2007/02/25(日)
今日、研修の帰り際にふとキヨスクの売店を見ると、東洋経済の雑誌のタイ
トルがとても強烈だったので、思わず手にとってしまった。(出版社の思惑に
引っかかった気分だ。)
そこには「 貧困の罠 」と書いてあり、内容的には日本は屈強な貧困大国
であるといった冒頭のサブタイトルを裏付ける数値DATAが並んでいる。
DATA上では、日本国内の貧困層=年収200万円以下の層はおよそ1000
万人弱いるという。日本の人口が1億2000万人程度と考えると1割近くもい
るのか?と正直驚いた。
また、母子家庭の年間平均所得は224万円。貯蓄残高ゼロの世帯は全世
帯中22.9%。1988年以降、生活苦による自殺者が急増・・・。
何だか、こんなDATAばかり見せられると、日本の将来が本当に大丈夫か?
とふだん楽観主義な私でも少し心配になってくる。
そういえばTVでも少し前にワーキング・プアという番組がやっていたが、そこ
で働いていた母子家庭の母親や、父子家庭の父親も、いくつもの仕事を掛け
持ちしながら働いても生活ぎりぎりの収入しか得ることができないでいた。
日本は段々と住みにくくなっているのだろうか?
少子高齢化は日本の人口構成比からみても避けられない事実ではあるが、
今世の中でどのようなことが起きているのか?なるべく正確に把握しておき
たい。
以前のブログで、「今頑張れない人は未来も頑張れない」ということを書いた
気がするが、雑誌のDATAを見れば見るほど、あらためて今頑張ることの重
要性を再確認させられた気分だ。
タマには、漠然とした危機意識を持つのも良いことかも知れない。
色々な意味で本当にうかうかしていられないと感じた。
・・・明日から更に加速して頑張りたいと思う。