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2007年02月 アーカイブ

2007年02月01日

本日より6周年を記念し、ブログを書きます。

                                    2007/02/01(木)

今日からブログを書きます。 

ぼやきというタイトルですがあまりタイトルに囚われずに気が付いたことを
書いていこうと思います。 今日からよろしくお付き合い下さい。


スカイオフィスは、今からちょうど6年前の今日。巣鴨の駅前で誕生しました。
当時は4名の創業メンバーで立ち上げた会社です。

創業当時の資金は100万円。 フォーバルの退職金と20万円ほどの預貯金
を合わせたものです。当時は今の1円起業ができるほど会社設立が簡単で
はなかったので、創業当時はただの屋号でスタートしています。

その頃のオフィスは、築35年の5階建て雑居ビルの最上階。巣鴨の駅前の
風俗街のど真ん中に位置している家賃63000円のオフィスでした。風俗街は
朝は静かで良いのですが、夜オフィスに戻って来るときはイチイチ風俗店の
呼込みのお兄さんに声を掛けられるのが面倒でした。(毎日通っているので
いい加減に顔を覚えて欲しいと思ったものです。)

最上階と言えども、エレベーターは無く人力で5階まで昇り降りしなくてはな
らず、エレベーターのついているオフィスに引越すのが、あの頃のモチベート
になっていたように思います。

その巣鴨のオフィスから現在3つ目のオフィスになり、場所も池袋に移転。
念願のエレベーターも2基ついているオフィスに引越すことができました。
(普段何気に使用しているエレベーターですが、無かった頃と比べるととて
も便利です。)

6年経って、色々な事を経験し色々な方々とお会いしてきましたが、これか
ら始まる2007年も、様々な出来事や色々な人との出会いがあると思いま
す。

そんな、まだまだ成長段階にある当社で起こっている日常の出来事や私、
中村が普段感じたこと等を、このブログで紹介することによって、これから
起業する人達やスカイオフィスに興味を持って頂けた方々に何かしら役立
てて頂ければ幸いです。


  不定期ですが、できるだけ書いていきますのでよろしくお願いします。

2007年02月02日

事務機販売とオフィスコンサルの違いとは?

                                 2007/02/02(金)


最近景気が良くなったとニュースや新聞で紹介されているが、我々が日
々訪問している中小企業の方々からは口を揃えて「実感が湧かない。」
と言われる。

当社はオフィスのコンサルティングを生業としている身として、日本の法人
の90%を占める中小企業に何とか元気になってもらいたいと思う。(そう
なれば日本のオフィスはもっともっと面白くなると本気で思っている)

当社が目指すのは「スカイオフィスさんにお願いしたら、ムダも省けたし、
利益が出るようになったよ。ありがとう。」の一言だ。


        では、今のオフィスに何が必要なのか?


オフィスに必要なモノは大体そろっている会社が多い中、単にコスト削減
だけで提案できるアイテムは少なくなってきている。

通常の事務機器を扱っている会社は、電話機やコピー機(複合機)に特
化して販売している会社が多いが、当社はお客さまが必要だと言うもの
は何でも揃えるスタンスが売りだ。

ただ、経営の実情として、単一のものを沢山・集中して販売できれば、仕
入単価は下がりスケールメリットが多少なりとも効果を出し、スカイオフィス
の利益幅も増大することになる・・・が、当社はそれをやらないと決めてい
る。

コピー機ひとつとっても1件1件、そのオフィスに合った、お客様が必要と
するメーカーのコピー機を用意し提案するようにしている。(それは単なる
「販売」を目的としているのではなく、あくまで、オフィスコンサルタントとし
て「コンサル」する為だ。)

実はコピー機はメーカーによって、細かい表現ができるものや仕上がりの
違い、特殊な機能の有無など、結構違いがある。

画質を求めているお客様に対して、単に安いからとか、販売する側が売
りたいから(同じ商品を大量に販売すると仕入が安くなる為)売る、という
スタンスだと、結局お客様に喜んで頂くことはできない。そのオフィスに
必要な機器を選択し、その商品を提供したいと考えている。

当社は、今挙げたコピー機だけでなく、内装や家具、引越やオフィスサ
ーチ、電気工事からLAN工事、空調工事など、オフィスや店舗に必要な
サービスは、よほど特殊なもの以外は全部揃えている。

だが、今後はこういったオフィスに必要な商品ラインナップを揃えるだけ
では不十分であり、お客様の会社がもっともっと利益を上げられるお手
伝いを中心にサービス・ラインナップを拡充していくつもりだ。


昨日のブログで、07年も色々な人との出会いがあるだろうと書いたので
すが、早速この1週間、印象的な方々と出会うことができた。ご紹介頂
いた取引先さまには心から御礼申し上げたい。

特に印象的なのは、KDDIの古賀さんからのご紹介でお会いした、プレ
ジデンツ・データ・バンク株式会社の高橋社長。

色々と面白いサービスを展開していてアグレッシブなところがとても魅力
的だ。会社案内をトランプにしてしまったり、新聞をいきなり発行してしま
う等、そのアイデアと行動力はとても刺激になる。(思ってもやらない人が
多いが、即行動に移しているところがベンチャーの経営者に共通している
点なんだと思う)

その楽しいトランプがコレ。

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会社を興した時期も当社と殆んど同じ時期で、会社を構成しているメンバ
ー層も、当社ととても似ている感じがした。これから色々とシナジーを出せ
る事業分野でご協力させて頂こうと企んでいる次第だ。


そしてもう一方。ベンチャーキャピタルの日本アジア投資:木村さんからご
紹介頂いた、株式会社アットオフィスの大竹社長。本日お会いしてきたば
かりだが、お客様に対する確固たるスタンスと信念が話している内容から
伝わってきた。とても誠実な方で、お客様の事を第一に考え事業展開され
ている会社だと感じた。

当社としては、販売チャネルの多角化としてのシナジーを有している会社
さんなので、今後の展開で、できる限り当社の利用価値をご理解頂きたい
と願っている。

また、良い会社さんには素敵なスタッフが揃っているもので、コールセンタ
ーの設備を案内して頂いた藤井さんは、アットオフィスのお客様を大切にす
るという会社の姿勢を、社内で働くスタッフの方々にも提供しているという
お話を絡めて実に細かく説明して頂けた。本当にそう思って仕事をしていな
ければ話せない内容だ。

「当社も藤井さんみたいなコールセンター管理者がいれば・・・高価なシス
テムを有効活用できるのだが・・・」と最後の最後でぼやいてしまいました。

2007年02月03日

今頑張れない人は、未来も頑張れない。

                                 2007/02/03(土)


私は土曜日のオフィスでの仕事が好きだ。それは、会社が休日である為
に静かに自分のペースで仕事ができるからだ。

思いのほか集中できてはかどるから生産性が高い貴重な時間だと言える。

仕事とプライベートを分けるという人もいるが、仕事がつまらなかったら
きっと休日も楽しくない気がする。(少なくても自分は仕事の事をすっかり
忘れて休日を過ごせるほど器用ではない。)

結局、大学を出てからの人生において、寝る時間を除いた場合。普通の
人はその後の人生のおよそ70%の時間は仕事をしている時間となる。

つまり、仕事がつまらなかったらイコール人生の大部分がつまらない・・・
という事になってしまう。


私は、世界中の人に平等に与えられているモノは「時間」と「死」の2つ
だと思っている。


時間をどう使うかで人生は変わる。そして、やがて等しくどんな人にも死
ぬ時はやってくる。オギャーとこの世に生まれた時から、みんな一斉に
最後のその時に向かって刻一刻と時間を消化している。あまり考えたく
はないが避けられない事実である。


何でこんな怖い話を書いているのかと言うと、あまりにも時間を意識して
いない人が多いからだ。「あの時こうしておけば」とか「もう歳だし」と
か「自分には無理だ」とか口にする人をみると『まだ人生が終わった訳で
も何でもないのに、何で勝手にあきらめちゃうんだろう?』と思ってしまう。


以前、フォーバルの営業マン時代。数字が獲れなくて落ち込んでいた時、
先輩から言われた言葉はその後とても役立っている。それは『悩んでい
ても何も解決しない。悩んでいる暇が無いくらいに行動すれば悩む暇は
ない』という一言だ。その後、ガムシャラに行動した結果、次第に数字が
獲れるようになった。


明日からやろう・・・来週からやろう・・・と考えている人は、今すぐ頑張って
みて欲しい。


       今、頑張れない人は、未来も頑張れない。


これは、時間の大切さに『今』気付いて頂いて、少しでも行動を前倒しする
ことで、人生を有意義に過ごして欲しいと願う言葉である。


   叶えたい夢があるなら、今すぐ目の前の事に取組むべきだ。


世の中には、生きたくても生きられない人も少なからず存在している。そう
考えると健康で動けている我々にウカウカしている暇は微塵もない。

2007年02月04日

休日の過ごし方

                                 2007/02/04(日)

皆さんは休日をどのように過ごしているでしょうか?スカイオフィスは完全
週休2日制ではありますが、代官山の駅前に別事業部でアパレル店舗も
運営している為、日曜日も営業しています。

ですので私の場合は火曜日が定休日となっています。普通の方は日曜日
が休日の方が多いでしょう。

私は休みの日に時間があればできるだけ本を読みたいと思っています。

最近の20代~30代の若い人は活字離れが広がっていて、あまり本を読
まないという風なことが新聞に書かれていましたが、実際に事業などで成
功している人の多くが本を沢山読んでいるというのも事実です。

成功者は少数派です。そう考えると多くの人と同じ行動をしている人は
成功できないという事になります。今、若い人が本を読まないという時代
に、逆に本や新聞を沢山読んでいる人というのは、それだけで成功する
確率が高まると言えるでしょう。

   
    では、なぜ本を読むことが成功につながるのか?


それは将に『 時間の短縮 』そのモノだと私は考えています。まぁ、本に
もよりますが、本を読むことで自分が実際に体験しなくても、その本の内容
からその人が実際に経験した事を「知ること」「垣間見ること」ができるから
です。世の中には様々な職場やビジネスがありますが、その全てを実際に
経験する事は物理的に不可能です。それが、本を通してその内容を疑似
体験することで経験という時間を短縮し、最終的には自分と違う視点。実際
に本の作者が経験した視点から物事を観る・・・という複眼的な力がつくと
いうことにつながります。

特に読んでいて・・・『 なるほど 』とか『 そういう考え方もあるのか 』と
思わせてくれる本ほど高い価値を感じます。

先日、私の家にあるまだ読んでいない本の数を数えたら87冊あることが発
覚致しました。大体月に10冊程度は本を読んでいるのですが、そのペース
で行くとこれから1冊も本を買わなかったとしても、今年の秋までかかる計算
です。もう少しペースを上げて読みたいものです。(寝ている間に本を自動朗
読してくれる本とか開発されないですかね?目の不自由な方にも大好評だ
と思うのですが・・・)

本屋さんに立ち寄ると、ついつい10冊位買ってしまいます・・・これでは完全
に減りませんね・・・しばらく本屋さんは出禁とします。(反省)


では、実際に成功者と言われる人がどの位本を読んでいたのでしょうか?


インターネットが発明されてからの一番の成功者って誰だか解りますか?
そうマイクロソフトのビルゲイツ会長です。彼は小学校の五年生くらいの夏
休みの間に、既に80冊くらいの本を読んでいたそうです。

また、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏の自宅には5000冊の本が
あり、オフィスには何と私設図書館並の2万冊を超える本があるそうです。
(随分前に放送されていたTV番組で紹介されていました・・・。)

彼らのイマジネーションは、様々な本を読むことでも広がっているのだと思
います。

ただ本を読む時間が創り出せないからと言って、車を運転中に赤信号で止
まる度に1ページを読み進める・・・というセコイ真似だけは危険ですからしな
いようにして下さいね・・・と先日当社のスタッフから厳重注意を受けました。
本はできるだけ休日にまとめて読むようにします・・・(反省)

※良い大人の皆さんは決してマネをしないようにお願い致します。

2007年02月05日

グアム社員旅行・・・延期となる。

                                2007/02/05(月)


昨年の8月・9月に社内キャンペーンにて、当社スタッフがみんなで勝ち
取ったグアム社員旅行が悲しくも延期となった・・・。

それは、1月の全体での達成数値を大幅に切ってしまったからだ。1月の
数字の出遅れ感が悔やまれる。

正直、一番楽しみにしていたのは社長である自分だったかも知れない。
(だから延期になっても絶対に行きたい!!)

・・・と言うのも、私の基本的な考え方は「 やる事やったら遊びに行って、
さらにまた頑張る 」の善循環が必要だと考えているからだ。


ちなみに、当社では過去にB-ingの巻頭カラーページにも採り上げられた
が、月次のチーム目標をさっさと達成してしまうと残りの稼働日が「休日」
になってしまうという恐ろしい制度を有している。

しかし、その制度を利用して海外に遊びに行ったチームは、2年前の秋に
行ったチームが最後である。(モチロン休暇+会社からのカンパもある。)

   今、その善循環が社内でストップしている気がしてならない。

    ここでいう善循環とは、一言で言うと『 メリハリ 』である。

私はサラリーマン時代、26歳時の年収がほぼ1000万円あった。
(給料明細が全部残っているので間違いない。)しかし、自慢では無い
が・・・その全てを『 メリハリ 』の部分に遣っていた・・・そのお陰で今
の会社を立ち上げる時に全然資金が無かったのでとても苦労した(反省)

当時は週末には必ず、部下を連れて飲みに行ったり、皆でカラオケに行
ったり朝までUNO大会などを開いて、ONとOFFを切り替えていた気が
する。

しかし、今の当社にはそれが殆んど無い・・・昔話と言われそうな勢いす
ら感じる今日この頃だ。

なぜか? それは、給料が上がっている人が少ないからだ。当社は年功
序列ではなく、成果主義の給与体系をとっているので、成果が悪いと給
与が下がる。成果主義だから当たり前なのだが、奇しくも最近ちまたで
聞こえる「景気は全然給与に反映されていない」という声と似ている。

当社は、3ヶ月ごとの成果によって次の3ヶ月の給与を見直す仕組みで
給与が変動する。従って、今であれば1月~3月までの3ヶ月間の成果
が4月からの3ヶ月間の給与を決定づけるのである。

先日「 今頑張らないと、未来も頑張れない 」というタイトルの日記を書
いたがまさしく「 今頑張らないと、4月からの給与は上がらない 」とい
うことになる。

そういった事もあり、できる事なら早いタイミングで今回延期したグアム
旅行に早く行って『 メリハリ 』の効いた善循環を取り戻して頂きたいと
願って止まない。

太陽の下で、底抜けに明るい太陽と青く美しい海に揺られたら、きっと
次なる意欲が湧いてくるに違いない。


私の様に使い過ぎさえしなければ週末の宴席も必要な潤滑油と言える。

 

2007年02月06日

牛乳に相談だ!!

                                 2007/02/06(火)

突然ですが、皆さんは骨折した事ありますか? 

今朝、私が保険に加入している明治安田生命の所長さんから、保険金
の支払の為の書類が届いた。

昨年の秋、当社と株式会社インターンシップ総合研究所(藤井社長)との
バスケットボール大会が開催されたのですが、その大会時に慣れないバ
スケにチョコっと出場しただけなのに、右手にボールを強打し中指の第2
間接のところを大きく腫らす事になってしまいました。

まぁ、突き指だから仕方がない・・・そう思い、しばらく様子を見ていたので
すが、1ヶ月経過しても腫れが引かず「 突き指って結構痛いんだなぁ・・・」
と思っていました。

更に2ヶ月が経過した先週の火曜日のこと。 3ヶ月経っても突き指が治ら
ないので、近くの整形外科に立ち寄って診てもらう事にしました。

すると・・・(先生とのやり取りをできるだけ正確に再現。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先生「 うーーん? 何かにおうなぁ? 突き指じゃないぞコレ 」

中村「 えっ? そうなんですか? では何なんでしょう? 」

先生「 とにかくレントゲンとってみましょ。 」 

・・・・・・・・・・・・・・( 再度診察室に呼ばれ )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中村「 どうでした? 」 

先生「 やっぱり、思った通りだよ。 キレイに折れてるね~ 」

中村「 ウソ? 本当ですか? 知らなかった・・・ 」

先生「 何でこんなになるまでほっておいたの? 今はくっついてる
     けど、変なくっつき方してたら切開して手術だったんだよ 」

中村「 という事は、上手くくっついているんですね? 良かった(嬉)」

先生「 折れているんだから、この先しばらくはまだ痛みが続くから
     普段からテーピングをして固定しておくように・・・とにかく・・・
     何かあったら直ぐ診せにくるように。いいね。 」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とのお叱りを頂きました。 

確かに先生の言うとおりです。今回の私のケースは大事に到りませんでし
たが、経営者は普段の仕事の忙しさにかまけて、自分の体のメンテナンス
を蔑ろにしがちなので、少々お灸を据えられた気がします。

しかし、骨折に気が付かないなんて・・・私は痛みに鈍いのでしょうか?

明治安田生命の保険特約でおりる手当金は、36歳の老体のメンテナンス
費用に充てることと、悔しいので牛乳を飲んで絶対に折れないホドの「骨」
強化費用に充てたいと思います。 

牛乳に相談だ・・・。 

2007年02月07日

エネルギーはプライスレス

                                2007/02/07(水)

これは私の普段考えている事ですが、全ての生き物にはエネルギーが
存在し、そのエネルギーが無ければ動かないように出来ている。そして
エネルギーの高いところに人や情報は集まるような気がする。


        言うなれば光に虫が集まるようなものだ。


エネルギー量の多い人に、人も集まる傾向がある。また、それは年齢に
は左右されない。若い人でもエネルギー量が見るからに低く、生きる意味
さえ失いかけている人もいれば、齢60歳を過ぎてもとてもエネルギッシュ
でパワフルな人もいるからだ・・・そういう諸先輩方にお会いすると恥ずか
しながら自分の未熟さを痛感させられる。


数日前の会社の朝礼で、私はヤル気を上げるとても簡単な方法をスタッ
フに紹介した。それは、「 早くヤル 」ことだ。

いつもの仕事や、ヤラナケレバナラナイこと、もしくは嫌なこと等はサッサ
と取り組んでいくと、実はヤル気というかモチベートはUPする。エネルギ
ッシュな人たちはこの、サッサとヤルことが身についているから、ヤル事
が総じて早い。言葉は悪いがチンタラやっていると効率もヤル気もUPし
ない。


何が言いたいのかというと、多くの人達はエネルギーを出し惜しみしてい
る・・・という事実だ。例えば挨拶。当社に来られるお客様はよく『元気の
ある会社ですねぇ、入って来た時に皆さんがいらっしゃいませと言ってく
れました。』と当社のスタッフを褒めてくれる。経営者としてこの上なく嬉
しい。しかし、私はマダマダだと思っている。もっと心のこもった挨拶が出
来るはずだし、当社のスタッフのエネルギー量はこの程度ではないと思っ
ているからだ。

当社がそう言われるという事は、もしかしたら他の会社さんではもっとエ
ネルギーを出し惜しみしている人が多いのかと心配になる。同じ挨拶で
も、元気よく (エネルギーを出し惜しみせず)挨拶されるのと、小さな声
で挨拶されるのとでは、会社の印象もその人の印象も天地の差だ。

ご存知だと思うが、エネルギーを出そうが出さまいが『 タダ 』である。


           そう・・・『 プライスレス 』


であれば出した方が人も情報も集まってくるのだから出した方が良いに
決まっている。スマイルが人を癒すのに対し、エネルギーは人を元気に
する。

そして何より、周りの人にエネルギーを分け与えてあげられる位の人に
なれば、『 タダ 』で人に元気を提供できるということである。これも立
派な社会貢献だと私は思っている。

あいさつだけでなくても、その人なりの元気さはきっと出せるはず・・・。
みみっちく出し惜しみするよりは、このブログを読んだ「 今すぐ 」から
エネルギッシュに行動してみてはどうだろうか?

2007年02月08日

「 情 熱 」が人生を輝いたものにする。

                                 2007/02/08(木)


皆さんは今、情熱をもって仕事ができているだろうか?何となくだが持て
ていない人の方が多い気がする。

情熱の持ち方は人それぞれだ。ジャンルや間接的なモノでも何でも良い
と思う。問題は今現在「情熱」を注いでいる状態であるかどうか?である。

仕事に情熱を持てている状態とは、寝ても覚めてもその事を考えていら
れる状態である。好きな事であれば情熱を注げる・・・という人もいるが、
私はそれだけでは無いと思っている。

「何とかしてあげたい」「この人の為なら頑張れる」「好きな事をやる為に
今の仕事に情熱を燃やしている」「自分の夢を実現する為に今の目の前
の仕事に全力を尽くしている」等がそれにあたる。


 人生は有限である。限りあるものだからこそ今を大事にしたいと思う。


今日、珍しくお昼をオフィスの会議室で食べた。そこに来年の新卒候補の
学生が来ていたので、少し話をした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学生「この間、上場企業の会社を観て来たのですが少しショックでした。」

中村「どうして?何かあったの?」

学生「上場企業でもテレアポを必至でしているんですよ。」

中村「あはは。上場企業であってもベンチャー企業であっても、営業という
   職種であればやる事は一緒だよ。お客様に自社の商品を紹介しアポ
   イントをとって訪問する。それに現在のスカイオフィスの幹部メンバー
   はもともと上場企業出身者ばかりだしね・・・。」

学生「そうなんですよね・・・しかし、もの凄い勢いでテレアポしてました。」

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フィールドの違いは問題じゃない。大切なのはそのフィールドで情熱をも
って仕事ができているかだ。


         では、情熱をもつにはどうしたらいいか?


私なりの答えはこうだ。「 とにかく持つこと 」である。あれこれ考えて
いても始まらない。マズは、自分の仕事に情熱を持とう。例えば「今の
この仕事を何が何でも成功させてやる」または「今日のミッションを石に
かじりついてでも達成してやろう」等、自分の仕事にマズは「熱」を吹き
込むことだ。

騙されたと思って試してみてもらいたい。そうやっていく中からやがて自
分なりの明確な情熱の入れ方が出来上がってくる。

情熱を持って仕事をしていると、思わぬ喜びや達成感、そして何より充
実感を得られるようになる。それは人生を輝かせるスパイスのようなも
のだ。

お客様から言われる「ありがとう」や部下からの「感謝の言葉」等は情熱
を出した副産物としては、余りある喜びをもたらせてくれる。

2007年02月09日

自家発電

                                   2007/02/09(金)


自然の世界では今、大変なことになっている。先日、あるTVの録画番組を
観ていたら、10数年前の雪山が今現在まったく雪のない普通の山になって
しまっていた。また、大きな湖もたった数十年で小さな小川にまで激変して
いた。

正直その違いを映像で比較されると、地球温暖化がとんでもない速さで進
行しているという現状にショックを受ける。(そういえば東京では今年1度も
雪を見ていない。)

で、あるならば、これから建設される住宅には全て太陽光発電や風力発電
をつけて全て「 自家発電 」にしたら良いのに・・・と私はつい単純に考えて
しまう。(本気でやろうと思ったら義務化くらいしなければダメだ)

しかし先程の映像等をまじまじと見せられると、自然の世界では冗談では
なく本当にCo2を発生させないクリーンな「自家発電」が急務で求められて
いるように思う。

   
      ただし、これは何も自然の世界だけの話ではない。


ビジネスの世界でも「自家発電できる人材」と「自家発電できない人材」と
に分かれている。そして今の世の中では、この「 自家発電できる人材 」
の価値は計り知れない。(要するにとても少ない・・・貴重であるという事。)

「 自家発電 」とは、読んで字の如く自分で(=自ら) 発電(=光を放つ)
ことのできる人材である。ビジネスの世界で光を放つ・・・とは、結果に繋がる
動きを進んですることである。

言われてヤルのは3流・・・言われる前にヤルのは2流・・・言った以上の事を
勝手に取組める人は1流である。

当社の様な営業主体の会社で無くとも、どんな会社にも目標は存在している
ハズだ。一番近いところだと当然毎月の目標があるハズだが、その目標に
対して自分なりに考え、時間を創り、達成に向け行動に移している人がとて
も少ない。

昨年の夏ごろの話になるが、ある会社の学生向けセミナーにて講演を依頼
され、起業を目指す学生さん達の前で1時間程度お話をさせて頂いたことが
あった。

集まった学生さん達は皆、大切な時間を割き自分で決めて参加されていたと
聞いている。そこで集まった学生の方々は皆真剣に私の話を聞いていた。そ
して、その時に私が感じたのは、起業する・しないに関わらず、彼ら彼女たち
は「 自己の成長 」にとても関心と興味をもっている・・・という事だった。

自分を成長させたい・・・ただ働いてソコソコの給料を貰うだけ・・・という考えで
は無く、成長した分だけ正当に評価されたいと当然思っている。しかし総じて
そのように考える「 自家発電できる人 」達の目的は給与ではなく『 自己の
成長 』が優先されている。

自分は成長できているだろうか? 昨日より今日、改善できているだろうか?

その人が今現在もっている資格や学歴、経験や能力よりも、自分から変化を
望む人材( =当社では人財 )こそが、成長段階の企業には不可欠だ。

我こそは「 自家発電 」に自信あります!!という方・・・おられましたら是非
当社スカイオフィスにご連絡を・・・


自分から動ける人は、それだけで本当に魅力的だ・・・(これもぼやきなのか?)

2007年02月10日

『 能力の差 』 は 『 決意の差 』

                                  2007/02/10(土)


最近、当社のスタッフ数人に微妙な変化が見られるようになった。ハッキ
リした理由は私にも解らない。ただ、今のままではダメなんだと個々が認
識し真剣に「気付き」始めているように感じる。そういうスタッフの行動を目
にすると、会社をやっていて良かったと思う。


    人は人を変えられない。 自分を変えられるのは自分だけだ。


いくら周囲から変化を求められても、自分が本気で変わろうと思わなけれ
ばその人自身が大きく変化成長することは望めない。

つまり、その人の能力を開花させるのは、その人の人生の中で・・・その
人が『 いつ気が付くか? 』の問題だけだと私は思う。当然、早く気付い
た人の方が成長は早く成功確率もUPするが、60代で気付き大成功した
カーネルサンダース氏の様な人もいるので、一概に年齢だけでは計れな
い。


  今の時点の「能力の差」や「環境の差」は全くと言うほど関係ない。


それは「決意」した後の、その後の変化率が驚くべきものになるからだ。
決意する前の今の時点の能力や資格など、その後の変化率に比べれば
とるに足らないものになってしまう。

だから、今の自分の能力に自信が無くても不安でも、あまり気にする事は
ない。それ以上に大切なのは、目標を定め、絶対にそれをやり切る「決意」
をすることの方がより重要だ。


私の好きな言葉は幾つかあるが、今日はその中から大切な1つをご紹介
したい。

      【 能力の「差」は、決意の「差」 】 という言葉だ。

その人の能力を決めるのは、その人が本気で取組む決意をしたかどうか?
によって決まる。以前、家族の1人が重い病気になり不幸な境遇にある
人が特殊な能力も資格も無いが家族を救うと「決意」し、とても過酷な頑
張りを長きにわたって継続しているという話を聞いた。

もし? 皆さんの大切な人が、今月の予算を切ると死んでしまうとしたらど
うだろう? 皆さんは決死の覚悟と気迫で予算達成に向け1分1秒を惜し
まなくなると思う・・・。(少々強引ではあるが、そう考えると解り易いと思う)

これは「決意」が人を変化させる1つの事例だが、その「決意」が決死の覚
悟を伴えば伴うほど、変化の度合いは大きくなり目的を達成させる原動力
となる。

最近は少ないが少し前には、中国からの不法入国者が日本に来て仕事
をする為に、船の輸送コンテナの中に何十人も入り込み、数日間かけて
日本に入国するなど、命の危険を冒してまで日本で働くことを「決意」して
入国していた。


違法だからとても誉められる事ではないが、その覚悟と決意は大したもの
だ。


だから、そうやって入ってきた人達は、日本人が嫌がるような相当な辛い
仕事でも長期間耐えながら働く。その背景にはきっと中国の両親や兄弟、
子供の生活がかかっているからに違いない。少し前の中国内陸部の人の
月収は日本円で3000円くらい。現在であっても中国の内陸部から都市部
への出稼ぎで月額2万円程度と聞いている。日本にくれば、1ヶ月で1年
分近くの収入を得る事も可能だ。

豊かになった今の日本の中で、なかなかハングリー精神を元にした「決意
」は生まれにくい環境ではあるが、代わりに「 自分をもっと高めたい 」
「 自分をもっと能力の高い人間に成長させたい 」と願う人達は増えてい
る気がする。

当社のスタッフの中にも、明確な目標に向かって自分を変化させようと行
動に移すメンバーが出てきた事に「 もっと早く、ドンドン動かないかな~。
イライラする~」と思いつつも、嬉しい気持ちで土曜日の今日の仕事はは
かどっている。


頑張る人達と共に働けるのは、経営者と言うよりも1人の人間として嬉し
い限りだ。 そういう人間達に絶対に損をさせたくはない。最終的には頑
張ってよかったと言われないと・・・男が廃ってしまう。

2007年02月11日

『 貪 欲 』であれ!!

                                 2007/02/11(日)

今日は日曜日だ。しかも普通の人は3連休となっている。皆さんは何をし
て過ごしているのでしょう?

やりたい事が沢山ある「貪欲」な私にとっては、いつも寝る時間がとても
もったいなく感じる。

寝ないで済むなら、寝ないでいられた方が、もっと本も読めるし音楽も聴け
るし、仕事もはかどる。 どなたか、寝なくても健康でいられる魔法の薬み
たいなもの開発してくれませんかね?


 「 貪欲 」という言葉に皆さんはどんなイメージを持ちますか?


私は、貪欲という言葉が好きだ・・・。何となく汚いとか嫌なイメージを持た
れがちなこの言葉ですが、今日は「 貪 欲 」という言葉への弁護を少し
だけしておきたいと思う。


「 貪 欲 」という言葉を国語辞典(=集英社:国語辞典参照)で索引すると


『 非常に欲が深いこと 』 『 飽く事なく求めること 』と解説されています。


日本人は特に欲深い・・・と聞くと「 卑しさ 」だったり「 醜いもの 」と感
じたりしますが、私は、2つ目の解説にあった『 飽く事なく求めること 』の
方に近い意味合いでこの言葉を理解しています。

私、中村がイメージする『 貪 欲 』な状態とは、食べても食べても決して満
腹にならない状態、つまり、満足しない状態 = 現状に満足しない状態と
なります。

「 現状に満足しない状態 」とは、常に向上心を持ち続けるという意味と等し
いと考えています。

従って、私は自社のスタッフにも、これから社会に出る学生さんにも是非とも
『 貪 欲 』であって欲しいと願う・・・。そういう向上心むき出しの姿勢が無い
と人は急激に成長しないからだ。


無気力な若い人が目立つ中・・・『 貪 欲 』な人を観るとワクワクさせられる。


自分の未来に向かって常に『 貪 欲 』に突き進んでいきたいものである。


あ、そうそう・・・食事面で貪欲になると本当に「卑しい」と思われるので注意し
ましょうね。 食事は腹八分目で頑張りましょう。(今自分に言い聞かせてます。)

2007年02月12日

経営者は曜日の感覚が薄くなる?

                               2007/02/12(月) 祝日


今日は建国記念日の振替で「祝日」だった。最近、曜日の感覚が薄く今日
が祝日とはスッカリ忘れていた。先月には、自分の生まれた日すら忘れて
いた・・・。

人から「 おめでとうございます、明日誕生日ですよね?」と言われ・・・
「 は? まだ先なのに何言ってるの? 」と言い返し、カレンダーを見たら
確かに明日が自分の誕生日だった。 

祝日や日曜日であっても、経営者にはあまり休日という感覚がないような
気がする。

サラリーマン時代には、明確な休日がありサッカーやスノーボード、スポーツ
クラブなんかに毎週通っていた。

その頃にはその頃のリズムがあったが、今はとにかく「何かに追われてい
る感覚が近いかもしれない」。経営するというのも決して楽ではない。


よく・・・『 何かを欲するならば、何かを捨てなければならない 』・・・と言う。
その意味が起業して会社や組織をいくつか運営するようになって、身に染
みてわかる。最初から定期的に休日を謳歌したいと考える人は起業するの
はやめておいた方が良いだろう。サラリーマンのままのがきっと幸せだ。


一番手に入れたいものに集中すると、そこに時間や意識を集中させなけ
ればならない為に、他の部分がどうしても犠牲になる。タマにプライベートな
部分で、大切な人にも迷惑をかけてしまう事がある。本当に申し訳ない限り
だ。


今、犠牲にしている部分はこれからの未来に自分がどうなるかで、初めて
結果として顕在化する。


松下幸之助さんではないが、いくつか失敗をしようとも、成功するまで諦め
なければ、それは失敗ではなく、成功する為に必要な要素のひとつだった
と言い切れるだろう・・・。


今、色々とご迷惑をお掛けしている皆さんには、誠に申し訳ないが・・・私が
キチンと成功するまで、絶対に諦めずに・・・気長に待っていて欲しい。ただ
これだけは確かだ・・・


            私が先に諦める事は絶対にない。


2007年02月13日

目隠しをして目的地に辿りつく事はできない。

                                  2007/02/13(火)


当社のスタッフには何度か話していることだが、「目隠しをして目的地に
辿り着くことは絶対に不可能だ」

人間は7回おなじ事を言われて初めて身に付くと言われているので、ブ
ログに書いてキチンと繰り返し見れるよう残しておこうと思う。当社のスタ
ッフで、今現在コレが出来ていない人は、今すぐ明確にしておいて欲しい
と思う。

どういう事かと言うと・・・自分が目指す場所を設定しなければ目的地に
行く事は絶対にできないという事だ。


皆さんがどこかに行きたい・・・行こう、と考えた時まず何を決めますか?


        最初に決めるのは当然「目的地」である。


(タマに宛もなく旅をしたい等という輩もいらっしゃるが、今回私が伝えたい
事とは異なるので無視することにする。)


温泉に行こうと思ったら、最初に決めるのは「 どこの温泉に行くか? 」
であろう。

気が付いたら「温泉に入っていた?」なんて人がいたら、夢遊病の疑いが
極めて高いので、早急にお近くの病院に行かれた方がよい。

その後、いつ、誰と、どうやって、何で(=どんな交通手段で)、行くのか?
等の詳細を決め、実行し、そしてやっとその目的地に到着することになる。


   これが、目的地を決め、そこに辿り着くまでのセオリーだ。


そこで、これを我々の人生の目標(=夢)への到達と重ねてみると何と!!


     この大切な「 目的地が無い人 」がとても多い。


これは衝撃の事実だ。いつの間にか温泉に入っていた・・・とか、しらない
ウチにエジプトのピラミッドの前に立っていた・・・なんて事はありえないし、
あったら怖い。


    だから、偶然、自分の夢が叶う・・・なんて事はありえない。


自分がそこに辿り着きたいと思うなら、辿り着きたい先を決めなければな
らない。それもできるだけ明確に!!


何故なら、アバウトな目的地はやはり到着できないように出来ている。
長い年月をかけ、人生の道のりを行くのに・・・「 あの辺に行きたい 」
・・・では、辿りつけるハズもなかろう。


いつまでに、どのような状態になり、どんな事を達成したいのか?そして
その時の状況をできるだけ詳細にイメージできる位に鮮明に目的地を明
確化することが、夢の実現にはとても重要な要素だ。


まだ、叶えたい夢が浮かばない人も、自分がこうなったら最高の人生だ
と考えうる自分の好きなこと、好きなもの、手に入れたい生活・・・等を突
き詰め思い浮かべていく事で、段々と自分が何を求めているのかが見え
てくる。


まさにこの作業がとても重要だ。この作業こそが人生の目的地(=叶えた
い夢)であり、これが無ければ始まらない。


そこで、アメリカの大学エール大学での面白い研究結果が出ているので
簡単にご紹介したい。

アメリカのエール大学の入学式の日・・・入学生全員にアンケートを実施した。


アンケートの内容はこうだ。 


            「 将来の目標・夢はありますか? 」


「 27% 」の学生は・・・【 無い 】と回答。

「 60% 」の学生は・・・【 短期でぼんやりしたイメージがある 】と回答。

「 10% 」の学生は・・・【 中長期のイメージは持っている 】と回答。

「  3% 」の学生は・・・【 夢を紙に書いて持っている 】と回答。


そして、およそ20年後・・・アンケートに答えた学生達がその後どうなって
いるかを追跡し検証したのだ。

その結果、27%の「無い」と答えた人達の多くは、政府からの何らかの
援助を受けていた。60%の「短期でぼんやりとしたイメージ」と答えた人
の多くはサラリーマンやOLになっていた。10%の「中長期のイメージは
持っている」と答えた人達の大多数は事業家に、残りの3%「夢を紙に書
いて持っていた人達は何と全員資産家になっていたという結果になった。

・・・とても有名な話なので知っている人も多いと思うが、「目的地」を明
確化する事の重要性が少なからずご理解頂けたと思う。


目的地を決め、いつまでにそこに行きたいかが決まらなければ、どうや
ってそこに行ったらいいかはズッと解らないままだ。


そんな状態で、目的地に辿り付けるハズがない。目隠しをした状態では、
将来あなたがどこに辿りつくかは全く解らない。まさにお先真っ暗だ。

大切な一生を私のドライバーショットの様な状態にして良いであろうか?
否、良くはないハズだ・・・。

マズは、目的地を明確にしてみてはいかがだろうか? 

決して、「目的地はボールに聞いてくれ・・・」と言っている人生にはなら
ないで頂きたい。

2007年02月14日

ダーウィン=変化を楽しむ。

                                  2007/02/14(水)


バレンタインデーである今日、いつもながら慌しい1日を過ごした。

朝1番で弁護士の先生と打合せ。一度オフィスに戻り、すぐに丸の内の船
井総合研究所に行く。途中、丸の内オアゾに立ちよったら、チョコの売り場
とお昼の人手でごった返していた。

中学生や高校生の時に感じた、バレンタインデーのドキドキ感は今やまっ
たくと言っていい程ない・・・。(悲しい・・・)

年を重ねるほど、クリスマスや正月等のイベントに対しての感覚が希薄化
しているように感じる・・・実に寂しい限りだ。

最近は、事業提携のお話や新規事業展開の打合せが続いている。今後
は特に変化できない企業は淘汰されていく時代に拍車がかかると考えら
れるが、1月の企業倒産件数は「建設業」と「小売業」が多く時代の変化に
耐えられない状況が、企業を倒産させているのだ・・・という事をあらため
て実感させられる。

私は、いつも胸の内ポケットの中に「成功ノート」と自分で勝手に呼んでい
る小さなノートを持ち歩いている。

この中には、普段気が付いたことや、人から聞いて良かったことなどをメモ
したりして自分の弱い部分を埋めようと活用させて頂いている。

その中にとても気に入っている言葉が、今日のブログにピッタリなのでまた
またご紹介させて頂こうと思う。


『 強い者が生き残るではなく、賢い者が生き残るでもない。

      唯一生き残るのは、変化できる者である。 』  ダーウィン


私は本当にこの言葉が好きだ・・・。進化論を唱えたダーウィンの珠玉の
ひと言だと思う。 生き残りたければ変化しなくてはならない。

地球上最強の生物、恐竜は環境の変化に対応できなかったから滅びた。

ビジネスの世界でも、これからのビジネス環境やビジネスの構造変化に
対応できない企業は淘汰される。

当社スカイオフィスも例外ではない。これからの変化に対応できるよう全
力を尽くし、考え、考え、そして行動し、変化を楽しんで受け入れて行き
たいと思う。


だが、バレンタインデーのドキドキ感が無くなったという変化はチト寂しい
ので、そこは変化したくない気もする・・・。変化はしたいが変化したくない
ところもある・・・うーーん? 都合のいいところは残してもいいのか?

ダーウィンに聞いてみたいところだが、甘いものが大好きな私にとっては、
チョコを貰うとやはり嬉しいものである。

恵まれない中村に本日チョコレートを与えて下さった心優しい皆さん・・・
心より御礼申し上げたい。 ありがとう!!


2007年02月15日

中村流・・・原因と結果の法則

                                  2007/02/15(木)


人生は『 選択 』の連続である。 人は常に選択を迫られている。そして
何を選択したかで、その人の人生は決まっていく。

そう考えると、余程の不合理な環境を強制的に押し付けられている状況
以外は、すべての結果は自分の選択が原因ということになる。(今の世
の中では戦時下以外では考え難い状況だと思う。)

よく・・・陰で上司を批判したり、部下にあたったり、会社の不平不満を言
ったりする人がいるが、実にナンセンスだと私は思う。

まぁ、時には発散も大事だが、基本的には全ては自分が選んだ道なの
である。自業自得だ。上司が嫌いだと言っても、その会社を最終的に選
択したのはあなた以外に他ならない。(こういう事を書くと、私の会社のス
タッフ達が社内に不平を言っている人がいるのだろうか?と心配になるみ
たいだが、幸いなことに今の当社にはそのような人はいない。話の流れ
で過去の経験から書かせて頂いている。誤解なきように・・・。)

親や周囲に無理やり勧められた会社だとしても、本当に嫌ならやはりそ
の会社にはいかないだろう。周囲に流されたとしてもそれは結局はその
人の選択になるのだ。


【結果には全て原因がある。】 面白い事に、サラリーマン時代から含め
て、上手くいっていない人程、何か自分以外のことを理由にして会社を辞
めていく人が多い。「家庭の事情」「他にやりたい事ができた」「自分には
あっていない」「親が反対している」「家の仕事を継ぐことになった」等が多
いように感じる。

不思議なことに仕事が絶好調!!という人が「 辞めたい 」と言うのを私
は見たことがない。営業会社であれば尚のこと解り易い。数字(=結果)が
会社の期待を超えている人で評価がキチンとされている場合に「 辞めた
い 」という人はいない。


何が言いたいのかと言うと、今ある結果を自分以外の責任にするのは実
に心地良い事かもしれないが、今ある結果を他人の(=環境の)責任にす
る事で、あなたの成長は確実に止まってしまうという事だ。

人は、自分のせいでは無い・・・となると、自分の悪いところを直そうとは
思わない。つまり、自分で自分の成長にストップをかけてしまうのだ。

今ある結果は、全て自分に原因があるのだという事を理解しない限り、他
人の責任にして、本当の原因に気付かないという最悪のパターンに陥って
しまうことになる。

偉そうに言う私も、しばしば自分以外の責任にしてしまいそうになる事が
多々ある。人間とは弱いもので、私もご多分に漏れず、度々反省させられ
る事ばかりだ。

             だが絶対に忘れないで欲しい。

今ある結果には必ず、「あなたの」どこかに原因がある。そこに気付き修
正をかけない事には、絶対にあなたは成長できない。そして、あなたの
結果は今後も変わる事はない。


私は、起業することを選び・・・今、苦労しながらも忍耐強いスタッフに恵ま
れ7年目のタームに入ろうとしている。2007年の今後の変化を考えると、
今は直すところばかりだが、ある程度の原因が自分に有るという事も解っ
ている。あとはそこを直していくだけだ・・・。もっと早く気が付けば楽だった
だろうが、それも必要な時間だったという事かも知れない。

 そう考えると、私はこれからのスカイオフィスにとてもワクワクしている。

そういう気持ちで今、結果的にいられるという事は、私の選択は間違って
いなかったという事だ。皆さんの今はどうですか?ワクワクしてますか?


2007年02月16日

中村式・・・プラス思考のススメ。

                                   2007/02/16(金)

今日は、朝から渋滞に巻き込まれ、車は故障し、花粉症に目と喉がやられ
た・・・流石にこういう日は滅多にない。

しかし逆に考えると、あまり良くない事はまとめて来てくれた方が、チマチマ
分割してやって来られるより良かったのかも知れない。そう考えると今日の
私はツイているのかな?・・・と思えて来るから不思議だ。

要するに気持ちの持ちようで、いかようにも「 出来事の意味 」は変えられ
る。


そう、プラスに考えられるか考えられないかは全て【 意味の後付け 】に
よって決定される。


ジャンケンで言えば後出しで勝負しても良いことになる。これは身に付ける
ととても便利だ。


プラス思考は最初から上手くやろうと思っても上手くいかない。これを定着
させて、究極のプラス思考人間になるには、反復練習と日々起こる出来事
に対しての「 意味付け 」の練習を根気良く続ける努力が必要だ。

プラス思考を身に付けると良いことばかりの人生になり、マイナス思考の時
の人生とは間逆のハッピーライフを満喫する事が可能になる。


なぜ?そのような事が可能か?プラス思考とは、全ての出来事を自分にと
ってプラスに考え、常にモチベートを高く保つ為の「 習慣的思考 」=考え方
のことである。

だから、結果的にこれが身に付くと基本的に「 良い事しか起こらない 」と
いう事になる。良い事ばかりだから、ハッピーな人生になるのだ。


例えば・・・私は数年前に、右肩を脱臼したことがある。先日骨折の話を書い
たばかりなので、こんな事ばかり紹介するとケガばかりしているようだが、実
際は滅多にケガはしない。

その時は、外れた右肩を自分で元に戻そうと約4時間程奮闘し、結局はま
らず、観念して救急病院に行ったら、肩の内側の膜が破れて相当酷い状
態になっていた・・・えらく先生に怒られた。(病院の先生には怒られてばか
りである。だから病院に行くのはあまり好きではない。)

結局、その後肩を中心に包帯でぐるぐる巻きにされ、完全に右肩は使用で
きない状態に固定されてしまった。

箸は持てないし、ペンも持てない、キーボードも左指で一個ずつしか押すこ
とができない・・・普段は何事もなく短時間で出来る事ができない。本当に
気が狂いそうなくらいイライラした。

何でこんな目に・・・と未熟な自分はその時何度も思っていた。 しかし、そ
の事が元で、世の中の体の不自由な人の大変さを幾分か理解することが
できた。

恥の上塗りで恐縮だが、私はその時まであまり、障害をもった人の本当の
気持ちに気が付くことは無かった。

右手一本使えないことが、どれほど苦痛であり、大変なことなのか・・・その
時初めて思い知り、もし、これが一生続いたとしたら・・・気が狂いそうなほど
の感覚であったのを覚えている。

更にもうひとつオマケまでついていた。車も運転できないので滅多に乗らな
いバスに乗った時・・・ある程度混雑していたので私はやや後ろの方に立っ
ていた。右腕以外は健康そのものなので、立っている事に何の支障も無か
ったが、誰かが私のお尻をつつく人がいた・・・後ろを振り返ると、何と小学
生の男の子が私に席を譲ってくれたのだ。

とても恥ずかしかったが、今時の小学生でこんなに優しい子がいるんだ・・・
と思ったものだ。本当は立っているのに別段問題は無かったが、「ありがと
う」といって座らせてもらった。(実際にその場にいると嬉しいものだ・・・。)

私は、その時の脱臼という通常なら「 ツイてない 」ケガの不便な状況から
とても大切な2つの事を学んだ・・・。中々そういう状況や気持ちにはならない
から、今ではあの時ケガをして良かったと思っている。

その頃から車椅子の方や足の不自由な方を見かけると、その時のことを多少
なりとも思い出し、小学生の男の子でもしている事に負けないよう、気がつい
た時は少し声を掛け手伝うようにしている。

ちなみに、もう1つ副産物もあった。右手が使えない期間が結構長かったので
左手で箸とボールペンが使えるようになったことだ。今では左右両方使えるの
でとてもラッキーだったと言える。

一見、アンラッキーと思える出来事も、後出し、後付けで構わないので、その
起きた出来事に対して何かしら「 良い部分 」を見つける努力をオススメし
たい。

そうする事できっと、プラス思考が段々と身に付いていくことになる。


そうは言っても、『 チキショー!!』 と思えることも実際ある。そういう時は、
「 な~んちゃって 」と無理やりでも最後に付け加えてみてはいかがだろう
か?今でも完全ではない私の必殺技をご紹介したつもりだ・・・お試しあれ。


2007年02月17日

必要な情報の集め方

                                  2007/02/17(土)


最近、新規事業・・・新規事業・・・という事ばかり頭の中で考えている。 

それは、当社も変化することを迫られているからだ。以前のブログにも書い
たが、時代や環境の変化に対応できない企業はいずれ淘汰される。

通常は、ただ考えているだけでは「どのような事業が現在の事業とシナジ
ーを生み出し、スムーズに導入できるだろうか?」等を含めた適当なアイデ
アは浮かんでこないものだ。

しかし、不思議なことに真剣に考え、新規事業の種を求め続けていると・・
今まで探していた情報やアイデアのヒントが向こうからやってきてくれるの
だから不思議だ。


過去にも似たような事があった。 サラリーマン時代、名古屋で営業課長
をしていた私は、シーズンになると隔週くらいのペースで岐阜のスキー場
にスノーボードを楽しみに出かけていた。(当時は名古屋から高速で1時間
半も走れば近場のスキー場に着いてしまうので簡単に行ける環境だった。)

毎回、一緒に行くメンバーは代わるのだが、工事課の後輩スタッフ達と行っ
たある時のこと。車を何台も出すとコストがかさむので、その時は工事課の
後輩の車に乗せて行ってもらうことにした。

スノーボードに行くときは、いつも朝方5時頃に集合し、スキー場に7時前に
到着。その日の夕方には帰路につくといったお手軽なツアーだ。

後輩の車で行くので、その日は朝4:30頃に後輩の家に自分の車で向かっ
た。後輩の家に着くと、既に後輩達は今回乗っていく車の前で待っていた。
私は、自分の車から後輩の車にボードや荷物を乗せ替える際、後輩の車が
とても珍しい車だということにその時・・・初めて気がついた。

紺色の車で後ろ側が丸みを帯びている。私は最初に見たときは外車に見え
た。だが良く見るとTOYOTAのマーク。そして、車名はCEPTER(セプター)
と書いてあった。皆さんはご存知でしたか?この車。私はその日のその時
までトヨタ車にこのような車がある事自体知らなかった。

その時は、珍しい車もあるもんだ・・・と思っていたものだが、帰りのルートを
私が運転して帰って来たという事もあり、セプター・・・中々良い車じゃん。な
どと思ったものだ。

翌日の月曜日、昨日の事はスッカリ忘れ営業車に乗って営業に出かけた私
はとても恐ろしい光景を目の当たりにした。それは、今まで1度も聞いたこと
も見たことすら無かったセプターが、何台も何台も自分の営業車とすれ違うの
だ・・・。

「 あっ、あそこにセプターが走ってる。 」 「 あ、あそこにも・・・ 」こんなにも
セプターって走ってるものなんだ・・・と大そう驚いたものだ。 だが、その後・・・
様々な書籍を読んでいるうちに・・・

【 自分の脳が・・・ただ単に認識したモノを探そうとしていただけ 】であったと

いうことが理解できた。


我々の脳はとても御立派にできている。 つまり、私が単にセプターという車を
認識した事により、普段は気にせずすれ違っていたセプターを、脳が発見しよう
と私に気づかせてくれていただけだったのだ。

つまり、セプターという車を知らなかったり、意識しなければ、我々の脳は認識
しない。必要の無いことは気にしないから、今まで私の営業車とすれ違ってい
たとしても気がつかなかっただけなのだ・・・。(本当は結構ふつうにそこらを走
っていたということだ。)


要するに何が言いたいのかというと・・・。強く探し求めたり、意識することによっ
て、我々の御立派な脳みそサンは、今まで気がつかなかった様な、ホンの些細
な情報さえも我々に認識させてくれたりして、欲しい情報を探すのを手伝ってく
れるのだ。

冒頭・・・「 不思議なことに真剣に考え、新規事業の種を求め続けていると・・
今まで探していた情報やアイデアのヒントが向こうからやってきてくれるのだ
から不思議だ。」

ということを書いたが、最近の私が念仏の様にブツブツと「新規事業」について
真剣に考え出したことで、私が最近目にしたモノ(=情報) や 聞いたモノ(=情
報)の中から、脳が勝手に必要な情報を認識させてくれているから、それがあた
かも、向こうから情報がやって来るように思えるのだ。

こう考えると・・・何かに注目して考える事が、情報の引っかかりを良くする働き
をするように思える。

我々の脳の機能にはこんな便利なものがついている。ほんと便利だ。しかし、
折角の機能も使わなければ何の意味もない。

使い方はいたって簡単。 ただ単に、皆さんが欲しいと思う情報をブツブツと真
剣に「何かないかな?」と考えるだけ・・・。ただし、継続して根気良く・・・ね。

脳は使うのがミソ・・・ ん? もしかして・・・だから脳ミソ・・・・・・なのか?

よ~し、さっそくコレもブツブツと考えてみることにしよう。


(※あまりクダラナイ事に脳を使うと私の様になるのでご注意下さい。)
  

2007年02月18日

日曜・・・夜の妄想のススメ。

                                  2007/02/18(日)

今は日曜日の夜、大抵の人は明日は仕事をしに会社に行くことだと思う。

そこで質問です。明日の朝、会社に行くのが楽しいですか?憂鬱ですか?

よくサザエさんシンドロームと言って、日曜日の夕方6時半に定刻通りサザ
エさんが始ると「 ああ・・・もう日曜日が終わる・・・明日は仕事かぁ・・・」と
憂鬱になることを言います。

私は、以前にも人生を楽しくするには、人生の中でとても多くの割合を占め
ている「 仕事 」を楽しくしないと、たった1回きりの人生がとてもつまらな
いものになる。ということをお伝えしましたが、きっと今日の皆さんの心境こ
そが今の皆さんの正直な気持ちを表していることでしょう。


どうですか? 明日会社に向かう事を考えてみて「 ワクワク 」しますか?


もし、「 ワクワク 」していないとしたら、どうしたら「 ワクワク 」できるかを
考えましょう。皆さん・・・折角ですから人生は楽しい方がいいですよね。でも
もし、明日のことを考えて「 ワクワク 」できない自分がいたら、真剣に気持
ちを少しでも「 プラス 」の方向に向ける努力をお勧めします。


なぜ? それは皆さんの人生を少しでも楽しいものにして欲しいからです。


では、どうやって「 憂鬱な気分 」 を 「 ワクワクする気分 」に変えられ
るのでしょう?これは、実は人それぞれのやり方を見つける必要があり、全
ての人に共通する方程式のようなものは無いんです。

業種や業態。勤務形態や職場環境はたまた人間関係等々様々なファクター
が絡まっていますので、一概にこうやれば上手くいく・・・というものではあり
ません。

ですので、私がやった方法を今回ご紹介しますので、何かの参考にして頂
き皆さんに一番マッチする方法を自分なりに見つけて見て下さい。


なぜ?憂鬱になるのか?それは、仕事がつまらないから憂鬱になるのです。

もし仮に、明日が仕事ではなく旅行やデートだったらどうですか?「ワクワク」
しませんか?

では、今皆さんが行っている仕事で、明日最高の成果が出せるとしたらどう
ですか?「えっ?そんなこと起こるはずはない。」 いやいや、今の世の中何
が起こるか解らない世の中です。皆さんの仕事で最高の成果がヒョンなこと
から出せたとしても何の不思議もないんですよ。

・・・であれば思い描くのは自由なハズです。 そうなんです。 私の場合・・・
日曜日に憂鬱な気分になると必ず、そんな気分を吹き飛ばすくらいに「 もし
明日こうだったら最高 」シリーズを勝手に思い描くようにしています。

営業会社であれば、お客様から受注を沢山頂けたらどうしよう・・・とか、導入
を検討して下さっていたお客様が皆さん明日いろよい返事をくれたらどうしよ
う?とか、営業スタッフが全員結果を出せて忙しすぎて困っちゃったらどうし
よう?とかです。

もし、サービス業の方だったら、お客様から最高の「ありがとう」を言われた場
面を想像したり、製造業の方だったら、仕事の正確さを上長から褒められてい
る場面だったり・・・とまぁ、様々です。

そう考えた方が楽しく眠りにつけると私は思うのですが・・・どうでしょう?


仕事は、やらされている・・・といった受身になると、総じてつまらないモノにな
ってしまう様に私は思う。

だから、できるだけ仕事は主体的にやらなければ、結局つまらないものになる。

主体的とは、仕事を自分のことと捉え、自分から進んで考え、動くことだ。もし、
仕事が上手くいっていないのであれば、どうしたら上手くいくかを考えよう。そし
て、考え付いた事はとにかくやってみることだ。


     あなたの行動が変われば、あなたの結果も必ず変わる。


これからどうなるか?を考えると不安になるが、逆に、これからどうしてやろう?
と考えると楽しくなる。主体的に考えることで仕事は確実に楽しくなる。


日曜日の妄想も含め・・・良いことをとにかく考える思考回路は、これからのせ
ちがらい世の中には必要不可欠である。

さぁ、明日はどんな良い事が待っているのかな・・・? 

2007年02月19日

若者よ今のウチにもっと頑張ろう

                                   2007/02/19(月)


『 自分が溺れていると、隣で溺れている人は助けられない。 』


これは真実だと私は思っている。 弱者救済であったりとかボランティア
であったりとかを必要以上に美化する方々もいるが、私は少し違和感を
覚える。

もちろん、様々な理由で環境的に恵まれていない人々を救済することは
とても素敵なことだと思う・・・が、しかし、自分が経済的にとても困って
いる時に、多くの人達を救済することは事実上困難である。


          理想と現実はすべからく違うのだ。


自分達のできる事から始めれば良い・・・と私も思うが、現実は時として
待ってはくれない。(気持ちを持つことは尊いが、それだけでは助けられ
ない現実がある)

だから、溺れている人を本当に助けようと思ったら、まずは助けられるだ
けの力をつけることが肝要だと私は言いたい。

昨年末のテレビ番組で「 老老介護 」というある老夫婦の家庭を紹介し
ている番組があった。私は現在の日本に迫っている1つの現実を垣間見
せられた気がしてとても衝撃を受けた。

読んで字の如く・・・老人が老人を介護するのだ。若い?我々でさえ、経
済活動を終え、自宅に帰ってからの時間を少しでも自分の時間として持
ちたいと考えているのに、現在そのような環境にあられる方々の実情を
思うと、とても辛い状況を察してしまう。

実際に、介護に疲れ果てた介護者(高齢の夫婦のどちらか?もしくは息
子・娘)の方々の自殺が増えているらしい。本当に寂しい限りである。

そういう現実を知ると・・・益々自分が頑張らなければ(=自分が何かしら
始められるだけの力をつけなければ)と思う。

ブログであまり暗いニュースは書きたくないが、現実からも目を反らして
はならないと思う。だから、事実を知って欲しい。そういう事実が今後増
える傾向にあり、人口構成比から観ても現実化する確立は高い。

要するに、今の若者は絶対に「 今 」力をつけるべく、もっと頑張れ!!
と言いたい。回りくどくて申し訳ない。(もちろん自分にも言っている)


その若い?人達の間には、頑張っている人と頑張れない人の格差も問
題になって来ているが、私は贅沢病がもたらした弊害だと感じている。

昔は、今ほどモノが無く・・・モノを手に入れる為に必至に働いた・・・(否
働けた、が正解だ。)今のように必要なモノがそろい過ぎていて経済的に
豊かになり過ぎると、目標が見つけにくくなるのも事実だ。

だからここ数年の会社の採用選考時に「 夢や目標 」を聞いても答えら
れる人は本当に僅かだ。自分の本当に求めているものが見つけられな
いと、人は頑張れない。

『 本当に欲しい生活 』 『 本当に絶対に手に入れたい強烈な目標 』
等は人を動かす原動力として今も昔も確実に存在する。

車がまだ一般庶民には高値の花だった昔の人は、車を手に入れる為に
必至に働いた。 それは、休日に家族で車で出かけるためだ。もっと言う
と、家族と車で出かけるという素敵な生活を手に入れる為だ。

今は車も手に入りやすいし、TVもDVDも洗濯機も冷蔵庫もカッコイイ家具
も・・・昔に比べ揃っている。シロ物家電と言われるものはあって当たり前
だ。こういう状況が若い人達の頑張りに火をつけにくくしている。


マイクロソフトのビルゲイツ会長でなくとも、日本にもポンと数億円を寄付
される方々もいる。本当に困っている人達に、それぞれのレベルで手を
差し伸べてあげられるのは、自分が経済的にも健康でなくてはならない。


自分が病気では人は助けられない。今を精一杯頑張りたいものだ・・・。


    

2007年02月20日

努力の方向性

                                   2007/02/20(火)

私は頑張っている人が好きだ。本当に頑張っている人を見るとどうしても応
援したくなる。だが、努力を長きにわたって継続することはとても困難なこと
だ。大抵の人は半年とか1年もすると・・・いくらやっても駄目なんだ・・・と自
分から勝手に諦めていく。物事はそんなに簡単にはいかない。甘くはない
のだ。


       そう考えると努力するにも才能がいるのだと思う。


昔から・・・『 石の上にも3年 』という言葉があるが、私は最近の諦めの早
い若い人達に対してこの言葉を贈りたい。この言葉は、3年間一点に集中
してしたたり落ちる水滴が、どんなに硬い石にも穴を開ける・・・という事を表
したものだ。半年や1年ではビクともしないが、3年間同じ事に集中すれば、
努力が光ってくるというものだ。


3年間ひとつの事に全力で取り組んで、それでも結果が全く出ないのであ
れば余程その仕事に向いていないということだ。その場合には自分に合った
他の職を探すのも悪くはない。だが、多くの人はまず前提として・・・全力で
取り組んでいない。

才能のない我々が、才能のある人達に追いつき追い越そうと考えた時、才
能の無い者が手を抜いていて追いつける道理がない。

最低限、弱音を吐いている暇が無いくらいに目の前の仕事に集中するべき
だ。


ただし、ここでとても重要なファクターになるのが「 努力の方向性 」というも
のだ。


  方向性を誤れば当然だが、いくら努力しても結果には反映されない。


もし、今のあなたが全力で取り組んでいるのに結果がちっとも出ないという
事であれば、おそらく努力の方向性が違うのだと気付かなければならない。

では、方向性の誤りを正すにはどうしたら良いのか?答えはとてもシンプル
だ。


  「 結果を出す為の最短距離を走っているかどうか?を考えるだけ。 」


多くの人が陥るのが、結果に直結しない【 ムダ 】なことを一生懸命やっ
ている。だから本当に必要な結果を出すのに最も重要なことをやる時間が
ない。そこまで手が回らないのだ。これでは本末転倒である。

あなたの仕事において、ゴールは何か?どうすれば成約となるのか?を考
え、最も短い成約までのパターンを考えてみよう。

例えば自動車のディーラーであれば、①展示会にお客様が来て、②お客
様の興味のある車(ニーズ)を把握し、③その車を効果的に紹介する。④
その次に商談となり⑤YESかNOかの結果がわかる。この様な成約まで
のパターンを考え、まずは分母を最大限に増やす努力をしなければ、最終
的に成約になる確率は低くなる。

・・・では、この場合。今結果が出ていない人が最もやるべき事( =努力
すべき事 )つまり努力の方向性は何かと言えば、とにかく展示会に来て
もらう人の数である分母を増やすことだ。本来はココに集中しなければな
らない時なのに、車の機能や性能、はたまたお客様DATAに余分なコメン
ト等を書く事に多くの時間を費やしたりしている。1番やらなければならない
事をやっていないから、どんなに努力しても結果が出ない。これは努力して
いる本人にとっても、とても辛い事だと思う。


つい先日の日経新聞の書籍の広告欄に、株式会社武蔵野の小山昇社長
の本が紹介されていた。私は小山社長についてあまり知らなかったが、こ
の本の広告文の一文に、とても目を魅かれた。

それは「 会社に仕事をしに行く・・・という人は会社に来る必要はない。」
という文章だった。面白いことが書いてあるなと思い・・読んでみると更に
「 会社は結果を出すところであって、ただ単に仕事をしに来るという人は
必要ではない 」という内容が続く。

最近、日本のホワイトカラー(=事務系職員)の生産性の低さが取りざたさ
れているが、小山社長はきっと「 自分に与えられた業務をただ処理して
満足している=仕事をした気分になって会社に居られるのは迷惑だ 」と
言いたいのだと思う。

事務系であっても、その日に出したい結果は必ずある。もしそれが決まっ
ていないのであれば、それは「 仕事をしに行く 」という考えに陥っている
と認識しなければならない。

 
『 会社は結果を出しにいく場である。 』 実に心に響く真実を捉えた言
葉である。


・・・かの発明家トーマス・エジソンもこう言っている。

【 成功するかしないかは・・・99%の努力と1%の才能で決まる 】と。


努力できると言うのも才能のひとつだ。だから、どうせ同じ努力をするの
であれば、とにかく結果を出す為の最短距離を行きたいものである。


2007年02月21日

シンプルに考えると楽になる

                                   2007/02/21(水)

私は大学を卒業してからズ~っと営業の世界に身を置いていますが、スカ
イオフィスを起業し、サラリーマン時代とは違って様々な事を考えなくてはな
らなくなりました。そういった中・・・とても助けられている考え方が身に付い
たので、少しご紹介しておこうと思います。


それは『 物事をできるだけ単純に、シンプルに考える 』という手法です。


特に営業の世界だけ・・・というセコイものでもなく、実に様々な場面で役に
立っているので、きっと皆さんのお役に立つことと思います。

我々は日々、様々な人とコミュニケーションをとっている訳ですが、そういっ
たコミュニケーションにおいて、「 物事をできるだけ単純に考える 」という
考え方が意外と役に立ちます。

営業職にとどまらず、サービス業であっても製造業であっても、人とのコミュ
ニケーション能力はとても重要だと言えます。コミュニケーション能力の事を
最近では人との付き合い方を計る指標として「 Emotional Quotient 」 略
して【 EQ 】=「心の知能指数」とも言われています。

そういった言葉が世の中に出てくるくらいに今、コミュニケーション能力は問
われているのです。

そもそもコミュニケーションとは、誰かに何かを伝える事を言いますが、これ
が中々難しい時があります。

例えば、初めてのお客様に当社で扱っているデジタル複合機(=コピー機
とFAXとプリンター等が複合して一体となっている機械)をご紹介する場合。

   このコミュニケーション能力が大きく問われる事になるのです。

あまり成果が上がらない営業マンの場合・・・アレコレ機械の説明ばかりを
してしまうのですが、説明すればする程、お客様は理解できなくなってしま
うのです。営業マンは必至で説明するけれど、お客様(=相手)には伝わ
らない。コレって結構せつない事なんです。

なぜ、せつないか解るかと言えば・・・私も新入社員の頃、散々せつない思
いを体験して来たからです。(お前は営業には向いていない・・・何て上司に
言われた事もありました・・・。)


では、せつない営業マンの良くあるパターンとは・・・


お客様 「 この複合機はどんな複合機なの? 」


営業マン「 はい、最新のフォーカスレンズが採用されていまして、印刷速度
       が大体毎分35枚と今より1分あたり10枚多く刷れるようになって
       おり、原稿自動送り装置などはいっぺんに100枚セット出来る様
       になりました。また、文書などのDATAを本体内部のハードディス
       クに蓄積できるようになっていますので、必要なDATAを保管して
       おく事も取り出すことも可能になった最新のオススメ複合機なん
       です。」 

お客様 「 なんだか良く解らないな・・・要するに何が違うの?」 

営業マン「えっと・・・」

この様な時には、とてもシンプルに機械の良さを伝える必要があったのです。


私の場合・・・「 この複合機はどんな複合機ですか? 」等とお客様から聞か
れると、最初はとにかく単純なポイントをお伝えするようにしています。


お客様「 この複合機はどんな複合機なの? 」

中 村「 はい、今の機械よりもメチャクチャ早くて、キレイになります。 」

お客様「 どれくらい早いの? 」 

中村 「 10枚です。10枚出てくる時間があれば、お客様はとっくに出かけら
      れます。」

・・・etc

会話例を載せるとキリがないので、この変にしておきますが、お客様に
とって兎に角解り易い表現に変えて説明するのがポイントなのです。でも
慣れないと中々現場でポンポンとは出てこないものなんです。

その場合は、頭の中で次の質問をして練習するようにしてみて下さい。


           『 ひと事で言うと何? 』


この質問にただ答えていくだけで、とてもシンプルに考える思考回路が
育つのです。

物事を難しいと考えれば必要以上に難しく思えてきてしまいます。

逆に、単純に・・・シンプルに物事を考え、伝えることができると、実はと
ても簡単に相手に理解してもらえたり、重く考えていた気持ちが楽になっ
たりします。


  物事はシンプルに・・・そして単純に解りやすいが一番です。


では・・・

このブログ・・・一言でいうと何だろう? うーーーん? ダ・ダイアリー・・・

・・・す、すみません。 もう一度修行してきます。


当社のスタッフと話していても、話が回りくどかったり、要点がまとまってい
なかったりすると、『 要するに何が言いたいの? 』と聞き返したりします。


 

2007年02月22日

健康を意識するタイミング

                                   2007/02/22(木)


皆さんは健康について考えていますか?私は25歳あたりから健康オタク
になりました。様々なサプリメントを買っては試し、栄養の摂取吸収のメカ
ニズムについて調べたり、お医者さんが処方する薬の種別を覚えたりと、
健康に対する意識が・・・ある事を境目に強くなったのを覚えています。
(今では、タマに病院に行くと処方して欲しいお薬をこちらから要望したり
します。クラビットとケンタン、それからPL1を多めに出しといて頂けると助
かるのですが・・・といった具合。先生は結構驚かれます・・・。)

そうなったキッカケは、自分の将来の目標が明確になった時に「 健康 」
を強く意識するようになったからです。

人間は健康な時は自分が病気になるなんてことは全く考えないものです
が、いざ深刻な病気になったとすると、神にも祈るような気持ちになったり
します。とても都合の良い生き物だと思います。

みなさんは、もし将来自分の思い描いた目標に苦労して辿り着いた時に
「 誠に申し上げにくいのですが、あなたの病名はガンです。余命3ヶ月
です 」と先刻されたらどうしますか?

せっかく今まで頑張ってきたのは何だったのでしょう? 未来の目標が
明確になると、達成した時に病気になっていては元も子もない・・・と真剣
に思えてくるものです。

だから、将来の目標が明確な人であればあるほど健康に気を使うように
なるのだと思います。

ちなみに日本人の死亡原因のTOPは、医療がこれだけ進歩した現在で
あっても「 ガン 」が一番なんです。

では、何でガンは医療が進歩しているにも関わらず増えているのでしょう?
それは戦後の日本の食べ物が欧米化したからだと言われています。証拠
に、戦後間もなくの日本にはガンで死ぬ人は殆んどいなかったと言います
から、いかに食べ物の影響が大きいかが解ります。

我々が日々口にする食べ物ですが、最近の厚生省が発表している野菜
等に含まれている栄養価を示したDATAでは、50年前と現在の同じ野菜
の中に含まれている栄養価にとても大きな違いがあることが明らかにされ
ています。

例えばホウレン草・・・現在のホウレン草に含まれる栄養素の量は、昔の
ホウレン草に含まれていた栄養素のおよそ5分の1程度に減少している
そうです。本当に驚きです。その他の野菜等ものきなみ栄養素が大幅に
減少しています。(これは、現代の野菜が促成栽培や土を使わない水耕
栽培等により土中からのビタミン・ミネラルが野菜そのものに吸収される
前に収穫して販売されてしまうからだと言われています。体は立派に育っ
ても中身はカラカラだということですね。)

皆さん、野菜の摂取だけで昔の人と同じだけの栄養素を体内に補給しよ
うとしたら、タダでさえ野菜を食べなくなってきているのにホウレン草で5倍
その他の野菜も平均して3倍以上もの量をたべなければおいつかない計
算になります。

正直、それだけの野菜を日々摂取するのは不可能です。 しかし、栄養素
のキチンとした摂取の大切さを私に教えて下さった方がいます。数年前に
なりますが、明治薬科大学の村田名誉教授がその方で・・・ある方のご紹
介で先生と一緒に食事をさせて頂いた事がありました・・・

私が「 どうしてガンって無くならないんですかねぇ? 」と先生に聞いてみ
たところ、逆に「 中村さん、人間の体ってどうやって作られているか知って
ます?」と聞かれ・・・

中村「 そりゃぁ、食べ物ですよね。 」

先生「 そうですね。食べ物が分解されて血となり肉となっているんです。」
   「 では、その食べ物に栄養が無かったらどうなりますかね? 」

中村「 うーーん?育ちが悪くなる??? 」

先生「 それもあるかも知れませんが病気になるんです。 」

中村「 えっ? 」

先生「 人間の体は大体10年でもう1人別人ができる様なものなんです。」
   「 つまり10年間に食べたもので次の10年間の体が作られるみた
     いなものと考えて下さい。」

   「 つまり、体を作るのに必要な食べ物の栄養素は、車で言ったら
     部品のような物ですから、部品がところどころ欠落してできた車
     のようなモノなんです。その車はどうなりますか?」

中村「 こ・・・壊れますね・・・いつかは・・・。 」

先生「 そうやって体の所々に欠落した箇所にガンのようなものが出来
     ても不思議ではありません。」「だから食べ物が大事なんです。」


・・・・・なるほど、皆さん解りましたか? 必要な栄養素が不足した場合
何かで補う必要があるのです。だからサプリメントが必要とされているん
ですね。健康補助食品とも言われますが、まさにその名の通りだと思い
ます。

ちなみに、村田先生いわく・・・野菜でもサプリメントでも、食道から胃に
入り、腸で吸収される位に細かくなるとどちらで摂取しても同じ栄養素が
体内に取り込まれるので同じだそうです。

将来の為にもバランスの良い食事をとって、健康でありたいものです。

 


2007年02月23日

すべては経験から学ぶ

                                  2007/02/23(金)


ここ最近、その日のうちにオフィスを出ることが少なくなってきた。自分の
仕事の処理能力をもっとスピードUPしなければと切実な気持ちになる。
さすがに夜中の12:00を回ると仕事の能率は極端に落ちるような気がす
る・・・。

こんな時は、1日が48時間くらいあったらいいのにと真面目に思ってしま
う。ただ、忙しい・・・とはあまり口にしないように注意している。心を亡ぼ
すと書くからだ。

スカイオフィスでは、これから新規取り扱いの事業が目白押しだが、新し
い事を始めようとすると少なからず反発もある。だが、本当にその事業が
軌道にのってうまくいくかどうかは、やってみなければ解らない。

タマに、やってもみないウチから「 出来る訳がない 」とか「 どうせ上手
くいきっこない 」と思う人がいるみたいだが、私はやらずして批判する人
が大嫌いだ。

色々な考え方があるが、私としては「 100の勉強より1の経験 」のが
得るものが大きいと思っている。教本をいくら読んだって泳げるようには
ならない。であればプールにドンドン飛び込んだ方が学びは大きい。


     行動する中から、人は様々な経験をし学びを得る。


今日のブログで2回目の登場となるトーマス・エジソンさんは、ある発明
の実験の最中に突然・・・爆発事故を起こしたという。研究所が壊れるく
らいの爆発となり、一緒に研究していた助手たちは、カンカンに怒って・・
「 先生、危うく死ぬところだったじゃないですか?もういいかげんにして
下さい!!」と言ったそうだ・・・その時、エジソンが言った言葉に私はとっ
ても衝撃を受けた。通常なら大失敗して落胆するはずのエジソンは・・・

 『 君たち、私はまた1つ新しいことを発見した。 それは・・・こうすると
   爆発するんだ・・・ということがわかったんだ。 』

助手たちはこのエジソンの考え方に呆れたそうだが、私はなんてポジ
ティブな人なんだ。偉大な方々はこうもプラスに考える習慣がついている
のか?と驚かされたものだ。

様々なことを経験し、その中から沢山の学びを得られれば、それは素晴
らしい事だと思う。

私も・・・会社に遅くまで居ることが美徳だとはちっとも思わない。だから
そろそろ何かを学んで、サッサと家に帰れるようにしたいのだが・・・


今のところ思いつく学びは、誰も居ないオフィスだと静かだなぁ・・位か?


うーーーん? こりゃ1回社長室でも爆発させてみる必要がありそうだ。

2007年02月24日

千葉幕張社長研修

                                  2007/02/24(土)


土曜日の今日、私は経営者のスキルUPの為に千葉の幕張に来ている。

今日明日とみっちり2日間の合宿研修である。経営者もドンドン新しいスキ
ルや考え方を仕入れていかないと、アッという間に思考が陳腐化していっ
てしまう気がする。

出来るだけ定期的に時間を使ってレベルUPを図る必要があると思う。

当社の様なマダマダ小さい会社においては、経営者の能力が会社の成長
にそのまま起因すると考えられるから、私自身常に成長しなければならない。

そう考えている今もきっと、当社の幹部スタッフ達はそれぞれに仕事に取り
組んでいると思う・・・それを思うと本当にこの2日間で真剣に学びを得なけ
れば、彼等の頑張りに泥を塗るようなものだ・・・心してかかりたい。


そういえば、全国で講演活動や経営コンサルタントをされている小宮一慶
さんの書籍に、研修についての一節が書かれていて、とても納得させられ
たのを思い出した。(私は陰ながら小宮さんのファンである)

それは、研修の成果というものは『 研修を受ける側の心構え 』によると
ころが大きいというものだ。

例えば会社側から研修を受ける人を決定し参加する受講者は研修から何
かを学ぼうとする意識が低く、せっかく会社側がコストをかけて研修を実施
しても成果が低い場合が多いという。要するにヤラサレという意識の人だ。

しかし、社内で公募する研修等に自分から手をあげて受けに来た人達は、
先程の方々よりもずっと真剣に研修を受講する傾向にあり、参加後に一定
の成果を残しているという。

だが、最も研修効果の高い受講者は何と言っても「 自分のお金で研修に
参加してくる人達 」だという。 このような人達は、研修に参加する意識自
体が最初から高く。最後まで集中力を切らさずに非常に意欲的に研修に参
加される方が多い。当然、研修から得られる成果も大きなものになる。

小宮さんは、みな同じ時間とコストをかけていても、参加する側の心構えひ
とつで、実り多きものになったりならなかったりするという。

どうせ同じ時間とお金を使うなら、今後の自分にとって少しでも成果を残せ
た方が良いに決まっている。

私は、今日と明日の研修にとにかく全力で臨みたいと思う。そして必ず今後
の成果に結びつけることを約束する。 ご期待あれ!!

2007年02月25日

今の日本の現実とは?

                                    2007/02/25(日)


今日、研修の帰り際にふとキヨスクの売店を見ると、東洋経済の雑誌のタイ
トルがとても強烈だったので、思わず手にとってしまった。(出版社の思惑に
引っかかった気分だ。)

そこには「 貧困の罠 」と書いてあり、内容的には日本は屈強な貧困大国
であるといった冒頭のサブタイトルを裏付ける数値DATAが並んでいる。

DATA上では、日本国内の貧困層=年収200万円以下の層はおよそ1000
万人弱いるという。日本の人口が1億2000万人程度と考えると1割近くもい
るのか?と正直驚いた。

また、母子家庭の年間平均所得は224万円。貯蓄残高ゼロの世帯は全世
帯中22.9%。1988年以降、生活苦による自殺者が急増・・・。

何だか、こんなDATAばかり見せられると、日本の将来が本当に大丈夫か?
とふだん楽観主義な私でも少し心配になってくる。

そういえばTVでも少し前にワーキング・プアという番組がやっていたが、そこ
で働いていた母子家庭の母親や、父子家庭の父親も、いくつもの仕事を掛け
持ちしながら働いても生活ぎりぎりの収入しか得ることができないでいた。


       日本は段々と住みにくくなっているのだろうか?


少子高齢化は日本の人口構成比からみても避けられない事実ではあるが、
今世の中でどのようなことが起きているのか?なるべく正確に把握しておき
たい。

以前のブログで、「今頑張れない人は未来も頑張れない」ということを書いた
気がするが、雑誌のDATAを見れば見るほど、あらためて今頑張ることの重
要性を再確認させられた気分だ。

タマには、漠然とした危機意識を持つのも良いことかも知れない。

色々な意味で本当にうかうかしていられないと感じた。


・・・明日から更に加速して頑張りたいと思う。

2007年02月26日

本当の意味の素直さを持った人は強敵だ・・・。

                                  2007/02/26(月)


今日の朝はメチャクチャ寒かった気がする・・・遅まきながら冬のお出ましと
いったところか?

月曜なので朝7:45分のマネージャーミーティングに間に合うように家を出る。

ミーティングから朝礼、午前中のデスクワークでアッという間に午後1時にな
ってしまう。午後2時からKDDIの古賀部長が時間通りに来社され、今日も
色々と面白いお話を伺う事ができた。とても面白い部長さんだ。(KDDIの
社員の方は面白い = 一味違った人が多い気がする。)

古賀さんは、あまり自分のところの商売の話をしない。来社される度に当社
の必要とする情報を持ってきてくれたり、当社とコラボレーと出来そうな会社
さんをご紹介して下さったりしてくれて、何だか申し訳ない気がするので、こ
ちらも何かお返ししなくては・・・と思えてくる。

優秀な営業マンにも共通する部分だ。普通なら折角来たのだから、自社の
商品を紹介したくて仕方がないハズなのだが、話の序盤から中盤が過ぎ
終盤の最後の最後にやっと少しだけ、当社の○○もよろしくお願いします。
と一言だけ話が出る。

実は、この最後の一言が・・・何か返さないと申し訳ないな・・・という気持ち
を増幅させている。このようなレベルまで行くと、きっと色々な会社の経営
者が古賀さんのファンになってしまうのだろう。是非とも見習いたいところだ。
(※まだ何も返せてなくてすみません・・・しばしお待ちを・・・。)

さて、昨日までの土・日の2日間を私はスキルUP研修に参加していたので
すが、研修やら、講演会やらに出席したり、熱心に書籍を読んだりして、自
分を磨こうとしたり、能力やスキル、はたまた考え方をより良い方向に変化
させよう・・・という意識はとても大切な事だと思う。

しかし、1つだけ気をつけなければならない事は多くの人が「 インプット 」
しかしない人が多いような気がする・・・という事だ。

研修や勉強会などを私が開催して、私自身が講師をする場合などで、とて
も熱心にノートをとったり、話をしている場面で素直に耳を傾けたりしている
人であっても、その日に教わった事を2~3日経ったあと、早速実行に移し
たかどうかを確認すると、殆んどの人が実行していない場合が多い。(もし
かしたら私の開催する勉強会に得るものが何も無かったということかも知
れないが・・・それはそれでショックである。)

否、その他の人の研修や講義、書籍を読んだアトに聞いてみても、研修に
参加したこと自体に満足してしまっていたり、書籍を読み終えて満足したり
している人は本当に多い。


 私は、心から 『 もったいな~い 』 と叫びたい気持ちで一杯だ!!


理由は、せっかく自分に必要な大切な学びがあったとしても、実行に移さ
なければ何の意味もない。研修代や書籍代そしてなによりそこに費やし
た時間が何よりもったいなく思えてくる。

学びを得るとは、実行(=アウトプット)してこそ自分の経験・体験として吸
収されるものだ。

成功者の本などを読んでいると、よく共通して出てくる教えに「 各分野で
大きく成功を収めている人達に共通している要素に【素直さ】という要素が
必ず入っている。 」というものがある。

人から何か教えてもらった事を素直に聞き入れ、自分に取り込んでいくか
ら、その人は進化し成長してやがて成功していく・・・という事だろうか。

こういった事を踏まえると、私は研修中に熱心に話を聞いていたり、真剣
にノートをとっていたりする人がいても「 素直さ 」があるとは思わない。
それだけでは不十分であり、本当の素直さとは・・・聞いたことを今の自分
に必要な教えだと感じた場合【 即・実行 】する人のことだと思う。

おおよそだが、自分の主催した研修では、数日後に研修で得たことを実行
した人の割合は、3%程度の場合が多い。

何だか、日本の富裕層の割合(全体の3%)とほぼ一致しているのがチト
怖い・・・。

2005年時点での日本国内の金融資産1~5億円未満の富裕層世帯数は
約81万世帯。5億円以上の超富裕層世帯と合わせ、2005年時点での国
内の総世帯数約4800万世帯で割り戻すと、大体3%程度になる。

日本の富裕層の割合と本当の意味で素直な人の割合がほぼ同程度と思
えるのは、私だけなのだろうか?


     ただ、これだけは言える。成功者は常に少数派である。


研修を受けても、本を読んでも、実際に学んだ事をスグに実行する人が少
ないのは事実だ・・・少ない=少数派なのであれば、ここは素直に・・・良い
と思った事をスグに実行してみてはどうだろうか?


本当の意味で素直な人は・・・様々な事をドンドン吸収・体験し、学びを得
て更に強くなる。 そういう人は、本当に強敵だ・・・。


2007年02月27日

代官山ロシェ

                                   2007/02/27(火)


気持ちの良い朝・・・ゆっくり散歩でもしたくなる朝だったが、理想と現実は違
っているもので、今日も朝から携帯電話とメールが交互に鳴っている。いつも
の事だが何だか朝からバタバタしている。(ちなみに私は火曜日がお休み)

自宅のパソコンと携帯を処理しているとアッという間に時計の針は8:30を回
り、当社が出店している代官山の店舗での打ち合わせの時間が迫る。

当社は代官山の駅の直ぐ近くに『 代官山ロシェ 』というフランスのアンティ
ーク雑貨や婦人服を扱っている小さなショップを運営している。


       【 URLは次の通り  http://www.roshe.jp 】


実は昨年の10月から売上げが前年対比で倍増している。今年の春で3周
年になるが、やはり地道にお客様を増やしているという事がそのような結果
に結びついているのだと思う。(前年が少な過ぎた・・・という事でもあるが)

代官山ロシェは毎週火曜日が定休日になっているので、お店でのイベント
の話や取材等の話は、出来るだけ火曜日のお店が自由になる日にお願い
するようにしている。

今日は、日本初上陸の新ブランドジュエリーを全国展開するにあたり協力
して欲しいという依頼があり、朝の9:50分には店舗に到着し打ち合わせま
での少々の時間で、店舗内のライティングの調整を行った。(お客さまがい
らっしゃる通常営業日ではなかなか落ち着いて作業ができないから、こうい
う日だとはかどる。)


打ち合わせも終わりお昼近くになったが、店内のライティング機器が少々
不足している事が前々から問題になっていたので、この際にやっつけて
しまうことにした。ちなみに店舗の内装デザインやロゴデザイン等は、全て
自分でやっているので、内装等の手直しも慣れたものである。

増設する照明器具を購入し、ライティングに不足していた部分はほぼ解消
されたが、壁を通す電気工事が必要になった為、来週の定休日に合わせ
て電気工事の人間を手配した。(さすがに電気工事までは私もできない。)

気がつくと既に夕方・・・遅めのランチを代官山駅前のカフェSign(サイン)
で食べた。(ちなみに下の画像はサイン代官山店:経営者はとてもやり手
で私と同い年だ。)

catimg_0103.jpg

残念なことに馴染みの店員さんがいなくなっていて、チトさみしかった。こ
こは良く芸能人の方も見かけるとてもお洒落なお店で、私も良く利用する。
前回見かけたのは渡部篤郎さん。ちょうどリカコさんとゴタゴタしていた時
だったかな?代官山界隈は本当に芸能関係の方は多い。

ちなみに代官山ロシェには、タマに江角マキコさんもお子さんを連れてお
見えになったりする。今日、初めて知ったのだが、私の自宅の近所にはお
杉とピー子さんが住んでいるみたいだ。(なぜか・・・ザ・タッチを思い出す
のは私だけだろうか?)

食事中も、ひたすら今日中にポストに投函しなければならない書類に署名
捺印し、あまりゆっくりできなかった。(お洒落なカフェで書類を広げて印鑑
押しているのが、どうにも居心地が悪かった。)

こうして私の休日はほぼ終了した。経営者に休んでいる暇は無いが、今日
は朝からバタバタしっぱなしで、少々お疲れだ。

時計の針は21時を回った。ブログを書きつつ、ニュースを見、電話をとる。

ほんと・・・誰か1日を48時間に延長してくれるアイテムを発明してくれない
かな?(寝るのがもったいない・・・寝なくても良いアイテムも募集中。)
 

あっ、しまった!! 今日中に片付ける書類一個忘れてたっ!!

2007年02月28日

加速するビジネス

                                   2007/02/28(水)


2月も今日で最終日。2007年も2ヶ月が経過したことになる。あと10ヶ月で
今年の目標を達成しなければならない。皆さんは、今年の目標、達成でき
そうですか?もう、2ヶ月であり、まだ2ヶ月でもある・・・。

今年に入って、ビジネスを中心にした新しい出会いが明らかに加速してい
る。本気で変化を求めた結果だと思う。人は、本気で動けば何かにあたる
ものだ・・・しかし、中途半端に動いたり本気で動いていなければ、何も変
化していかない。

私は、ミュージシャンの19が歌った歌詞の中の1説がとても気に入ってい
る。それは・・・


『 風が吹かないそんな時でも、僕らが走ればそれを感じることができる 』


・・・という部分だ。追い風が来るのをただじっと待っているだけでは駄目だ。
風が吹かないなら、自分から走れば風を感じることが出来る。つまり、自分
から動くことの大切さを歌っているのである。

いくつかの新規事業が試験段階だが、今試験段階のモノ以外にもドンドン
新しいビジネスを求めている(=自分から動いていく)と、不思議なことに実
に様々な人脈が広がっていく。その中から、我々に合ったビジネスを取り入
れて、その中から将来の中核事業が誕生するのだと思う。

よく、新しい事業の起こし方がわからないという質問があるが、私の事業の
見つけ方~立ち上げ方までを段々とヤル気のあるスタッフに教えていって
将来は、新規事業プランなどが社内のスタッフから自然と発案され、脈の
ある事業は試験段階を経て、本格的な新規事業として立ち上げてみたいと
考えている。

ただ単に与えられた仕事をこなしているより、自分で責任をもって推進でき
るビジネスを社内で始められたらとってもエキサイティングなモノになるだろ
う。

何度も言うが・・・これからどうなってしまうのだろう?と考えると不安になる
が、これからどんな事を巻き起こしていこう。などと考えるととてもワクワクす
る。ヤラサレ感覚では、結論・・・ワクワクした仕事はできないのである。


将来をチャンスと捉えるのか?・・・どうなるのか?と漠然とした不安な心に
支配されるのか?私には残念だが不安になっている暇はコレッポッチもな
い。従って、チャンスと捉えることで頭が一杯だ。


だって、風が吹いていない時は、自分から走ればいいんだから・・・。


 

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