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今日、あなたは本気で働きましたか?

                                      2007/04/18(水)

本気で働いているか? この問いに対して果たしてどのくらいの人が『 YES 』
と即答できるだろうか?

前にも一度書いているが、凡人が手を抜いていたら上手くいくものも上手くいか
ないのが当たり前だ。ましてや、全力で取り組んでもいないのに、「自分には向
いていない」などと口にするのは100年早いと思う。

せめて、やるだけやって全力で取り組んだ結果の言葉なら甘んじて受けよう。
しかし、成果の出ていない99・9999%の人が、悲しいかな全力で仕事に取組
んですらいない。これでは成果が出ないのが当たり前である。

では、全力とはどんな様をあらわしているのか?私は、もうこれ以上できない・・・
という限界ギリギリの行動で1日が過ごせている状態が「全力」にあたると思って
いる。余力を十分残している状態を全力とは言わない。

では、例えば・・・の話だが、もしもあなたの仕事が車の販売の仕事だとして。
今月中に1台、車を販売できなかったらあなたの最も大切な人が死ぬ・・・という
ことになったらどうだろう?

余程の人でなしでない限り、何が何でも1台売ろうと必死になって、今できる最
大限の行動をとるに違いない。まさになりふり構わず売ろうとするだろう。そうい
う有様を「 必 死 」という。

必死・・・とは、達成できなければ必ず死ぬ・・・ということを意味する言葉だ。あな
たが1台売らなければ大切な人が必ず死ぬ。考えただけで時間を無駄にできな
い状況が目に浮かぶ。

では、そのような意識で必死に取り組んでいる場合と、今の日常の状態とを比較
した場合。あなたは本気で仕事をしていると言えますか?

本気で仕事をする・・・とは、そういう状態を指しているのだ。何となく頑張っている。
では、本気で仕事をしている状態とは言えない。

例に挙げた状況というのは、そうそうあるものではないが、その位の状況で取組む
事ができたなら、今あなたが取り組んでいる仕事において、必ず一定以上の成果
は期待できると私は思っている。

デキていない人が、更に手を抜いていたのでは、当たり前だが成果はでない。
世の中はそんなに甘くはデキていないのだ。

当社に4月から入社した新人君たちはどうだろう?果たして「 本 気 」で今あた
えられたミッションに対して動いているだろうか?

我々が考えているミッションとはすなわち結果だ。研修中という状態の中であって
も、その事に気が付いて動くメンバーがいることを期待している。

会社とは、学びに来るところでも、仕事をしに来るところでもない。お勉強だけがし
たいのなら、今すぐ学校に行くべきだ。会社は学校ではない。


     何度も言うが・・・会社とは『 結果を出しに来る場所 』である。


本気になったスタッフが1人でも存在している会社は、それだけで伸びる要素を内
包している。やがて、そのようなスタッフが集まり、固まって同じベクトルで行動し
始めた時、2×2は6にも9にもなるだろう。

1×1は1でしかない。組織で仕事をする意味とは、1人では成し得ないことが出来
るからだ。ただし、組織の場合であっても成し得る為の条件は・・・スタッフ1人1人
が本気で仕事ができる者であることだ。

本気とは真剣ということである。 私の好きな経営の神様もこうおっしゃっている。

【 失敗を恐れるよりも・・・真剣でないことを恐れたい 】  松下幸之助

人生は1度きり。本気で働く時期がないと、つまらない人生になってしまう。本気だ
からこそ、結果によって達成感も悔しい気持ちも浮き上がってくるに違いない。達成
感も悔しい気持ちもなくダラダラ過ごす人生だけは、まっぴら御免こうむりたいものだ。

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2007年04月18日 22:48に投稿されたエントリーのページです。

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