2007/04/04(水)
今朝・・・朝の7時40分に会社に着くと、驚いたことに新人の女の子が会社の
ビルの前に立っていた。誰よりも早く会社に着いていたという。女の子は藤井
さんと言い、とても遠くから通っている。(恐らく5時ちょうどには起きていないと
間に合わないハズである。)
私は、言葉よりも行動を信じるほうだ。 それには理由がある。
いくら言葉で『 頑張ります!! 』と言っていても、行動が伴わない人が多い
からだ。しかし、実際に行動に移した人は本気である。冗談では行動には起こ
せない。朝は誰だってゆっくりしたいし、眠たいに決まっている。
しかし、その貴重な朝の時間を誰よりも早く出社するというのは彼女が「本気」
である証拠だ。(女性の方が男性よりも支度に時間もかかる・・・。)
頑張る人は応援したい・・・周りが応援したくなるほど頑張れば、嫌でも成長す
るに違いない。
彼女以外の新人も、今年は面白い面子が揃っている。ただ、同じラインでスター
トすると言う事は、否応なしに比較されるということである。ビジネスの世界では
仲良しこよしでは勤まらない。競争の世界を勝ち抜いていく力強さがどうしても
必要なのだ。
競争なんてしたくない・・・と言う人はそもそもビジネスマンには向いていない。
ビジネスの世界では企業間はもとより、国家間、個人間であっても競わされる
のが常であるからだ。競わなくても良いのは公共事業の入札で談合しあってい
る人達や公務員または独占できる特殊な事業を生業としている人達だけだ・・・。
悲しいかなそれが現実である。現実は受け止めなければならない。そして、受
け止めたなら、それを承知で前進するしかないのだ。
私は、今回入社組みには一刻も早く結果を出して欲しいと考えている。それは、
結果が出ないと面白くないからだ。同じ仕事をするにしても、苦労しながらも結果
を出し、認められ、また頑張る・・・そして自信をつける。こういった善循環を早目
に体験させてあげられるかどうかが、結局は彼ら、彼女ら、のためになると考え
ている。新人さんだからといって甘やかすことが良いことでは決してないのだ。
厳しくとも、結果をだせれば面白くなる。これが1番の成長の原動力である。
今年の新人さん達のポテンシャルに期待したいと思う。今のところ、気遣いや
素直さ、指示以上のことを行ったりと、中々優秀である。
明日は、午後からまた私の講義が入っている。ビシビシ行きたいと思う・・・。
覚悟おしっ!!