2007/02/22(木)
皆さんは健康について考えていますか?私は25歳あたりから健康オタク
になりました。様々なサプリメントを買っては試し、栄養の摂取吸収のメカ
ニズムについて調べたり、お医者さんが処方する薬の種別を覚えたりと、
健康に対する意識が・・・ある事を境目に強くなったのを覚えています。
(今では、タマに病院に行くと処方して欲しいお薬をこちらから要望したり
します。クラビットとケンタン、それからPL1を多めに出しといて頂けると助
かるのですが・・・といった具合。先生は結構驚かれます・・・。)
そうなったキッカケは、自分の将来の目標が明確になった時に「 健康 」
を強く意識するようになったからです。
人間は健康な時は自分が病気になるなんてことは全く考えないものです
が、いざ深刻な病気になったとすると、神にも祈るような気持ちになったり
します。とても都合の良い生き物だと思います。
みなさんは、もし将来自分の思い描いた目標に苦労して辿り着いた時に
「 誠に申し上げにくいのですが、あなたの病名はガンです。余命3ヶ月
です 」と先刻されたらどうしますか?
せっかく今まで頑張ってきたのは何だったのでしょう? 未来の目標が
明確になると、達成した時に病気になっていては元も子もない・・・と真剣
に思えてくるものです。
だから、将来の目標が明確な人であればあるほど健康に気を使うように
なるのだと思います。
ちなみに日本人の死亡原因のTOPは、医療がこれだけ進歩した現在で
あっても「 ガン 」が一番なんです。
では、何でガンは医療が進歩しているにも関わらず増えているのでしょう?
それは戦後の日本の食べ物が欧米化したからだと言われています。証拠
に、戦後間もなくの日本にはガンで死ぬ人は殆んどいなかったと言います
から、いかに食べ物の影響が大きいかが解ります。
我々が日々口にする食べ物ですが、最近の厚生省が発表している野菜
等に含まれている栄養価を示したDATAでは、50年前と現在の同じ野菜
の中に含まれている栄養価にとても大きな違いがあることが明らかにされ
ています。
例えばホウレン草・・・現在のホウレン草に含まれる栄養素の量は、昔の
ホウレン草に含まれていた栄養素のおよそ5分の1程度に減少している
そうです。本当に驚きです。その他の野菜等ものきなみ栄養素が大幅に
減少しています。(これは、現代の野菜が促成栽培や土を使わない水耕
栽培等により土中からのビタミン・ミネラルが野菜そのものに吸収される
前に収穫して販売されてしまうからだと言われています。体は立派に育っ
ても中身はカラカラだということですね。)
皆さん、野菜の摂取だけで昔の人と同じだけの栄養素を体内に補給しよ
うとしたら、タダでさえ野菜を食べなくなってきているのにホウレン草で5倍
その他の野菜も平均して3倍以上もの量をたべなければおいつかない計
算になります。
正直、それだけの野菜を日々摂取するのは不可能です。 しかし、栄養素
のキチンとした摂取の大切さを私に教えて下さった方がいます。数年前に
なりますが、明治薬科大学の村田名誉教授がその方で・・・ある方のご紹
介で先生と一緒に食事をさせて頂いた事がありました・・・
私が「 どうしてガンって無くならないんですかねぇ? 」と先生に聞いてみ
たところ、逆に「 中村さん、人間の体ってどうやって作られているか知って
ます?」と聞かれ・・・
中村「 そりゃぁ、食べ物ですよね。 」
先生「 そうですね。食べ物が分解されて血となり肉となっているんです。」
「 では、その食べ物に栄養が無かったらどうなりますかね? 」
中村「 うーーん?育ちが悪くなる??? 」
先生「 それもあるかも知れませんが病気になるんです。 」
中村「 えっ? 」
先生「 人間の体は大体10年でもう1人別人ができる様なものなんです。」
「 つまり10年間に食べたもので次の10年間の体が作られるみた
いなものと考えて下さい。」
「 つまり、体を作るのに必要な食べ物の栄養素は、車で言ったら
部品のような物ですから、部品がところどころ欠落してできた車
のようなモノなんです。その車はどうなりますか?」
中村「 こ・・・壊れますね・・・いつかは・・・。 」
先生「 そうやって体の所々に欠落した箇所にガンのようなものが出来
ても不思議ではありません。」「だから食べ物が大事なんです。」
・・・・・なるほど、皆さん解りましたか? 必要な栄養素が不足した場合
何かで補う必要があるのです。だからサプリメントが必要とされているん
ですね。健康補助食品とも言われますが、まさにその名の通りだと思い
ます。
ちなみに、村田先生いわく・・・野菜でもサプリメントでも、食道から胃に
入り、腸で吸収される位に細かくなるとどちらで摂取しても同じ栄養素が
体内に取り込まれるので同じだそうです。
将来の為にもバランスの良い食事をとって、健康でありたいものです。