2007/04/12(木)
『 悩みあるところに改善点あり。 』 松下幸之助
悩みがあるということは、どこかに問題点があるということである。言いかえ
れば、さらなる成長、発展につながる改善の余地が、まだ残されているとい
うことである。仕事においても自分の成長においても、悩みは改善点を教え
てくれる貴重なアドバイザーだと受け止めたい。
つくづくモノは考えようだと思う。悩みが改善点を教えてくれていると考える
ことができたなら、クヨクヨと悩んでいる必要はない。さっさと改善する方法
を考えれば良いのである。
当社には、スカイオフィス・クレドという信条を明記した名刺くらいのラミネート
カードをスタッフ全員が携帯しているが、そのカードの裏側には「 13のS 」
というスカイオフィスのスタッフが目指すべき行動規範が書かれている。
この13のSとは、社名のSになぞらえた、Sを頭文字とする英単語の中から
指針とするべき13個を選択し、当社独自の行動規範として使用しているもの
である。
その中のひとつに、『 Simple 』のS というのがある。
書いてあることをそのまま表記すると・・・
⑨Simple の 『 S 』 < 柔軟性 >●簡単に解りやすく、常にシンプル
に自分の考え方を伝えられる伝え上手人間であれ。
これが実物。
クヨクヨ悩んでいる人に限って、何だか今起きている問題や、改善すべき事
を・・・とてつもなく複雑に考えてしまっている傾向にある気がしてならない。
だからそういう人には、是非ともこの9番・・・シンプルのS をお贈りしたい。
どんな問題であっても・・突き詰めて考えると最終的にどうなれば良いのか?
そうする為にはどうしたら良いのか? を考えればいい。
考え方はこれだけだ。 解決方法を考えるのは実にシンプルなのである。
あまりややこしく考えるのは、問題解決を遅らせるだけだと私は思う。
ちなみに 13のS に書かれていること1つ1つがビジネスの世界において、
とても大切な要素だと思うので今回のブログを読まれた方は、是非活用して
頂きたいと思う。
私がこの13の中で最も好きなのは13番・・・Special-thanks の 『 S 』
である。
感謝の気持ちをさり気なく伝えられることができる人って、本当にカッコイイ人
間だと思う。 そういう部分に気がついた時・・・その人の懐の深さとか、人間
力の大きさとか、色々感じてしまうんだよね。
皆さんも日頃感謝すべき人に、1度で良いので「 さり気なく 」=気が付かれ
ないように何かしてあげてみてはいかがだろうか?
その効果は絶大でゴザルよ・・・。