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ディズニーの話【 ② 】

                                        2007/04/25(水)
                                           

デイズニーに関する逸話は本当にたくさんある。 3日前のブログで、1つご紹介
させて頂いたが、今回は2つ目の『 夢の国 』をご紹介したい。(タイトルは私が
勝手につけさせて頂いております。)

ディズニーランドに行った事のある人は、必ず目にする光景だと思うが、白い服
を着た清掃スタッフがチラホラ点在し、道に落ちているゴミを片っ端から塵取りの
中に入れているのを見た事があると思う。

あれだけの来場者が毎日毎日いて、しかも路上の店舗やワゴンにて様々な食
べ物や飲み物を販売しているにも関わらず、ディズニーランドには目立ったゴミ
は落ちていない。

白い服を着た彼らもまた、ディズニーランドの「ファンタジー」というテーマに沿っ
て園内の演出をしている、重要な役割を担ったキャストなのである。

彼ら1人1人には使命がある。それは・・・

 『 夢の国 』にゴミが落ちていてはいけない。 夢を壊してはいけない。

・・・という使命だ。ディズニーランドでいつも気持ちよく遊んで帰れるのは、彼
らの働きがあってこそだと思う。ちなみに、ディズニーランドの園内がゴミで溢
れているところを想像できるだろうか?それは、ディズニーランドの運営サイド
としてはあってはいけないことである。

ちなみに、夢の国・・・であることを感じる為には、夢から覚めてもらってはいけ
ない。だからディズニーランドのトイレやレストルームには、鏡が設置されてい
ないというのはご存知だろうか?園内に来た人が、1番・・・現実に戻る瞬間が
多いのは用をたしたアト、手を洗い、ふと見上げた自分の顔を見て現実を思い
出す人が多いという。 だから、ディズニーランドの園内のトイレには鏡が設置
されていない。さり気なくも極め細かな演出である。

それから、こんな話も聞いたことがある。新しく清掃員のキャスト(スタッフ)とし
てディズニーで働くことになったスタッフに園内のトイレ清掃を教える時の事だ
が・・・。

教える指導員は便器を前にして、このように言って清掃を行っているそうだ。

『 園内には小さなお子さんもいらっしゃいます。ですから清掃する時はいつも』 

『小さなお子さんがこの便器をペロッと舐めても大丈夫な位に綺麗にして下さい。』


どうでしょう? 想像しただけでもそんな事があったら大変な光景です。

そのような事をイメージしながら清掃することで、実際に清掃を担当するキャストが
どのように清掃するでしょうか?・・・目に浮かびますね。

このように清掃ひとつとっても、ディズニーランドでは『 テーマ 』を大切にして全員
が行動できている・・・という姿勢が感じ取れると思います。

企業を運営するのも、「ランド」を運営するのも、そこで働いているスタッフがどれだ
け1つの「テーマ」を感じ取って日々働くことができるのか?が重要だと教えてくれ
ています。

まだまだ、ディズニーランドからは本当にたくさん教えて頂くことが多いのですが、
キリが無いので、次回の『 搭乗制限の話 』までで、とりあえずはストップしてお
こうと思います。

やっぱり結果が出ている所には、必ずそれ相応の理由が隠れているものですね。


ところで、ディズニーランド内に売っているチュロス・・・本当に美味しいですよね。
私は入園すると必ず直ぐにチュロスを4本食べます。売っている人もまさか1人分
とは思ってないでしょうね。 そのまさか?ですよ。店員さん・・・いやキャストか。

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2007年04月26日 07:32に投稿されたエントリーのページです。

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