社の手続きなどが発生すると、庶務課や総務部などが
必要な書類や手続きを速やかに行ってくれてとても便利だったが、ベンチャー
ではそうはいかない。

人が不足している為、社員にそのような変化や変更手続きが必要になると、
担当の人間1人に対して通常業務にプラスし、いくつもの手続きをこなすこと
になる。従って担当者本人はその手続きが増えた分、仕事が増え、結果・・
帰りが遅くなったり、期限に間に合わなければ休日にまで会社に出てきて
処理したりしなければならない。

    正直、ベンチャーの現状はその繰り返しの毎日だと言える。

そういう事実だけをとらえると、冒頭に紹介した雑誌記事もあながち嘘ではな
いのかもしれない。

だが、何度も言うが・・・ベンチャー企業とはそもそもそういうところなのだ。

無いものだらけだからこそ、何人分もの役割をたった1人でこなさなければな
らないのだ。 実はそこにこそ【 若くして成長できる理由が存在している 】

昔の人は実に現実に則した言葉を残しているものだ・・・。


    『 若いうちは苦労というモノを、お金を払ってでもしなさい 』 


これは自分の観てきた実体験から、真実であると断言できる。核家族化が進
んで、このような大切な教えを話してくれる家庭も無くなった・・残念だ・・・。

もう察しはついたと思うが・・・大企業や公務員なら専門のセクションがあり、複
数の専門担当者がそれぞれ処理してくれる仕事を、たった1人で処理していれ
ば・・・そりゃあ、成長するってもんでしょう。そして、帰りも遅くなるのが当たり前
だ。そこを・・・都合よく・・・早く成長もしたいが、早く家にも帰りたいし、休日はゆ
っくりと遊んでいたい・・・なんて、人生そんなに都合よくは出来ていない。

物理的にみて成長に必要な時間というものは、どうしても相応にかかるものだ。
近道はない。

これも以前のブログで紹介したが・・・『 何かを得ようと思ったら、何かを捨てな
ければならない 』これは、自分を急成長させるには覚悟が必要だと言っている
ようなものだ。

その覚悟が無い人が、雑誌で・・・「 入ってみたらこんなハズでは無かった 」
なんて・・・ついつい言ってしまうのだろう。

ベンチャーでは、働いた時間では評価されない。全て実績評価だ。だから・・・
どんなに頑張って働いても、結果が出なければ昇進も、給料UPも望めない。

従って【結果を出す為にどうしたら良いか?】を自然と考える様になるのである。

人間の成長とは、体を動かし(=行動し)、自分で工夫する(=考える)ことで
初めて得られるものだ。いくら頭で考えていたって行動しなければ、そこからは
何も生まれない。

将来、素敵な家に住み、経済的に何ら不自由なく生活でき、家族や両親にも
楽しい潤いのある生活をしたい・・・と願っても、成長への努力を怠っている人
には、永遠にそのような目標に到達することはない。

ベンチャーとは、若いうちに高い目標を叶えたい人にとっては、とても良い環境
が整っていると言えるが、のんびり、競争もしたくないし、普通に生活できれば
私は充分です・・・と言う人には向いていないし、厳しい環境でしかない。

何を選択するのかは、あなた自身が決めることだ。会社が決めることではない。

冒頭のインタビューで・・・

安い給料で長時間働かされて休日も返上している時も多々あり、福利厚生も
薄い、全然給料も上がらない。正直こんなはずでは無かった。

・・・と、話している人は、長時間働けば給料が上がると信じているのだろうし、
そもそもベンチャーに福利厚生を求めるのは筋違いである。結果を出せていな
い状態では給料は上がらないのが当たり前だ。

だから、どうして結果が出ないのか?を考えるところに成長があるのだが・・・

いやはや、よもや当社のスタッフたちは、この辺りはモチロン理解していると
信じたいものだが・・・。

ま・・・まさかっっっ? 

このインタビューに答えている人って・・・ウチのスタッフじゃあ無いだろうね?

考えただけで恐ろしい・・・というか本当にそうだったら言葉も無いが・・・今度
恐る恐る聞いてみることにしよう。

あ・・・ウチ六本木ヒルズじゃないから違うに決まってるか・・・良し良し。

2007年04月23日

働く環境

                                    2007/04/21(土)


信頼が無ければ任せられない会社の経理担当には、代々とても有能な女性が
運良く着任してくれている。

しかしながら、昨年の7月まで担当してくれていたスタッフは現在「 産 休 」に
て休職中である。そして、そのアト新たに着任した現在の担当者は、あまりの忙
しさからか最近体調を大きく崩してしまっている。

責任感の強い担当者だけに、仕事を充分に行えない状態であることと、責任を
果たせないでいることに対してとても苦しんでいる。もちろん、仕事に穴が空く事
も事実発生してはいるが、そういう時こそ組織で運営している意味があるので
ある。

誰かが困っている時は他のメンバーでカバーできるからこそ、組織で運営する
意味があるのであって、本人には今は兎に角自分の体を最優先して回復でき
るようにして欲しいと願う。


     いい仕事は、体調が万全で無いとなかなか出来ないのだ。


当社も、新卒の女性営業が2名加わり、少しずつではあるが女性スタッフの比
率が増えてきた。特に女性営業のリーダー格である正岡は、入社時と比較する
と精神的にもとても強くなった。こういうメンバーが結果を出し始めると、女性営
業スタッフの存在感は急上昇することになるだろう・・・楽しみである。

当社の福利厚生などは、正直・・・以前私が勤めていた公開会社と比べると、全
然整っていないのが現状だ。しかし、無い無いながらも・・・女性スタッフが結婚
し、子供を生んでも、本人が復帰を望むなら、また働くことができる環境には、最
低限していきたいと思う。

現在当社の福利厚生と言えるものは、社会保険や雇用・労働保険はともかく 
(完備しているのが普通 )として、お昼のお弁当代の補助程度しかない。経営
者として、段々とこういった面の向上も図って行きたいところだ。

近い将来・・・女性営業チームが大きな営業成績を達成し、女性ならではの福利
厚生メニューの充実を求めて来たりしたら、おもしろい会社になるかも知れない・。


男性陣が負けたらば、大層おもしろい打ち上げが見れそうだ・・・楽しみ楽しみ。

※ついに自宅PCに続き・・・オフィスの仕事用PCまでもがクラッシュ。現在、代替
 PCにて何とか早期の復旧を試みています。ブログの更新が数日遅れてしまい
 ました。なるべく早い内に通常のペースに戻して行きたいと思います・・・。

 はぁ・・・しかしこんなに立て続けに壊れるなんて・・・呪いだ・・これは呪いに違い
 ない・・・この間おみやげで頂いた信玄もちを余分に一個食べた呪いに違いない。

 お祓いに行かなければ・・・大破したPC達よ・・・済まん・・・もちのせいで・・・。

(注)・・・よい子の皆さんは、私のように他人?の責任にしないよう注意しましょう。

ディズニーの話【 ① 】

                                     2007/04/22(日)

スカイオフィスの社長室には、ささやかだが2枚の絵が飾ってある。1つは笹倉
鉄平さんの湖畔のヨットハーバーの絵。もう1つはヒロ・ヤマガタ氏のディズニー
アットナイトというタイトルの絵だ。

どちらもとても素敵な絵で・・・観ているとそれだけで、とても心が休まる。当社
を訪れたお客様にも、少なからず歓迎の意を感じて頂いているのではと勝手に
思っている。

ディズニーと言えば、お客様をおもてなしする数々の伝説や逸話が存在するが
私が特に印象的で強く記憶に残っているのは、次の3つである。

①『 ようこそ、の話 』 ②『 夢の国、の話 』 ③『 搭乗制限の話 』

どれも実はあらゆる会社で採り入れることができる考え方であり、本当に見習う
べき精神である。

今日は、その中で①を簡単にご紹介しようと思う。あまりにも有名な話なので、
知っている方も多いと思うが、知っていても出来ていない場合が多いので、知っ
ている方は再確認して頂ければ幸いである。

通常、お店に入ると・・・どうでしょう?殆どのお店や施設では「いらっしゃいませ」
と言うのが当たり前だ。お客様がいらっしゃる・・・いらっしゃってくださる。からそう
言うのだが、ディズニーランドは違う。なぜ?違うのか?それはランドだからだ。

ディズニーランドは、世界有数のテーマパークだ。テーマパークとは読んで字の
通り、テーマ(主題)が決まっているパーク(遊園地)である。

ディズニーランドのテーマは『 ファンタジー 』である。 要するに『 夢の国 』だ。
だから、完全に夢の国を演出している。 全国の遊園地がドンドン閉園となる中、
ディズニーランドだけが1人勝ちしている最も大きな理由は、このテーマをとにかく
徹底して貫く姿勢があるからだと私は思う。

だから、入園するとディズニーでは「 いらっしゃいませ。 」とは絶対に言わない。
夢の国だからこそ『 ようこそ 』なのだ。たったこれだけの違いが、大きな完成度
の違いとなり、業績に大きく影響を与えている。どれだけ細部に渡って、その施設
のテーマを貫けるか?がともかく重要なのだ。

夢の国に来た来園者達は、ディズニーランドが描くファンタジーの世界を体感して
もらう為にとても懸命だ。しかも、園内で働く人達のことも「従業員」とは言わない。
夢を演じる「 キャスト(出演者) 」と呼び、園に訪れる来場者のことを「 ゲスト(
共演者) 」と読んでいる。

要するに、その施設のテーマを本当に細かなディテールにまでこだわって運営し
ているところに、リピーター率90%以上を誇るディズニーの凄さがあるのだ。

こういった事は、他の施設はもとより一般の企業でも活用することができる。

それは、その会社のテーマは何か?というところから始まり、それぞれの会社
においてこだわれる所を増やしていくことだ。

当社も、クレド(信条)にそった行動を訴えてはいるものの、細部に渡って出来
ている状態では全くない。少ない人数のウチに早く出来るようにしたい。

ディズニーについては学ぶところが多いので②・③についても、また次回以降
に機会をみて簡単にご紹介してみようと思う・・・。


しかし、ディズニーランド・・・いや、ディズニー・シーのあのタワー!! あれは
あまりの恐怖に、本物の夢の国に逝ってしまうところだった・・・私はビッグサン
ダーマウンテンが許容量の限界の身ゆえ、恐ろしい乗り物は苦手だ。

私・・荷物・・・持ってますよ・・・どうぞどうぞ・・・とは中々いかないものだ・・・。

新人研修・最終回

                                     2007/04/23(月)


私が講師として開催する新入社員研修は本日が最終回だった。私が担当する
パートは、主に『 目標設定 』になるが、ここが明確であればある程・・・この先
彼等・彼女等が窮地に追いやられた時の地力が備わると思っている。

現在の若者の多くが大学を卒業しても自分の将来の目標を明確にできていない
人が殆どだ。 だから、長期の・・・将来の目標を持つことができず、少し辛いこと
や困ったことが続くと・・・簡単に心が折れてしまい、間違った転職を繰り返す人
も多い。

間違った転職とは、現状からの逃避を意味する。厳しい部分から毎度毎度逃げ
ていても、困ったことや厳しいことは・・・『 生きていれば必ず起こりうる問題 』
である。問題の全く起こらない世界に行きたければ死ぬしかない。生きている間
は問題は発生するものだ。

だから、問題が発生しても上手に『 解決 』できる手法や精神的な強さを鍛える
ことで、ひと回りもふた回りも強く成長することができるのだと私は考えている。

私も・・・過去の痛い営業マン時代のクレームや、あまり思い出したくない出来事
の方が、振り返ると学びが大きいことに気付いた。その時、もしもその問題から逃
げていたとしたら、絶対に得ることの無かった貴重な体験ばかりだ。

私は、今日の研修の中で・・・そういった問題や苦境に合ったとしても・・・

       

         【 それでもコレだけは絶対に諦めたくない 】                                       

                                               

・・・という目標を明確にもつことで、最終的に逃げない自分を作り出せるのだ、と
いう事を伝えたかった。是非とも、今日の研修をきっかけに強烈な目標を各自が
持てるようになって頂きたいものだ。


1年後・・・本日彼らの設定した夢が変化することがあっても構わないが、今日より
確実に明確なものになっていなければならない。楽しみ楽しみ。

2007年04月24日

デキル人ってどんな人?

                                     2007/04/24(火)

昨日の新人研修最終回にて、デキル人ってどんな人だろう?という問いかけ
をし、私が普段「 この人デキルな 」と思う点を紹介した。

紹介しようと考えて・・・意外にチョッとした点に、「 デキル人 」だと感じてい
ることに私自身あらためて気が付いた。

デキル人を計る指標などないし、深く付き合えば色々な点が見えてくるから
「デキル」と感じる点も色々と出てくるだろうが、最近ふとしたところでよく感じ
るのが・・・『 気が付く人 』 に対して、「 デキル 」人だな・・・と感じるよう
になった。

 この『 気が付く 』『 気が付かない 』というのは、思いのほか重要だ。

例えば、社内に汚れた所を発見しても気が付かない人ばかりの会社は、やっ
ぱりどこか整頓されていない。廊下の電気が切れ掛かっていても直す人がい
ない。などなど・・・気が付いた人が即行動できる姿勢ができている会社は、
やはりそれだけでレベルが高い会社=レベルの高いスタッフが揃ってると言
える。会社はスタッフの集まりであるから、レベルの高いスタッフが増えれば
自ずとレベルの高い会社ということになる。

1人が気が付かなくても、他の誰かが気が付いた時に、直ぐに行動できるか
どうかが大切なところだ。複数の目が常に行き届いているオフィスは、ドンドン
勝手にキレイになっていく。


ある経営コンサルがこんな事を言っていた・・・。

ダメな会社は、他の人がやっている事に対して【 無関心 】な状態が蔓延し
常態化している会社に良く観られる。

つまり、オフィスにごみが落ちていても、誰も無関心。 缶ジュースのごみ箱が
汚れていても、倉庫が雑然としていても、無関心な常態。これを人の体に例え
るととても解り易いと思う。

体の中に汚れが溜まっても、浄化しない。倉庫内(腸内)が雑然としていても
どの細胞も良くしようと働きかけない。目(窓)が汚れていても、涙腺が機能し
ない・・・としたら・・・どうかな?恐らく病気になるのではないだろうか?

そう考えると会社も、社内にいる人の神経がどの程度機能しているか?によ
って、良い会社とダメな会社に分かれて行くのかもしれない。

会社ではないが、毎年若い女性に大人気の、クリスマスイブに泊まりたいホ
テルNo1のホテル。パークハイアット東京のエレベーターに乗ったことがある
だろうか?

ある日、このホテルの41Fにあるレストランで食事をとることになったので、ホ
テルのエレベーターで簡単な実験をしてみた事がある。ここのホテルのエレベ
ーターは3基あり、どれもエレベーター内は鏡面仕上げで、まるで鏡のように
内部はピッカピカに磨いてある。 その内の1基に乗り、そのキレイな鏡面の
ドアの上の方に、私の指紋をチョコンとつけて上に上がった。

数時間後、食事を終えて・・・先程乗ったのと同じエレベーターにて下に降りる
ことにした。するとビックリ、驚いたことに数時間前にかなり高い位置に付けて
おいた私の指紋アトが見事に消えていた・・・正直驚いた。

アトになって聞いてみたら、スタッフが乗り降りする際、全員がポケットにダス
ターを忍ばせており、気が付いた人がサッと拭いているそうだ・・・。

No1になるホテルには、スタッフの神経の行き届いた最高のサービスがある。
きめ細かいサービスは、このホテルのレベルの高さを表していると痛感した実
験だった。

会社や組織のレベルの高さは、そこで働いている人のレベルの高さであること
がこれで理解できる。

先日当社を訪れたベンチャー企業のスタッフの人達は、きめ細かい気遣いが
随所に感じられ、若くてもレベルの高い人達は存在しているのだと再認識する
ことができた。

当社のスタッフはどうだろうか? 自分達のことで皆手一杯という感じが随所に
観られるが、是非、若くてもデキル人を目指して頂きたいと心から願っている。

経営者は、意外と細かいところを観ているものだ・・・。

そう思うと・・・私も他の経営者や取引先の方々とお会いする時は心してかから
なくてはと思えてくる。もしかしたら自分に一番言えることかもしれない。

よし早速私からやることにしよう!! 頑張れ、俺!! いくぞ、俺!!おー!!

2007年04月26日

ディズニーの話【 ② 】

                                        2007/04/25(水)
                                           

デイズニーに関する逸話は本当にたくさんある。 3日前のブログで、1つご紹介
させて頂いたが、今回は2つ目の『 夢の国 』をご紹介したい。(タイトルは私が
勝手につけさせて頂いております。)

ディズニーランドに行った事のある人は、必ず目にする光景だと思うが、白い服
を着た清掃スタッフがチラホラ点在し、道に落ちているゴミを片っ端から塵取りの
中に入れているのを見た事があると思う。

あれだけの来場者が毎日毎日いて、しかも路上の店舗やワゴンにて様々な食
べ物や飲み物を販売しているにも関わらず、ディズニーランドには目立ったゴミ
は落ちていない。

白い服を着た彼らもまた、ディズニーランドの「ファンタジー」というテーマに沿っ
て園内の演出をしている、重要な役割を担ったキャストなのである。

彼ら1人1人には使命がある。それは・・・

 『 夢の国 』にゴミが落ちていてはいけない。 夢を壊してはいけない。

・・・という使命だ。ディズニーランドでいつも気持ちよく遊んで帰れるのは、彼
らの働きがあってこそだと思う。ちなみに、ディズニーランドの園内がゴミで溢
れているところを想像できるだろうか?それは、ディズニーランドの運営サイド
としてはあってはいけないことである。

ちなみに、夢の国・・・であることを感じる為には、夢から覚めてもらってはいけ
ない。だからディズニーランドのトイレやレストルームには、鏡が設置されてい
ないというのはご存知だろうか?園内に来た人が、1番・・・現実に戻る瞬間が
多いのは用をたしたアト、手を洗い、ふと見上げた自分の顔を見て現実を思い
出す人が多いという。 だから、ディズニーランドの園内のトイレには鏡が設置
されていない。さり気なくも極め細かな演出である。

それから、こんな話も聞いたことがある。新しく清掃員のキャスト(スタッフ)とし
てディズニーで働くことになったスタッフに園内のトイレ清掃を教える時の事だ
が・・・。

教える指導員は便器を前にして、このように言って清掃を行っているそうだ。

『 園内には小さなお子さんもいらっしゃいます。ですから清掃する時はいつも』 

『小さなお子さんがこの便器をペロッと舐めても大丈夫な位に綺麗にして下さい。』


どうでしょう? 想像しただけでもそんな事があったら大変な光景です。

そのような事をイメージしながら清掃することで、実際に清掃を担当するキャストが
どのように清掃するでしょうか?・・・目に浮かびますね。

このように清掃ひとつとっても、ディズニーランドでは『 テーマ 』を大切にして全員
が行動できている・・・という姿勢が感じ取れると思います。

企業を運営するのも、「ランド」を運営するのも、そこで働いているスタッフがどれだ
け1つの「テーマ」を感じ取って日々働くことができるのか?が重要だと教えてくれ
ています。

まだまだ、ディズニーランドからは本当にたくさん教えて頂くことが多いのですが、
キリが無いので、次回の『 搭乗制限の話 』までで、とりあえずはストップしてお
こうと思います。

やっぱり結果が出ている所には、必ずそれ相応の理由が隠れているものですね。


ところで、ディズニーランド内に売っているチュロス・・・本当に美味しいですよね。
私は入園すると必ず直ぐにチュロスを4本食べます。売っている人もまさか1人分
とは思ってないでしょうね。 そのまさか?ですよ。店員さん・・・いやキャストか。

ディズニーの話【 ③ 】

                                     2007/04/26(木)
                                           

いよいよディズニーの話シリーズは今日の③で最後となるが、私は今回の
『 搭乗制限の話 』が、脅威のリピート率を誇るディズニーランドにおいて・・・
1度来たお客さん・・・いやゲストの皆さんを釘づけにし、何度もリピートしたい
また来たい・・・という思いにさせる最大の原因をつくっている点だと思う。

今の季節はまだ良いが、学校が夏休みに入る7月下旬からのシーズンは、
アトラクション1つ乗るにも、炎天下の中で長蛇の列となる為、平気で2時間
待ちのプラカードが最後尾にあちらこちらで掲げられる。

そんな中、ある若い夫婦とまだ2歳くらいの小さな娘さんがビッグサンダー
マウンテンというアメリカ西部開拓時代の炭鉱をイメージしたジェットコース
ターの列の最後尾に並んだ。

炎天下に1時間ほど並び、ようやくアトラクションの建物の前まで来たとき、
建物の入り口付近に、子供をイメージした立て看板が立ててあり、そこには
アトラクションを安全に楽しんでもらう為、110cm未満のお子様の搭乗は
お断りする旨のいわゆる「 搭乗制限 」の表記が記されていた。

その入り口を、若い夫婦と小さな娘さんが通過しようとした時、ディズニーの
スタッフに入場を止められた。

『 あ~、チョッとお子さんの背が届かないですね・・・。 アトちょっと何ですが

  規定で搭乗は出来ない事になっていますので・・・ 』

若い夫婦と、小さな娘さんは、炎天下の中1時間以上も列に並んだのに、
アトラクションに乗れなかったことにとても残念がっていましたが、安全を守
るための規則であれば仕方がない・・・と諦めて列を離れようとしました。

するとその時・・・その入り口を担当していたキャスト(スタッフ)の1人が・・・

『 お譲ちゃん、チョッとココで待っていてくれる? 』 と、言うと近くの小屋に
走っていき、スタッフしか入れない扉の中に入って行きました。

若い夫婦達は、言われた通り待っていると、直ぐにそのキャストが戻ってきて
2歳の娘さんの目の高さに腰を落とし・・・

『 お譲ちゃん、今日は長い時間せっかく並んでもらったのにアトラクションに

  乗せてあげられなくてゴメンネ。でも、あとチョッと背が伸びたら、この紙

  を持ってもう一度ココに来てくれるかな? そうしたら、今度はあそこの別

  の入り口から並ばずに乗ることが出来るから・・・ 』

・・・そう言って、一枚の小さな紙を手渡しました。

若い夫婦とその小さな娘さんは、とても喜んで、娘の背があと少し伸びたら
またココに来ようね!!・・・と、約束したそうです。

結果的には、規約通りアトラクションには乗れなかったのですが、良くある遊
園地では、ただ単に『 規定上入場はできません。 』という一言で終わって
しまうところでしょう。

入場できなかった夫婦の残念そうな姿をみたキャストの『 夢の国 』という
テーマにそった柔軟な行動こそが、多くの訪れた人に『 また来たい 』と強
く思わせてくれるのでしょう。

こりゃ、リピート率90%を超えていく訳ですな・・・。


もう直ぐ始まるゴールデンウィークにも、きっと心が温かくなる演出をディズニー
のキャスト達が演じてくれることでしょう。


会社運営においても、この「 演 出 」というのは、とても大切なエッセンスです。
当社のスタッフにも、時にはサプライズな演出で楽しませてあげたいですね。

ディズニーと言えば・・・

かぶりものかぁ・・・何かぶろっかな?全身ボーリング男は不評だったしな・・・。
あれ、兎に角動きづらいんだよね。  

次は・・・乞うご期待!!

2007年04月27日

ヤルコトヤッタラ遊びにイコウ!!

                                      2007/04/27(金)


                                   
今日はとにかく嬉しい1日だ!! 2007年度に入って最初の月である4月は・・・
各営業部のスタッフ達にとっても、決して楽では無かったはずだ。

4月の最終稼働日である今日、27日(金)の朝の営業会議の時点では、今月の
目標数値に到達するのは厳しい状況であったと言える・・・しかし夜の9時近くに
はなったが、マネージャーからの報告はとても嬉しい「 達成報告 」だった。

予算とか目標は、100%達成しなければ、まったく意味がないと私は思う。

たとえ・・・1円足りなくても、達成率が99.999%であったとしても、未達成であ
っては何の意味もない。目標は達成にこだわるから面白いのだ。

今までの当社のマネージャーの最も不足していた所はこの、『 達成 』に対する
【 コダワリ 】だ。 達成にとことんコダワリ・・・本気で達成に向けて努力すると、
もし、達成できなかった時・・・心から悔しいと感じるハズだ。それを感じないとい
う場合には、あなたはまだ本気で仕事をしていないということだ。

人生の70%以上の時間を仕事が占める殆どの社会人にとっては、仕事を本気で
していない・・・というのは、言い換えれば「 人生を本気で生きていない 」と言い
換えることができる。

よく・・・生死を彷徨うような重い病気や事故から、奇跡的に命をひろった人などが
その事件以降、人が変わったように人生を大切に、そして真剣に生きるようになる
というが、命の大切さや、人生の終わりを少しでも意識した人にとって、無駄にして
良い時間など無い。

若いと特に、時間は無限にあるように感じられるが、実は30歳を超えると恐ろしい
ほど1年が短く感じられる。私など、あっという間に36になってしまった気がする。

特に30を超えてからの5年は早かった。「アッ」という間に36になった。

だから私が引退しようと考えている55歳までは残り20年、このアッという間の5年
が、あとたったの4回・・・アッ・アッ・アッ・アッ で終了してしまうというわけだ。いや
はや、そう考えると人生は本当に短い。

だが、若い時はそんなことは目に入らない。だから結局、30歳を超えてこないと気
がつけないのだ。これは仕方の無いことかも知れないが、だからこそ、早く気がつ
いた人は幸運だ。私も戻れるなら10歳位から人生の短さを実感したかったが、それ
は無茶な話だ。

しかし、今日は最終日まで当社のスタッフ達は目標へのコダワリを見せてくれた。
そう考えると心から嬉しい。2つある営業部の両方のマネージャーが自ら契約を獲得
して来ていたのも、今後が楽しみだ。

彼らが来月以降も目標にコダワレル、真のリーダーとしてチームの運営が出来るよう
なら、この1年間で大きく成長することができる。本気で仕事をしだしたら、人生はと
ことん面白くなる。

そして、スカイオフィスならではの、ヤルコトやったら遊びにイコウ!!を実践して頂き
たいと願っている。スカイオフィスでは、1ヶ月間の目標をサッサと達成してしまえば、
残った日数をどう使っても良いのだ。だから、半分の15日で予算をやりきれば、残り
の15日間をみんなで心置きなくバカンスに出掛けられる。(この場合は特別休暇扱い
となり有給休暇の日数も1日たりと減ることはない。)

ヤルコトやって、思いっきり達成感を味わったメンバーで行くバカンスほど面白いもの
はない。今回は最終日だったから、帰りに打ち上げ=達成会費用しか会社からは支
給されていないが、ドンドン高い目標にチャレンジして、社長に交渉したらいい。きっと
社長さんも快くバカンス費用を出してくれるに違いない。

今日は皆・・・楽しい打ち上げになっていることだろう。 スカイオフィスの皆さん、よく
頑張りました。明日からの連休も楽しく過ごして頂きたいと思います。


【 頑張ったら、遊ぶ。】 【 そしてまた頑張る。】 この善循環を手に入れて欲しい。


仕事が楽しくならないと、休日も楽しくない。 ならば、ヤルコトやって遊ぶしかないな。

                                                   
                                                   
                                                    


前に、あるチームがバカンスでグアムに行ったが、私は連れてってくれなかったな(涙)

おのれ・・・次回は内緒でついていってやることにしよう。 ジャンボさん、あと宜しく~。

2007年04月28日

勝ち組の行動パターン

                                    2007/04/28(土)


                                            
今日からゴールデン・ウィーク突入である。 皆さんはどんな計画を建ててい
らっしゃるだろうか? 長いところだと9連休という会社もあるが、当社はあえ
て長い連休を避けて年間の休日を設定している。

理由は、ボケる・・・からだ。 それに長い休暇をとりたければ、自分の力でも
ぎとってこそ、実力主義の会社だと考えている。だから、今のところ当社の休
日は暦通りとなっている。

だが、今日はゴールデン・ウィークの初日であるにも関わらず、当社のスタッフ
はほとんどのメンバーがオフィスに出社していたようだ。私は休日も運営してい
るアパレル店舗の方に顔を出していた為、池袋のオフィスには出社していない。

彼らは昨日、ギリギリではあったが2つある営業チームの2つともが、チーム
の予算を達成している。 いつもなら絶対にOFFのはずなのだが、達成すると
仕事に対する意識も変わるのだろうか?

私は、何度もブログ内で同じことを書いているが、長時間働くのが美徳だとは
決して思っていない。モチロン休日を減らして仕事をする事が素敵な事だとも思
わない。だが、「 自分の人生を楽しいモノにしたいのなら、仕事を楽しくするし
かない。 」とは思っている。

では、営業会社や実力主義の会社において、仕事を楽しくするにはどうしたら
良いのだろうか? 答えは簡単だ・・・【 結果を出すことである 】

結果を出すことができれば、仕事は自ずと楽しくなる。 理由は、結果を出して
認められている人で、会社を辞めたい・・・と言ってきた人は、私が前職も含めて
管理職に就任して以来のおよそ12年間の間に1人もいないからだ。

辞めたい・・・と言って私のところに来るのは、どういうわけか100%結果が芳し
くない人達なのである。

それとは逆に、営業会社で結果を出している人達は、本当に楽しそうに仕事をし
ている。そうでない結果が出せていない人達は、かなり苦しそうに毎日を過ごし
ている気がする。

結果を出すという事は、認められると言う事を意味している。 社内から認めら
れ社外の取引先やクライアントのお客様から認められ、家族などのプライベート
でも認められることになる。

特にお客様の営業マンに対する評価はとてもシビアだ。当社が契約を頂くとい
うことは、お客様は大切なお金を当社の営業マンを通して支払うということを意
味する。冗談や建前で大切なお金を支払ってくれるお客様は皆無だ。

だから、沢山の結果を持ち帰るには、沢山のお客様に認められなければ、当
然のことだが契約を多く持ち帰ることはできない。

今日、多くのスタッフが会社に出てきて、恐らく来月からのチームごとの目標
設定をしていたのだと思うが、当日の朝にやるのではなく、休日を1日潰して
実施しているところに、来月の行動を大切にしている感じ伝わってくる。

モチロン、私が休日に出て来て目標設定をしなさい・・・などという事は一切
指示していない。チームの責任者がそれぞれ勝手に考え、みんなが出て来
ているのだろう。

こういう自主的行動をするスタッフ達をみると・・・営業時代、結果を常に出し
続けていた者達の共通する行動パターンを思い出す。

  それは『 受注したアト・・・気を抜かない 』という共通点である。

大抵の営業マンは、契約を頂くと・・・ついつい「 気を抜いてしまう。 」・・・・
しかし、デキル人達・・・いわゆるTOPセールスの者達に共通している行動
パターンは、受注したアト直ぐに次のクライアント先に提案を行っている点だ。
要するに結果を出したアトの初動に大きな差があるのだ。

受注すると大満足し、次の行動が遅くなる=次の受注が遠くなることが、最
終的な営業結果に大きく影響してしまうことを彼らは知っている。

今回、昨日両チームともに予算を達成しているのだが、彼らの翌日の行動を
みるとどうやら『 気を抜いてはいないようだ。 』

私は、どんなに口で『 やります!! 』 『 頑張ります!! 』と言われても
信用はしない。 しかし、行動はウソをつかない。 本気で何かを変えようとす
る人達は、必ず自身の行動を変化させてくるからだ。
  
今から、彼らの5月期の結果が大いに楽しみである。

善循環を作れるかどうかは・・・達成月の翌月の結果にかかっている。


せっかくの休日を無駄にしないように、大いに結果を出しまくって頂きたい。


結果が出れば・・・仕事は本当に楽しいものになる。 間違いない!!

2007年04月29日

1人1人のMy・Ecoこそが地球を救う。

                                      2007/04/29(日)

                                            

天気の良い日曜の朝は本当に気持ちが良い。 庭の花や木や植物も何だか力に
溢れている感じがする。

しかし、そんな気分を一掃するTV番組がやっていた。 あまりジッと観ていることが
出来なかったのでとびとびの情報となり、国や地名は解らないがあるヨーロッパの
国で砂漠化が進んでいるという。

自分の家の庭をみた直ぐあとなので、どうにも実感が沸かないが、一昔前に川の水
を使いすぎて、湖が干上がり2001年頃から砂漠化が急激に進んだという。

TVに映っていた現地のおじさんは、自分の家が屋根まで砂で埋まってしまっている
のを指差し、昔は家の直ぐそこに港があって、親戚が沢山集まってワイワイやってい
た・・・と懐かしそうに言う。

その家が映っている映像はどうみても本格的な砂漠だ。 しかも昔あった湖はいわゆ
る塩湖であり、吹き付ける砂には大量の塩が含まれている。その塩の砂を体に受け
続けると様々な皮膚病や内疾患を患い、そこに住まう人々の健康に甚大な影響を及
ぼしているという。 悲惨な光景だ。

しかも気になるのは、昔ここに湖があったんだよ・・・と言って見せていた写真の日付
が2001年となっていた点である・・・。これって昔と言うのだろうか?彼らが並んで
家の前に立っている写真がTVにも映っていたが、その後ろには確かに湖らしきもの
が映っている。

まるで魔法使いによって湖が一瞬にして消し去られた町の、被害者の声を聞いている
ようだ。


そこから、日本人宇宙飛行士の野口さんのインタビューに切り替わり・・・


『 宇宙からキレイな丸い地球を観た時に・・・この丸い塊の中に全ての資源と人が

  いて、この丸い外には資源はない。だからこの中の資源って、本当に限られたも

  のなんだ・・・というのが良く解るんです。 』


『 我々は、この限りある資源を、ちゃんと次の世代の為にとっておいてあげなくては

  いけないと思います。 』
 

・・・と言っていた。本当に、真剣にそのことを考えなければならない時期に来ている。

だが、このようなあまりに大きな問題に対して、私1人が何かをしたところで、何も変わ
らない・・・と思う人が多いと思う。 それは、人は大きすぎる問題に対しては自分には
関係ない・・・と考えてしまう傾向があるからだ・・そこで、以前のブログで書いた、ハチ
ドリの話を思い出して欲しい。

山火事が起きて、動物達は我先にと逃げていくが、そんな中、小さなハチドリがこれま
た小さなくちばしの中に水を含み、それを燃え盛る山火事の中に何度も運んでいると
いう絵本だ。動物達は皆、そんな無駄なことをしてなんになる?と笑ったが、ハチドリは

    『 僕は今、僕にできることを精一杯しているだけだ 』と答えている。

このハチドリの話から・・・私も、今自分にできるどんな小さな事でも良いので、何かしら
始めてみたいと思う。


このTV番組の最後に、とても印象的な言葉が流れていた・・・・・・。


【 地球にとって、人類の誕生こそが史上最大の不幸だったと言わせたくない。 】


本当にその通りだ・・・このまま温暖化や砂漠化、動植物の絶滅などが進めば、本当に
地球にとったら、我々人間は地球という体に寄生する害虫でしかないのかも知れない。

何しろ、冒頭に出て来ていた砂漠化した町も、もとはと言えば、綿花を栽培する為に川
の水をとりまくったのが原因である。つまり、人間の商売の為に砂漠化が引き起こされ
たということだ。まさしく害虫の仕業なのだ・・・。

せめて良い害虫もいたな・・・と言わせねば。 誰が言うのかは不明だが・・・。

ようし!! ではマズは・・・

早速、何から始めようか考えたところ・・・マズは、庭の植物をドンドン増やしていくことに
した。自分の吸っている酸素くらいは自分で何とかしようというものだ。おや?バカにする
御方がおられますか? 何の、これだって日本人全員が同じ事をすれば、相当のCo2削
減になるハズなのだ。(花屋さんはもっとココをアピールして欲しいものだ。)

それから、食べ物を粗末にし過ぎている自分から、食べ物を残さないようにしよう。食べ
られない人がいることを考えると、あまりにも酷いことをしている。そういう訳で・・・・・・・

私も含めて日本人は一回、食べ物が満足に食べられない国に強制的にホームステイ
するようにしたら良いと思う。そうすれば、年間数百万トンもの廃棄食材が驚くほど減少
すると思うのだが・・・。兵役ならぬ食役ってのが今の日本には必要なんだよね。

ただ・・・パンツが葉っぱとかはチト困りますな・・・。 今日もTVを観る前の朝食でホット
ケーキを一切れ捨ててしまった・・・。害虫Aとして、今のこの時点から、残さないように
頑張りたいと思う・・・。

いつの日か、害虫と呼ばれなくて済むように、皆さんは何から始めますか?

2007年04月30日

【 祝 日 】昭和の日

                                     2007/04/30(月)
                                             


今日は、4/29(日)【 昭和の日 】の振り替え休日としての祝日である。

皆さんは「 昭和の日 」・・・という祝日名に聞き覚えはあるだろうか?あまり
気にしない人が多くなっているので、よく解らない。という人もいるだろうが、こ
の「 昭和の日 」というのは、実は歴史上、今日が初登場なのだ。

昨年までは4/29は「 みどりの日 」であったはずの国民の休日は、今年2007
年から初めて「 昭和の日 」と改名されることになった。

私個人の感想としては、みどりの日・・・の方が季節に合っていて好きだったの
だが・・・昭和の日、と聞くと何だか古臭くなってしまったなぁ・・・という印象であ
る。(昭和という年号に夕日のイメージがあるのは私だけなのだろうか?)

では、なぜ?昭和の日となったのか?疑問だったので調べてみた。すると・・・
4/29はもともとは昭和の時代に「 天皇誕生日 」と銘々されていたのだが、昭
和天皇がお亡くなりになった為、年号が昭和から平成になるのと同時に「 みど
りの日 」に改名された。

だが・・・昭和の時代を思い出してほしい・・・との要望が多数寄せられたことか
ら、この度めでたく? 【 昭和の日 】に改名となったそうな。

これは・・・「 温故知新 」ということか?

私も昭和生まれなので、昭和という時代は嫌いではないが、ただ名前を変えた
だけでは、あまり注目されないような気がする。

「 オールウェイズ・三丁目の夕日 」がヒットするなど、昭和の時代をノスタルジ
ックに感じる世代( =団塊の世代 )が多いのも、要望が多かった原因ではあ
ろうが、いろいろ含めて考えても、昭和自体が人気が無い訳ではない。

であれば、何かこの日に合わせてイベントをするなり、なんなりしなければ、あ
まり注目されていないような気がしてならない。

要するに名前だけ変えても・・・何か行動に起こさなければ何も変わらないのだ。

それを裏付けるように、「 昭和の日 」に変わったのを知っている人は意外と少
ない・・・。知っているのは、たまたまニュースを見た人くらいではないだろうか?

「 昔は良かった 」・・・とぼやく人も団塊の世代には多そうだが、そういってぼ
やいている間にも、時計の針は刻一刻と時を刻む。

やっぱり、私はどんな時でも前を向いて走っていたいものだ。

そう考えるのはやはり【未来は変えられるが過去は変える事ができない】からだ。


もちろん、私だってタマには振り返りますよ・・・でも、どんなにテクノロジーが進化
したって・・・やっぱり過去には戻れませんから・・・ね、ドラえもん。

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