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2007年06月 アーカイブ

2007年06月01日

経営者仲間

                                    2007/06/01(金)

                              


6月の初日・・・毎月恒例のコミット発表を行い時間に追われながら仕事を進
めていると、アッという間に夜になった。

私は、同じ年の経営者仲間からの相談を受け恵比寿にあるシャンパンBAR
に立寄ることにした。

このお店は恵比寿駅から程近い場所にあり、落ち着いた雰囲気と豊富なシャ
ンパンを楽しませてくれる大人な雰囲気のBARで私はとても気に入っている。

しかし、本日の打合せは折角の雰囲気とは反対に、とてもヘビーな内容で・・・
とてものん気に楽しめる状況ではなかった。

私は、できる限りのアドバイスを提供したが、根本的な解決に至るまでには
まだいくつもの問題をクリアーしなければならないと感じた。彼には相応の
努力と負担がしばらくの間必要となるだろう。

こんな場面に出くわすと、私はいつもサラリーマン時代に会社から回ってきた
一枚の紙を思い出す。

そのA4版のコピー用紙には次のような中国のことわざが書かれていた。


『 ある人に魚を1匹与えれば、その人は1日食える。 』

しかし・・・

『 魚のとり方を教えれば、その人は一生食べることができる。 』


私は・・・友人や知り合いなどが相談に来る難しい話については、1日を凌
げるような一時的な対処法は意味が無いと思っている。

だから・・・その時点では即時解決できなくても、その問題を最終的には解
決の方向へ持っていけるやり方を一緒に考え、相談にのるように心がけて
いる。

一時的に友人を助けることは、実は何の問題解決にもならない。それよりも
根本的に解決する為の方法に知恵を絞り、手助けをし、彼自身の力で解決
できる道をみつける方が重要である。

経営を続けていれば、今後色々な場面や状況に出くわすだろう。私だって
いつ相談する側の状況になるか解らない。

友人達の会社が上手く問題を解決して元気になったら、今度は魚の取り方
を私が教えてもらわないとね・・・その時は、1匹じゃ・・・許しませんぞ!!

2007年06月03日

安倍内閣の憂鬱

                                    2007/06/02(土)


                              

内閣支持率がココのところ大きく低下している・・・といったニュースがあちら
こちらで報道されている。

小泉内閣から安倍内閣に変わってからおよそ半年が経過したが、その中でも
今現在の内閣支持率が発足以来最低水準に落ち込んでいるらしい・・・。

ただ、大臣の度重なる失言や自殺など、災難続きと言えなくもないが、よくよく
考えてみると全て身内から出火している火事に大やけどを負っている状態だと
言える。

しかしながら、ココのところの問題発生に対する安倍首相の明確な、それも強
い意思が見られないことに対する失望もあっての支持率低下であろうが・・・
身内からの追い討ちというか、自民党内(=同じチーム内)から更に足を引っ
張られる光景をまたまた目にしてしまった。

もし自分が同じ立場だったとしたら・・・今の状況下においてこそ・・・見方の援
護が一番欲しい時だと思うのだが、自民党の某幹事長からは『 首相の考え
は間違っている 』的な発言がこのような状況下においても堂々と報道されて
いる・・・きっと安倍さんの心中は穏やかでは無いだろう・・・。

しかしこれでは自民党という組織そのものに問題があるように思えてならない。

正直・・・これだけ内部に足を引っ張る人が溢れている状態の渦中にいる安倍
首相には・・・少し同情したい気分である。

味方に後ろから撃たれている状況・・・とでも言うべきか?

何か問題が発生したら・・・もしくはそのチームに問題が生じた場合。同じチーム
のメンバーが団結して協力し合う組織に投票したいと考えるのは、とても自然な
事だと思う。

従って、首相の支持率と共に、このような組織(=今の状態の自民党)の支持
率も同時に低下しているのだと言うのに・・・その事にまったく気付いている様子
が自民党の幹部には今のところ無い。

何しろ私が目にした自民党幹事長の発言は、つい最近のことであることからも
今団結することの必要性に気付いている様子は全く見当たらない。

かと言って・・・最大のチャンス到来の野党である、民主党の力強さもないから
どうしたものか?

こうなったら『 開き直り度 』 と 『 頑固さ 』が気持ち良いくらいに面白かっ
た小泉さんにもう一度戻してもらった方が、国会を見ていても面白いと私は思う
のだが・・・皆さんはいかがだろうか?

今の安倍内閣を観ていると・・・誰も自分のところのTOPを助けようとしない組織
・・・その象徴としての自民党を観ているようで痛々しい。

困った時ほど協力できる組織でありたい。 そう願うばかりだ・・・。

デュー・デリジェンス

                                     2007/06/03(日)

                      


【 Due Diligence 】=デュー・デリジェンス 

突然だが・・・表題の言葉をご存知だろうか? 私は時折この言葉の意味する
ことが、自分自身できているだろうか?と自問することがある。

この言葉の意味は・・・『 当然おこなうべき努力 』という意味だ。

これは・・・至極当たり前の事なのだが・・・私を含めてほとんどの人が出来て
いない。しかも・・・かなり矛盾している状態であると私は思っている。

多くの人は・・・今の自分の能力をより『 高めたい 』とか、今よりもっと高い
報酬を『 手にしたい 』とか、より高いレベルの生活水準を『 手に入れたい 』
・・・と考えている。

しかしながら・・・ではそうなるのに一体、どれだけの必要な努力をしているという
のだろうか?と私は自問したくなる。

自分の今いる状況は全て・・・自分の創り出した結果であり、状況であると考える
ならば、そういった状況を好転させるのも、より良い結果に変えていくのも、自分
の『 行 動 』を変化させることからしか変えることはできない。

要するに・・・自分が求める理想に対して・・・あなたは当然行うべき必要な努力を
していますか?という事が言いたいのだ。

こうだったら良いのにな・・・ああだったら良いのに・・・なんて考えていても、年をと
る以外いつまで経ってもなんら状況に変化はあらわれない。

高い理想を掲げている人であれば、それ相応の努力が必要だ。具体的に言うと・・ 

歯医者さんであれば歯科医師の免許取得に必要な技術と知識が必要であり・・・
銀行マンであれば貸出し金利や財務の知識、それから最近ではファイナンシャル
プランナーの資格程度は要求される状況ではある。また、ラーメン屋の店長であれ
ば・・・繁盛店にするための「いい味」に対する改良・開発が最低限必要となってくる
だろう。

もちろん、これは最低限必要なところであって、ここから求める理想の高さ・・・に
よって、次に必要となるデュー・デリジェンスは違ってくるのだが、理想ばかり口に
出しているものの、必要な努力は全くしていない人が多いのも事実だ。

だから私は・・・自分の理想に対して 『 本当に必要な努力 』を【 今 】している
かどうか? を自問自答して調整するようにしている。


正直言うと・・・私自身・・・理想に対して全然、努力が不足している状態だ。

何かを言い訳にしている自分がいる内は・・・大きく成長することはできない。

そういう事が解っていてもなお・・・動けないようであれば、それは自分の理想
を自分から放棄したことになる。

何の努力もせずに向こうから勝手に「 理想の生活 」がやって来てくれること
だけはあり得ない。だからこっちから歩いていくしかないのである。

私を含めて、歩みを一時止めていた人も・・・共に歩みを進めて行って頂きた
いと思う。 完全では無いから面白い。 だけど気付いた時は進む。 

人生はその繰り返しなのでござる・・・。

                                           
                                            


この間・・・藤原紀香の披露宴でムーディー何とか?とかいう芸人が・・・
『 何かが降ってくる・・・』とか歌っていたが・・・降ってくるのは問題ばかりだ。
と思った。やっぱり理想は自分で取りに行かなきゃね!!ムーディーさん。

2007年06月05日

インフレ化の兆し

                                     2007/06/04(月)

                            

マヨネーズの値段が上がった・・・。

この些細なできごとが今後の未来を大きく左右する出来事になるかもしれない。

このマユネーズの値段が上がるというニュースは、食料自給率のメチャクチャ低
いわが国、日本にとってはとても危惧しなければいけない重要な動きであると私
は考えている。

なんで?たかがマヨネーズの値段が上がることが何でそんなに大げさな事になる
んかいな?と多くの方は思うかも知れないが、日本国内で販売されているマヨネ
ーズの原料には何が含まれているかご存知だろうか?

一般的なマヨネーズの原料は主に・・・卵と酢と油である。この3つの内、ここ2年
程度で値段が倍になった原料がある。それは何か?恐らく皆さんお解りだと思う
が・・・油である。

知っての通り、ここ数年のガソリン価格の急騰騒ぎは記憶に新しいところであるが
ガソリン=原油価格の高騰により注目を浴びた代替燃料にバイオ・エタノールとい
う燃料がある。この新しい技術により誕生したバイオ・エタノールというエネルギー
をめぐって今、世界中が動き出しているのだ。

バイオ・エタノールの大きな特徴は、化石燃料ではないということ。化石燃料はいず
れ採掘し終われば枯渇する資源なのに対して、このバイオ・エタノールは植物から
とれる油を原料としている。主に、サトウキビや・トウモロコシといった農作物からと
れた油分を抽出したものを燃料にするというものだ。 だから人間の手でいくらでも
育て、収穫することができる枯渇しない資源なのである。

そしてもう1つ大きな特徴として、ガソリンなどの化石燃料は消費すると排気ガスの
中に二酸化炭素(Co2)を含み、地球温暖化や大気汚染の原因として問題になって
いるが、このバイオ・エタノールを燃料として使用した場合、ガソリンよりも二酸化炭
素の排出量が少ないことと、バイオ・エタノール燃料の原料である農作物を育てる
家庭で植物が二酸化炭素を取り込んで成長する為、相対的にみて環境に良いとさ
れている点である。

では、そもそも何でバイオ・エタノールが注目されたらマヨネーズの値段が上がって
更には食料自給率の低い日本の未来を危惧しなければならないか?だが、ここ数
年で農作物の・・・特にバイオ・エタノールの原材料となり得る農作物については価
格が大きく高騰してきている。つまり、アメリカやオーストラリア・ブラジル等の・・・・
大きな農家が沢山いる国の農場経営者達がこぞって、値段が上がって儲かるトウ
モロコシやサトウキビをバイオ・エタノールの原材料として出荷しはじめているのだ。

トウモロコシ等は、通常は家畜の飼料やマヨネーズやコーン油などに利用されていた
のだが、バイオ・エタノールの原料として使われるようになった為、そっちで大量に消
費されるようになって手に入りにくくなってしまった。そうなると、肉の値段やマヨネー
ズの値段は原料価格高騰により値上げせざるを得なくなったのだ。

また・・・今まで大豆などの他の作物を大量に作っていた農家の人達も、ドンドン儲か
るトウモロコシ畑に自分のところの生産する作物を変えてきているため、大豆も手に
入りにくくなっているらしい。大豆の価格も1年前に比べて30%以上も値上げされて
いる。だからマヨネーズの次は恐らく豆腐や納豆の値段が上がってくるのではないだ
ろうか?

このように・・・日用品や身の回りの食料品などがジワジワと値上げされていく傾向が
この先予想されるとなると、この傾向は恐らくインフレへの序章だと考えても良いのか
もしれない。

インフレになるとどうなるか?インフレになると物の価値が上がり(=物価があがり)
通貨の価値が下がる(円の価値が下落する)ということを意味する。

そうなってくると本当に大根1本1万円・・・なんて日が来てしまうかもしれないのだ。

大学を卒業したばかりの初任給では、大根20本買うのがやっとだ・・・なんてことにな
ったら本当に大変である。というか悲しい。


これが私がマヨネーズの値上げからはじまった、将来を危惧していることなのであるが
・・・これは絶対に起こりえないことではないのだ。

証拠に・・・たった10数年前のロシアでは、本当に大根1本1万円という状況が起こっ
ているのだ・・・・・明日はわが身でござるよ。

今から自宅農園でも始めるでござろうか? いや、外貨を保有すべきでござろうか?

いやいや・・・マヨネーズを買い占めるでござるよ!!

おう、それが良い。 さっそく明日マヨネーズを買い占めるでござるよ。 

あ、でも買いだめしても・・・デフォルトになるより先に・・・賞味期限が切れるでござった
・・・キューピーさん・・・何とかして!!

2007年06月06日

『 継続する 』ということの難しさ

                                       2007/06/05(火)


                             

最近・・・初めてお会いした人から・・・『 ブログ、読んでます。 』と言われることが
チョロチョロと増えてきた。

正直、そう言われると何だかどこまでブログに書いてあることをさかのぼって知っ
ているのか?という思いと、自分の考え方をある程度知られている・・・という恥ず
かしさにも似た気持ちが沸いてきて、何だか不思議な気分で毎回困る。

この『 社長のぼやき 』を始めることになったのは、会社を創業してから丸6年を
経過したのがきっかけだったが、当社のホームページに小さく載せている程度で
特にブログをアピールしてはいない。

ブログを会社の武器にする企業が増えている中、ただぼやいているだけのこのブ
ログは・・・あまり褒められたものではないと自分でも思う。

しかし、タイトルが『 ぼやき 』だけに、あまり期待して頂いてはいないであろうか
ら、少し気楽な気分で日々気になったことや、感じたことなどを書き込まさせて頂
いている次第である。

しかし、ブログを始めた今年の2月1日からたった4ヶ月のことであるのに・・・日曜
祭日を問わず、毎日継続する・・・といった、ただそれだけのことなのに難しく感じる
のはどういうことだろう?

ただ継続する・・・ということがこんなにも難しく感じるなんて。

昔・・・TVで、あるスポーツの名門校の指導に、家での皿洗いをとにかく継続させ
る・・・という指導法があるというのを思い出した。

どんなに練習で疲れてもいても、どんなに体調がすぐれていなくても、日々継続し
て努力する精神が、勝負どころで強さを発揮する下地をつくるのだ・・と言っていた。

ここ一番で諦めない『 心の強さ 』を身に付けるのは、簡単なことであっても兎に
角続ける・・・という「 継 続 」にヒントがあるように思う。

継続は力なり・・とはどうやら本当のようだ。昔の人はよく言ったものだと関心する。

私はただボヤいているだけなのだが、継続することはきっと何らかの役に立つのだ
ろうと信じ、できるだけ継続してこれからもボヤいてみようと思う。


こうなったらどこまで私がボヤキまくれるか?原平(はらたいら)さんに10000点!!


だれだ? 篠沢教授に5000点も賭けている人は・・・? 

(※これが解るそこのあなた・・・きっと三十路越えされているで御座るな?) 


・・・ま、何はともあれ続けます・・・乞う御期待。 

『 抜き打ち新人レベルチェック 』の巻

                                      2007/06/06(水)


                                  

全く突然ではあるが、本日・・・新卒入社メンバーの抜き打ちレベルチェックなる
ものを実施した。

新入社員も晴れて大学を卒業し、社会人になって早や2ヶ月ちょい。そろそろお
客様先での話し方や受け応え・・・それから知識の量についても個人差が出て
きている頃だろうと思い、普段営業で彼ら彼女らが実施していることをそのまん
ま私に対して話して頂くことにした。

結果は・・・殆どのメンバーが最初の段階でダメだしを出さざるを得ない状況と
なり、レベルチェックは早々に中断せざるを得なかった。

個人個人の練習不足が大きな原因だと考えられるが、明らかに実践を模した
練習量の不足 と 日々の改善を行う意識の欠落からの結果であると考えて
いる。

まだまだ、入社して2ヶ月・・・という考え方もあるが、当社ではどちらかと言うと
『 もう2ヶ月 』と捉えるようにしている。

一般的には新卒入社の社員が会社に入社してから本当の意味で会社に利益
をもたらすレベルに成長するには、3年程度は必要だと言われているが、当社
のような小さな会社においては、ゆっくり社内で育みながら成長を待つ訳には
いかない。

特に本人達の為にも、早く自分の力で成果を出せる様にしなければ『 営業 』
という仕事の面白さを知る前に仕事がつまらなくなってしまうからだ。

従って我々会社の運営サイドがやるべき事として、いかに新しく入ったメンバー
が簡単に結果を出せる仕組みを作ってあげられるかどうか?が重要な仕事にな
るのである。

また、スキルを上げる為の仕組みつくりも同時に必要だ。大手の会社であれば
専門の部署やシステムが構築されているが、当社にはまだそのようなセクション
は存在しない。

従って、時折このように・・・新入社員のレベルチェックを私自信が実施し、今の
新人の皆さんにとって特に何が不足していて、どこを強化していったら成果が出
やすくなるのかをチェックし、経営者の視点からアドバイスする必要があるのだ。

社内の私との練習ですら上手く話せないようであれば、クライアントとなるお客
様先の経営者やご担当者の方々にも解りやすくお話できる道理がない。

是非とも・・・少しでも時間のありそうな私を見つけて、ドンドン練習相手に引き
ずり出して欲しいものである。

経営者の気持ちは経営者が一番良く解るのだから・・・練習相手としては一番
効果があがるハズである。

何しろ・・・社会人になったらば、こと仕事に関しては【 遠慮したモノが負け 】
なのだから・・・忙しそうに見えたとしても・・・それは演技かもしれない?と疑っ
て兎に角声をかけて見ることをお勧めする。

だって・・・忙しい・・・なんて口にしている人は『 私は能力がありませ~ん。 』
って言っているのと一緒なんだから。


えっ? この間・・・私がそう言っていたって?


バカ言え・・・それはきっと・・・『 演 技 』なのだよ。

2007年06月07日

自社の引越し難航中

                                     2007/06/07(木)


                                    

当社はオフィスコンサルのメニューの1つとして、オフィスのリサーチ業務=オ
フィス探しを請負っているが、自分のところのオフィス探しに難航しているので
はお話にならない状況だ。

イヤハヤ本当にお恥ずかしい話だ。現時点でも、お客様からのオフィス探し案
件が2件進行中ではあるが、当たり前だがどうしてもお客様のオフィス探しを
優先せざるを得ず、時間的配分は後回しにしてしまう傾向にある。

・・・が、しかしだ。7月末までに完全に移転を完了しなければならない約束で
あるからして、今日現在が6月7日・・・正直なところあと一週間ほどで次のオ
フィスを確定しなければスムーズな引越しは不可能となる。

流石に、優先順位を繰り上げてでも次のオフィス探しに時間を割かざるを得な
い。生活の大部分を占める次のオフィスがどこになるのかは、私も含めて当社
のスタッフにとってとても重要な事項であるだけに、イヨイヨ本気で探そうと思う。

正直なところ・・・6月4日の月曜日に朝からメボシイ案件を1日かけて回ってみ
たのだが、条件的に合わなかったり、必要なファクター(条件)が何か1つ足り
ていなかったりして全ての候補物件が1日で全て消滅した。

そう・・・先月中旬より探し始めた作業がぜ~んぶ、振り出しに戻ってしまったの
である。

焦る気持ちも多少はあるが・・・兎に角来週中を目標に絶対に移転先を確保し
てみせるで御座るよ!!


何だかこれでは 『 医者の不養生 』 で御座る・・・。


オフィスのコンサル会社が、自分のオフィスが見つからない・・・そんなバカな。


そんな事はあってはならないので御座る・・・崖っぷちに強さを発揮する粘り強さ
をソロソロ見せたい今日この頃である。

オフィス決定のご報告は・・・来週中にはできる・・・かな? いやハズである。

いやスル!!・・・で御座る!! 

2007年06月09日

朝からオフィスビル13棟

                                      2007/06/08(金)


                          

今日は朝9:30にオフィスを出てから夜の19:30迄の間・・・・・東京都内のオフィス
ビルを13棟ほど回ってきた。

最初は大塚駅から徒歩3分のオフィスビルを見させて頂き、駒込・文京・千代田
中央・新宿・御徒町・日本橋と大急ぎで見て回ったが・・・最後のビルを見て出て
来た頃には・・・外は既に真っ暗になってしまっていた。

今回見たオフィスの中には・・・概観も内装も申し分なくとても綺麗で使い勝手も
良い物件がいくつかあったのだが、そういうオフィスに限ってアクセスが少し不
便であったりして、即決するには至らなかった。

今までの過去使用した3つのオフィスについては、ほとんどが全て即決に近い
形で決めている事から・・・心の中で迷ってしまう物件には中々手が出ない。
つまり心のどこかで『 納得していない物件 』だと本能が言っているような気が
する。

しかしながら私の計画では、何としても来週中の6/15(金)迄には次の移転場
所を決定しなければならいない。時間は刻一刻と迫っている。

そういうこともあって、今回は複数のリサーチ業者にも声をかけ物件を紹介して
頂いているのだが、本日・・・1日中わたしと一緒にオフィス探しに同行してくれ
た「 株式会社リアライズ 」の橋口くんには、本当に感謝している。

大抵の担当者からはこれだけ回っているのだから『 そろそろ妥協して決めて
欲しい光線 』がどこからとも無く照射されてくるのだが、彼からはそのようなビ
ームがまったく出てこない。珍しい担当者でありイコール・デキル担当者である。

こういう担当者には、結局お客さんが寄ってくる。だから同行中の車内でもひっ
きりなしに彼の2台の携帯電話がバンバン鳴っていて、きっとお客さんは色々
なことを彼に相談するのだろう・・・。

私は・・・営業マンはサービス業だと思っている。だからサービス精神が旺盛
な人は良く気がつき、本人に辛抱強さがあればある程度は成功していくのだ
と思う。

サービス業といえば、店舗を運営しているスタッフもサービス業であると言える
が高いサービスレベルの店舗の見分け方で最も簡単なやり方があるので、つ
いでにご紹介してみようと思う。
 

   その簡単な判別方法とは・・・【 閉店間際の訪問 】をするだけ。


たったそれだけで、訪問する店のサービスレベルが高いのか?低いのか?
が判別可能なのである。

閉店間際というのは、その店のお客様に対する【 姿勢 】が本当によく現れ
るので観ていてとても解りやすい。

だから、閉店間際のお店に行き・・・そのお店がどんな対応をするかを実際に
観てみると・・・サービスレベルの低いお店は大抵の場合・・・

『 早く帰って欲しい光線 』が、お店のスタッフ達から放たれていたり、そそく
さとお客様がいるにも関わらず閉店準備を始めるスタッフがいたりする。皆さん
も恐らくこういう光景を目にしたことがあるハズである。

しかし・・・至極稀ではあるが・・・閉店間際であっても、本当に気持ちよく対応
してくれるお店もあるのだ。そういうお店は、こちらが買い物するお客様のハズ
なのに何だかお店のスタッフに感謝したくなる気持ちが生まれてくる。

そう考えてみると・・・この閉店間際のお店の対応1つで、お客様がそのお店
から受け取る印象は天地の差が生まれることになる。

しかも・・・この閉店間際の対応というのは、そのお店で働く人達の【 本心 】
がそのままダイレクトに反映したものである確率が高い。もしかしたら、スタッフ
の中にはお店が終わったあとに用事がある人がいるかも知れない。また、1日
の営業が終了するハズの時刻ぎりぎりだから、とても疲れているかもしれない。

そういう状況にあって、自分達を優先するのか?お客様を優先するのか?この
選択を迫られた時に・・・そのお店の『 本当の 』サービスレベルが露見する
ことになるのだ。

よく・・・『 いらっしゃいまっせぇぇぇぇええ 』という満面の笑顔でお客様を呼び
込んでいるアパレルの店員さんがいるが、一見すると丁寧な対応を見せてくれ
るかもしれないが、最後の場面で本物のサービスを見せてくれるかどうかは別
物だ。

しかし・・・本物のサービスを見せてくれるお店は、悲しいかな段々と減ってきて
いるように思う。

・・・ということは、逆に行けばそれだけ目立つということなのであるが・・・閉店
間際・・・そうは言っても中々難しいオペレーションなんだろうね。だからこそ価値
があるのだが。

我々も、毎回こういったサービスを受ける側とは限らない。自分の事と照らし合わ
せて考える視点を持っていたいものだ。

しかし・・・来週中に本当に見つかるかな?

リサーチ協力の担当者の皆々様・・・どうか懲りずにお付き合い下さい。   

新人佐藤・・・必要な努力

                                     2007/06/09(土)


                             

今日は土曜日・・・完全週休2日制のスカイオフィスとしては業務はお休み・・・・
のハズである。

しかしながら、本日も朝から主要メンバーは出社し頑張っている。以前・・・ある
大手人材コンサルティング会社の役員の方とお話をさせて頂く機会があった。

その時に・・・土曜日の会社の話になり、私は少々驚いたのを覚えている。恐ら
く誰もが知っているであろう、その大きな会社のスタッフは、土曜日にも関わらず
上から下から殆どのメンバーが勝手に出社している・・・という話を聞いたからだ。

我々のような小さな会社やベンチャー企業であれば、そう珍しい話ではないが
大手の会社が土曜日にも自主的に出てきて仕事をしている・・・という話はあん
まり聞いたことがない。大手のブランドと組織力でそこまでされると、多くの中小
企業が大手との競争に勝てる道理が無くなってしまう。正直やめてもらいたい。

これは・・・小さな会社がのんびり休んでいて、大きな会社が必死に仕事をして
いる状況と考えられるからだ。大手の会社には、もっとゆっくり遊んでいて欲し
いくらいである・・・。

しかしながら、1番理想的なのは通常稼動中にしっかり結果を出して、キッチリ
週末の休みやバカンスをとることである。

ただ、ココで気をつけてもらいたいのはキッチリ週末に休暇やバケーションを楽し
むのは・・・『 しっかり結果を出してから 』であって欲しいと思う。

結果が出ていない状況で週末を過ごしていても・・・私は心から楽しむことがで
きないような気がしてならない。

こういう人は恐らく、日曜日にサザエさんを見ると『 ああ・・・あした会社かぁ 』
とため息をついているのではないだろうか?楽しいのは週末だけ、仕事は楽し
くない・・・という人達だ。

残念ながら、大学を卒業し社会人になってから最も多くの時間を過ごすのは
会社である。その会社での仕事が楽しくならなければ、人生の多くの時間は
楽しくない時間となってしまうのである。このことは大分前のブログでも書か
せて頂いたのであまり詳しくは書かないが、人生を楽しくしようと思ったら仕事
を楽しい状況に変えていくしかないのだ。

そのように考えると・・・当社のような営業会社であれば、今結果が出せてい
ない人達は、早く結果が出るサイクルにして楽しく週末を過ごせるように・・・
ある地点(平日だけで結果が十分に出せる地点)までは努力しなければなら
ない。

デキル人間になる為には、ある程度の個人的な努力は必要なのだ。結局は
自分の人生がハッピーに過ごせるかどうか?に還ってくることなので、モチロ
ン強制などするつもりはコレッポッチもない。自分の人生だから、そこで努力
するか否かは自分で判断して実施すべきである。


ただ・・・営業の世界に入って早や15年。 確実に言えることはだた1つ・・・

【 結果を出すために必要な努力を怠っている人からは、結果は出ない。 】

・・・と言うことだ。


長い時間残業したり・・・だらだらする為に土曜日に出社する必要は全くない。

しかしながら、自分の与えられた責任を月末迄に果たせる見込みが無いにも
関わらず・・・何も行動を起こさない・・・という人については、結局どこの会社
であっても、責任あるポジションを任されることは無いだろう。

理由は・・・『 責任者 』とは、自分の与えられた「 数字 」や 「 取り決め 」
を、責任を持って果たせる人であるからこそ責任者としてそのポジションが与え
られるからだ。

毎月・・・与えられた責任(=目標)を果たせもしないのに、のんびりと過ごし
結局月末になって『 目標は達成できませんでした。 』と言っている人は・・・
一生低いレベルの意識・賃金・生活を強いられることになる。

ま、それも人それぞれの人生だから何を選択するかは本人次第でござるよ。

ただ・・・面白いことに・・・新人の中で先月1番結果を出していた新人の佐藤
が休日であるハズの土曜日の今日、出社し夕方営業に出かけるという。

彼よりも結果が出せていない他の新人達はというと、週末をゆっくり過ごして
いるようである。この差がどこで結果として現れるのか?私は今から6月の結
果報告を楽しみにしていようと思う。

言葉ではいくらでも良いことは言える・・・しかし、実際にとった【 行動 】は
言葉以上にその人の【 本当の意思 】を明確に表している。


 
  だから・・・私はいつも【 言葉より行動 】を信じるようにしている。

2007年06月11日

偏った見方

                                      2007/06/10(日)


                         

今日は、三重県で眼科医を開業している親戚の先生が週末より上京してきてい
たので、色々と話をすることができた。

そこで解ったことがある。それは、私自身も『 お医者さん 』という職業に従事し
ている方々に対して偏った見方をしていた・・・という事実だ。

多くの一般の人は・・・いわゆる身近にお医者さんがいない人は・・・

『 お医者さん 』=【 お金持ち 】 【 裕 福 】 【 あまり苦労しない 】など
といった印象を持っているに違いない。

私も少なからずそういった偏った見方を、無意識の内にもつようになっていたの
だが、今回・・・実際に身内の先生からの話=【 事 実 】を知って、お医者さん
に対する認識が少なからず変化することとなった。

私はそれ自体が自己の成長だと認識している。 知らなかった部分を知る。これ
こそが「 見えなかったものが見える 」という今までと違う見方ができる自分に
少し嬉しく思えるからだ。

このように考えると・・・【 知 る 】という事の重要性を同時に認識させられる。

正直・・・お医者さんも楽ではない。 それ相応の苦労をしているのだ。

皆さんはお医者さんの苦労を何か知っているだろうか?

先日・・・TVで、素晴らしい技術をもったスーパードクターを紹介する番組がやっ
ていたが、そういった先生達であっても・・・上手くいかない時がある。そのよう
な時は患者の家族から簡単に『 良い先生だって聞いてきたのに・・・ 』なんて
言葉を簡単に突きつけられるのだ・・・。

特に開業医であれば、開業時に多額の設備資金が必要となり、多くの開業医
が億単位の借金を抱えて開業する。(※代々お医者さんの家庭の場合は親か
ら支援)

私の親戚は特に代々お医者さんという訳では無いので、個人で全ての借金を
抱えることとなる。(個人で億単位の借金、それ自体が相当のストレスである。)

そして何より、開業医には失敗が即・・・その病院の風評を招くことになるから、
手術などの際には本当に失敗は許されない。全ては先生個人の技術にのしか
かってくるのだ。これは毎回相当のストレスを発生させている事だろう。

そういった精神的ストレスと戦いながら、世の中の多くのお医者さん達は日々
仕事をしているのである。

最近では、開業医の倒産・廃業も目立つようになってきている事からも、仕事を
しているお医者さん達は決して『 楽 』では無いのだ。

そんなことすら、今まで知らなかった私達は、いわゆる偏見に近い目でお医者
さんをうらやんだり・・・大した苦労もしないで仕事をしているようにすら観てしま
う点があったのかと思うと、とても恥ずかしい気持ちになる。

今回・・・色々と先生達の苦労も聞くことができ・・・改めて大変な職業だなぁ・・・
と感じることができた。

眼科と言えども・・・もしあなたの目が何も見えなくなったとしたら・・・どうですか?
そう考えると患者さんにとっては本当に大変な恐怖であり悲しみである。そうい
う人達を救う仕事は・・・とても尊いものであり、相応の対価を手にしても是非とも
やりがいを持って仕事ができるよう環境を整えてあげて欲しいと私は思う。

最近では、あまりの大変さに産婦人科医や小児科医が不足しているという。不
足すればそれだけ一人当たりの先生の仕事は増加し集中するわけで、お医者
さん自体が体を壊す状況にすらなっているという。医師の不足により夜中でも朝
でも叩き起こされ・・20時間勤務なんてザラ・・・などという医者すらいるらしい。

少し前のニュースだが・・・関西のとある有名な救急病院で技術力の高い集中
治療室のスタッフがゴッソリ辞めてしまったというニュースを覚えているだろうか?
それは、彼らとしても大変な決断だったとは思うが・・・そこまでしなければなら
ない過酷な環境であったということも事実である。

先生だって医者である前に人間である。 我々は先生達に求めるばっかりで・・
何か先生サイドのことを少しでも考えたことがあるだろうか?

もしこのまま何も考えず・・・患者は自分達が求めるばかりであるとしたら、バラ
ンスは崩れ、いずれ患者サイドに大きな負担を強いることになるだろう。ある意味
自業自得なのかも知れない・・・。

全てはWINーWINの関係でなければどちらかが疲弊するのは至極当然であり
ギブ&テイクでなければ良好な関係は長くは続かない・・・。

そんな訳で・・・兎に角・・・まずは我々多くの患者となりうる人達の・・・お医者さん
に対する偏った見方=『 偏 見 』から取り除く必要がありそうだ。

私個人としては・・・いい車に乗っても、大豪邸に住んでいても、本当に患者のこと
を考えて最新の治療を取り入れてくれる健康的なお医者さんが町に溢れていてく
れた方が・・・大切な人が危険な状態で放置されるより全然良いと思う。

命はお金では代えられない・・・そこをケチってしまうことこそ国民の大失態で御座
るよ。

天下り&特殊法人を即刻廃止にして、医療・介護分野に予算を振り分けることを
心から願ってやまない。 皆の衆は・・・そうは思いませぬでござるか?

当たり前だが・・・お金より命が大事・・・たとえ税金がちょびっと増えたとしても・・・
医者の確保がより大事でござるよ。

そうだ・・・その前に役人の無駄遣いを何とかしたいものだがのう・・・じいさんかっ!!

2007年06月12日

新オフィス有力候補発見!!

                                       2007/06/11(月)

                        
                
朝から生憎の雨だったが、水不足が心配されているから必要な雨として前向きに
考えることにする。

先週金曜日に朝から都内13件のオフィスビルを回ったが、まだコレだ!!という
物件には当たっていない。何とか妥協せずに気に入った物件を探したいところだ。

とは言え、今週中に見つけないといけない・・・タイムリミット付きであるからして
こちら側も妥協しなくてはいけない部分もあると覚悟しなければならないのかも知
れない。

現在・・・妥協できる物件として金曜日に見た物件の中で1つは候補に入れてある
が、出来ればビビビッと来る物件に何とか当たりたいと考えている。

そんな訳で今朝は朝から山手線『 大 崎 』駅から徒歩5分程度のところにある
オフィスビルにてビルディング企画の担当者と待ち合わせをしたのだが、しばらく
迷ってしまってご迷惑をお掛けした。何せ大崎駅に降り立ったのが生まれて初め
てだったのでご容赦願いたい。

大崎駅はソニーのビルが点在していて、駅前にオフィスビルが立ち並び・・・とても
キレイな光景が駅周辺に広がっている。環境はとてもGOODだ。

しかし、今回お伺いして初めて知ることになったのだが、今回の候補物件のエリア
が再開発区域になっていて、数年後にまた立ち退きの可能性があるという。

流石に今回の立ち退きに続いて次の物件も立ち退き物件となるのはご免だ。でき
れば事前に話をして頂きたかった・・・というのが本音である。

その後、しばらく大崎駅のサンマルクカフェにてビルディング企画の担当さんと再度
打合せをし、その後私はウォーターダイレクトの部長さんと渋谷で打合せをする為に
駅に向かった。

渋谷駅は流石に人が多い・・・歩いているだけで疲れるなぁ・・・と感じるが、これも
私がおっさん化している証拠なのであろうか?(いや違う・・・と思いたい。)

しばらくして部長さんと落ち合い、食事をしながら今後のウォーターサーバー事業の
展開について打合せをした。当初の予想台数を大幅に下回っている様子だったが
それにしてはノンビリした感じを受けた・・・当社のような取次店に対しての要望は
ほとんど無く・・・メーカーとして夏に向けてのキャンペーンを模索している、とのこと
だったが自分としては、もっと熱く取次店を叱咤激励して頂けた方が気合が入るの
だが・・・と少しもどかしく思えてしまった。

部長さんと別れ、渋谷駅から歩いて12分程度のところにある青葉台の物件の前で
リアライズの橋口くんと待ち合わせた。この物件は駅から少し離れすぎていて、少々
条件的に厳しい感じがした。とてもキレイなビルであるが、何となくマッチしない。

近くのデニーズで、追加の30件くらいの候補DATAに目を通す。金曜日に13件も
回ったのに、更に候補案件を沢山出してきてくれたことに少し驚いた。デキル営業
マンはお客さんを驚かすことができるのだな・・・と感心した。

気になる物件が幾つかあったので、彼の予定を調整してもらい、そのまま物件を2
件ほど観に行くことになった。

1つは『 新橋 』 もう1つは 『 五反田 』である。 新橋の物件は駅からおよそ
8分と・・・まぁまぁ駅から時間がかかるが、意外と距離を感じさせない好立地だ。
スペースが少々狭いが、ギリギリ予算が合えば候補案件になる良い物件だった。

新橋はおやじの街っぽくて何だか面白い。小さな飲み屋が点在していて、歩いてい
て楽しい感じがする。

それから直ぐに五反田に向かい・・・2件目の物件を観た・・・正直、驚いた。

五反田駅から徒歩3分・・・いや正確には4分くらいか・・・しかし近いことには代わ
りはない。五反田・・・というと私は日暮里とか神田・・・に近いイメージを持っていて
あまり良い印象を抱いていなかったが、隣にはスポーツジムのティップネスなども
あり、今までの印象より随分違った感じがした。そして何よりオフィスの中身にビッ
クリ仰天である。天井高は何と5mあり・・・まるでTV局のスタジオといった雰囲気。
立地・オフィス共にとても面白い物件をみつけることができた。今後は条件をつめる
ことになるが、今1番気になる物件であることに間違いはない。

この時点で既に夕方の6時近くになってしまっていたが、このあと恵比寿に移動し
キーゴンの大田社長と打合せすることになった。

今回の案件が正式に決定している訳ではないので、明日もビルディング企画さんと
新しい候補物件探しに出ることになった。

果たして本当に今週中に決定できるのだろうか? それは・・・神のみぞ知る・・・。


・・・でも、このたるんだBODYには・・・ティップネス・・・・・いいかも・・・。

2007年06月15日

ラニーニャ現象?

                                     2007/06/12(火)


                                 
まだ6月だと言うのにこの暑さはいったいどうしたというのだろうか?

原因はどうやら『 エルニーニョ現象 』 ならぬ 『 ラニーニャ現象 』なる異
常気象が発生していることから来ているらしい・・・。

ラニーニョだかハラペーニョだか知らないが、とにかく暑すぎてたまらないの
でござる。

パキスタンあたりでは何と気温が52℃もあるらしく、死者も出ており笑えない
暑さである。日本では40℃近くまでなら聞いたことはあるが、50℃というのは
私も聞いたことがない。

50℃に比べればまだ日本の30℃なんて涼しいと感じるのかもしれないが、当
社ではたまらず昨年から始めたノーネクタイのクールビズを今年も開始させて
頂くこととなった・・・。(お会いする皆さん・・・ノーネクタイをお許し下さい。)

今の暑さをもたらしているこの、ラニーニャ現象。何で起こるのかというと実は

発生原因は未だに不明とのことである・・・が、しかし、赤道付近の海面温度
が上がったり下がったりすると、結果的に異常気象が地球上のところどころで
起きているので、その場所の温度が高いか低いかによって異常気象が起こる
ことが大体予想できるようになったようだ。

超簡単に言うと、赤道付近の海面の温度が高いとエルニーニョ・低いとラニー
ニャになる。今回は赤道付近の海面温度が例年に比べて低いのでラニーニャ
現象となり、海面の温度が低くなった結果・・・赤道付近での東風が強まり、
インドネシア近海の対流活動が平年より活発になるから、世界的に異常気象
を起こすのだ・・・とのことである。

何だか難しくなってきたが・・・要するに今年は秋まで超暑くなるかもよっ!!
という事らしい。

熱いと儲かる会社もあるかもしれないが・・・当社の様な外回り営業を主体と
している会社としては、この暑さ・・・ほどほどにしておいて頂きたいものだ。


しかし、何で『 ○○ニャ現象 』 とか 『 ○○ニョ現象 』とかいう名前なんだ
ろうね?


どうせなら・・・


『 メチャ暑いかもよ現象 』・・・とか 『 ごっつ寒いかもよ現象 』・・・とか


超解りやすい名前にすれば良いのに、なんて思うのは私だけなのだろうか。

オフィス立退きまで残り45日

                                     2007/06/13(水)

 


先週・・・同じビルの5階の会社さんが引っ越していった・・・。これで当社のある
池袋のビルには、当社と7階の会社の2社だけになってしまった。

7階建てのビルなのにたった2社しかいないとなると、何だかさみしい限りだ。
池袋駅から約13分くらい歩いたところにある今のこのビルには今年の秋でおよ
そ4年になるが、確かに池袋駅からの距離はあるが・・・ビル自体がとても綺麗
で使い勝手もよく、そして何より家賃が安くて最高のビルだったと改めて思う。

同じような条件のビルを探そうと・・・約2週間以上奮闘しているのだが、本当に
条件に見合うオフィスが見つからず、とても苦戦している状況である。

まるで・・・別れることになった彼女の良さを、他の彼女を探し始めた瞬間・・・今
までの彼女がどんなに素晴らしい彼女だったか・・・という事をあらためて痛感さ
せられているような気分だ・・・。

今の状況は・・・人材もオフィスも売り手市場ということなのだろうか・・・。 

企業経営者としては、実にやりにくい状況である。


さっさと新しいオフィスに引っ越して、新しいプロジェクトを軌道にのせてさっさ
と年商10億円まで持っていかなければならないと言うのに・・・もどかしい状態
で足踏みをしている感じだ。

オフィスの引越しとは、やはり大きな意味があり・・・そういった中で社内で働く
スタッフの個々の考え方も見え隠れする。しかし、創業時から残っているメンバ
ーの意識に揺らぎがないことについては、とても嬉しく思う。

また、移転を経験していないメンバーについては、ある意味大きなイベントなの
で、経験値の1つとして自社の移転・オフィス構築までの一連の流れが体感で
きることは良いことなのかもしれない。

私の役割の1つとして・・・自社のスタッフにも良いオフィス環境を早く準備して
あげなければ・・・と思う。

さて・・・地球消滅まであと残り45日。  暑いが、気合入れて探しますかっ!!
                              

『 人生を楽しむために働く 』

                                     2007/06/14(木)

                         

       
『 人生を楽しむために働く 』 松下幸之助翁

人は食べるためだけに働くのであろうか。お互い、喜びや生きがいを感じるため
人生をより豊かに楽しむためにこそ働いているのではないか。 働くことを楽しみ
その働きを通して人生を大いに楽しむ。仕事に対する姿勢や成果は、この点に考
えを及ぼすかどうかで大きく変わってくる。

世の中に・・・毎日の仕事を心から『 楽しんで 』仕事をしている人はどのくらい
いるのだろうか?経営の神様は、働くことを楽しめるようにならないと本当の成果
は上がってこないよ・・・とおっしゃっている。

「 好きこそものの上手なれ 」とは良く言ったもので・・・好きなことやモノは上達
も早い。従って、今現在の仕事を楽しめるようにするためにはどうしたら良いだろう
か?と考えることは、至極必要なことなのかも知れない・・・。

不平や不満をただ口にするだけで、その原因を改善しようと具体的に動いていな
ければ、何も解決されることは無いのと一緒で、【 楽しもう 】としていない人に
ついては、豊かに人生を送ることはできないのである。


今の仕事を進めていく上で・・・誰かの役に立てているだろうか?

人生をより豊かなものにする為に・・・我々はキチンと努力しているだろうか?

ただお金の為、生活する為だけに一生仕事を【 こなす 】だけの人生では、きっと
つまらない人生になってしまうのだと・・・私も思う。


そうなると・・・今現在の仕事の中から・・・その人なりの楽しみを見つけ出す作業
が必要である。 

あなたはどういう状況になれば・・・今の仕事を【 楽しい 】と感じるのだろうか?

それがハッキリしさえすれば・・・楽しいと感じるところまで到達できるハズである。

悲しいことや辛いことにばかりスポットをあてるのを止めて・・・こうなったら最高に
楽しい・・・という部分にスポットをあててみてはいかがだろうか?

給料がいくらになったら最高に楽しい・・・と感じるのならば、どうしたら給料を上げ
られるのか?給料を上げること=成果を出すことによって、お客様に喜んで頂ける
部分は無いのか?もしあれば、お客様のお役に立つことで自分の成果も上がり
その結果として・・・自分の給料も上がる・・・という図式が描けることになる。

こうなれば、沢山のお客様に喜んで頂くことこそが、自分が楽しいと感じることと
イコールになる・・・ということになるのではないだろうか?人生を豊かに生きていく
ためには、自分の給料の為・・・というものとは違う喜びを知らなければならない。

私も・・・営業時代に始めて営業という仕事が【 楽しい 】と感じた時のことを思い
出すと・・・お客様がまるで世代を超えた友達のように接してくれた瞬間であった
ことを思い出す。        

そして何より・・・給料が100万円を超えていた時の喜びとは明らかに違う【 質 】
の喜びだったことも確かである。

是非とも・・・当社で働くスタッフがみんな【 仕事が楽しい 】と心から思えるよう、
環境や仕組みを整えて行きたいと思う。

6月折り返し

                                     2007/06/15(金)


                     

6月も今日で折り返し・・・今のペースで各個人の今月のコミットは達成できる
のだろうか?再検討して今日以降の動きを決定していく作業が必要である。

今の時点で自分の目標から乖離しているにも関わらず、何の手立ても講じな
いようであれば、その者は最初から自分の目標を本気で達成するつもりは無
いと言える。

 常に【 どうしたら達成できるだろうか? 】という視点が必要なのである。

今の時点で目標を達成する為には、コレしかない。という行動指針をこの中間
地点で決定できる人は月末時点での目標を達成する可能性が高いと言える。

ブログでは、かなりアバウトにしか説明できないが、中間地点での達成可能
性を計るスタンスというのは、とても重要である・・・ということを覚えておいて
頂きたい。

しかし、暑い日が続いている。 先日のブログでも取り上げたラニーニャ現象の
仕業なのだろうが、梅雨は完全にどこかへ吹き飛んでしまったようだ・・・。

6月は会社自体が誕生日(6月設立)の為か・・・どういう訳か社内のスタッフ
にも6月生まれが多い。私以外の役員2人が共に6月で34歳になっていること
からも・・・人生においても、当社の役員は揃って折り返し地点に近づいている
訳だから・・・我々については自分の今後の人生についても達成可能性をそれ
ぞれ計り直さなければならない地点に来ているのだと言える。

今のペースのままで、自分の人生の目標が達成できるハズもない。

大きな乖離を埋める為のとっておきの施策をそろそろ考えなければならない。


                人生は長いようで短い。


最終的に心から良い人生だったと言えるよう・・・【 今 】を頑張る必要がある。

2007年06月17日

営業エンジンの製作

                                     2007/06/16(土)


                     
  
前々から着手していた、スカイ初の営業エンジンの構築に本日から本格的に
取り組むことになった。

名前は出せないが、今回のエンジンの構築にはとても有能な2人のコンサル
の方々にご協力いただくことになり、様々な角度からの意見を頂戴しながら
キチンと機能する営業エンジンを構築してみたいと思う。

営業エンジンといっても・・・ピンと来ない方々がいらっしゃるかも知れないので
そもそも『 何なの? 』というところから簡単に説明しようと思うが、まどろっこ
しいので、一言で言うと・・・


        【 営業マンが要らなくなるシステム 】なのだ。


勘違いして頂きたくは無いが・・・当社はバリバリの営業会社である。その営業
会社はモチロン営業マンがいて日々営業するから営業会社なのであるが、それ
は今まで・・・の話。

これから当社が目指すのは、完全プル型の営業会社ということになる。プル型
とは、プッシュ型営業の反対で、お客様からの引き合いで営業が成り立つかた
ちの営業スタイルのことだ。プッシュ型とは、読んで字の如く『 押し 』の営業の
こと・・・。

しかし、目指すのがこのプル型営業だからと言って営業マンが1人もいなくて良
い、という訳では決してない。営業マンは必要だ。なのに・・・営業マンが要らなく
なるシステムを作っている?

ん? 何だか説明している私自信が矛盾を感じるのだが、要するに最初の段階
(=見込客探し)で必要だった、一番大変な作業に従事する営業マンが必要なく
なるシステム・・・と言い替えることである程度はご理解頂けるのかも知れない。

営業を行う上で最も大変な作業こそが『 当社の提案に興味を持って頂ける人 』
を探す作業だ。この段階に営業エネルギーの実に80%を消費しているような感覚
を私は持っている。

つまり、この一番エネルギーを必要とする80%の部分を、システム化することで
残りの20%の大切な作業に・・・人もパワーも時間もかけることが出来るようにな
るのであるからして、営業効率は格段にUPすることが約束されていると言える。

そんな夢のようなシステムが本当に組める・・・いや作れるのか?という事になる
が、答えは【 可 能 】である。なぜ?そんなことが言い切れるかと言うと、今回
お願いした協力者の方々が実際に違うジャンルで既に成功されているからである。

このシステムの事を細かく説明すると、恐らく明日の朝までかかりそうなので、説
明はこの辺にしておこうと思うが、多くの会社で共通して困っていることは・・・見込
客をどうやって探すか?ということでは無いだろうか?

・・・で、あれば・・・当社がこのシステムを完成させ、キチンと機能させることさえ
できれば、同じようなところで困っている他の業種や企業の方々にもきっとお役に
立てるハズだ。

最初に作るのにはとてもパワーが要るが、作り上げた時の威力は抜群である。
その先のことを考えたとしても、とても意義のあることであるからして、心して取り
掛かりたいと思う。

協力してくれているN氏・Y氏には、とても手間がかかる作業であるし、骨もおれる
し、時間も頂くことになる・・・本当に感謝・感謝でござる。

必要以上に苦労させている感はあるが・・・完成後に色々とフィードバックさせて
頂くつもりなので、それまでは我慢して頂きたい。


最終的には・・・『 手伝って良かったよ。 』と言って貰える自信だけは有るので
何とか懲りずにお付き合い頂きたいものだ・・・。

                    


N氏Y氏・・・我が船に片足を突っ込んでしまいましたね・・・?

フフフ・・・目的地に到着するまでは、決して降りることは出来ないのですよ・・・。


ん? まだ岸から少ししか離れていないから・・・今なら降りれる?


そ・・・そんなことおっしゃらずに・・・船内でごゆるりと・・・ね。     

2007年06月19日

人生どうなるのか?はホント解らない。

                                      2007/06/17(日)

                              


人生・・・本当に最後の最後まで解らないものだ・・・とつくづく思う。

と、いうのも・・・今、私の座っている机の前には、自信満々の笑みで腕を組ん
で笑っているグッドウィルの折口さんが表紙を飾っている『 ベンチャー通信 』
なる雑誌が置かれているからだ。

img026.jpg


私は折口さんと直接お会いしたことは無い。 しかし、六本木のとあるお店で
たまたま隣の席に居合わせたことがあり、何となく縁があるような気がしてい
た。

今、問題になっている『 コムスン 』問題では、非常に苦しい状況にあると推
察するが、少し前までの折口さんを観る限りでは、何も怖いものは無く、成功
街道まっしぐらのような気がしていたし、モチロンこれで終わる方ではないの
で今後も活躍されるのであろうが、順風満帆な中であっても一歩踏み違える
だけで、とても大きな痛手を被る世界なのだと感じた。

モチロン・・・公的資金を騙す形で不正請求をしていたことは、許されることでは
ないが、業界で確固たるポジションを形成していたリーディングカンパニーが、
たった1つ足を踏み外しただけで、ほんの1ヶ月も経たずに世の中から消えて
しまう。という事実には、同じ経営者として改めて怖さを覚える。

そういった面においては、上場していようがいまいが消える時は消えるので
あることも解った。また、このようなニュースを目の当たりにすると・・・規模や
知名度よりも『 企業の姿勢 』が根本的に問われる時代が今の時代である
と言える。

私も、人生で言えばそろそろ折り返し地点となるのだが、今、上手く行って
いる人であっても、今、上手くいっていない人であっても、人生が残っている
限りは・・・最終的にどうなるのかは本当に解らない。

つまり、今、どんな状況であっても、最終的にはいくらでも大逆転も可能だし
逆に今成功していてもふとした事で大失敗に終わる可能性だって多分にあ
るということだ・・・。

しかし、そうであるのなら私は・・・これからどんな大成功が可能なのだろう
か?・・・と、ワクワクしながらこれからの人生を楽しんで生きたいと思う。

堀江さん・・・村上さん・・・や、若くして自分の会社を上場した社長や上場手
前まで行って、キャピタルに乗っ取られてしまった知り合いの社長さんもいる。

ホント・・・有能であっても無くても、今、成功していても、していなくても、チャ
ンスというのは、求める限り平等に散りばめられているものだ・・・。

求める姿勢だけは、疎かにしないよう・・・気を付けて頑張りたい。


ベンチャー通信の表紙を笑顔で飾っていた折口さんは・・・これからどう挽回
するのだろうか?お手並み拝見・・・である。

折口さんも今から折り返し?くらいの年齢でござろうから・・・まだまだ解らん。

2007年06月22日

トレンダーズの嗅覚

                                    2007/06/18(月)


               
   
以前のブログで・・・トレンダーズの経沢さんとお会いした時のことを簡単にご
紹介させて頂いたことがあったが、そのトレンダーズの執行役員の松本さん
が、本日当社にいらっしゃった。

◆トレンダーズ株式会社 http://www.trenders.co.jp

私が書いているブログなどは特にどこかにご紹介している訳でもなく、ホント
にただのボヤキ・・・であるのだが、流石は広報を営業メニューの1つにされ
ている会社さんだけあって、広告塔の経沢社長に関する記事となると私の
ぼやきブログであっても、ちゃんとチェックしていただけたようだ。

とにかく・・・その情報収集力の高さ・・・に驚きである。

女性社長というと・・・春先にテレマーケティングの分野でとても有名な・・・
吉野真由美社長ともお会いしているのだが、お2人ともとてもバイタリティが
あって女性にしておくのはもったいないくらいのパワーの持ち主だ。

今、本屋さんに立寄ると・・・お二人の書籍が同じエリアに沢山並んでいるの
で、それを観ると何だか不思議な光景を目にしている感じがする・・・。

当社は現在、店舗内装の事業展開を本格的に考えている。そして実にタイ
ミング良くトレンダーズさんが当社にお見えになっていることについても、どう
やら・・・ちゃんとした理由がありそうだ。

それは、今後の展開で我々のクライアントとなられるお客様はみなさん・・・
『 これから 』店舗をOPENされる予定のお客様である。従って、そういった
お客様が1番必要としていることは何か?というと、OPEN直後の店舗への
【 集 客 】である。

では、集客する為には何が必要だろうか? 私は【 認 知 】であると思って
いる。1人でも多くのお客様に・・・『 ココにこんなお店がありますよ~ 』と認
知して頂かなくては、お客様も【 来たくても来れない 】のである。

       
つまり、どんなに良いお店であっても・・・


            【 知らなければ、無いのと一緒 】


・・・ということだ。だからOPEN直後の店舗にとって、効果的にお客様にお店
の存在をアピールする作業はとても重要であり、死活問題といっても良い。

ただ単にお店をアピールするといっても、やり方は色々ある。新聞広告・新聞
の折込広告・交通広告(バスや電車・タクシーの内外装に表示される広告等)
・メール広告・クリック広告・バナー広告・TVコマーシャル・ラジオ放送・屋外
看板・ビル壁面広告・ポスティング広告・ダイレクトメール・タウン情報誌広告
専門誌広告などなど、実に様々なアピール方法があるのだが、そういった広
告を観て下さる、いわゆるお客様予備軍の方々が【 広 告 】として観るのと
【 情 報 】として観るのとでは、それはそれは大きな違いが生まれるので
ある。

広告とは、お店側が一方的にアピールしているものであるのに対して、情報
(情報化された記事)とは、とても客観的なものであり第三者の意見としての
アピールとなるから、観ている側も安心してその情報に興味を持つことができ
るのだ。

要するに・・・

広告とは『 俺は凄い 』と自分で自分をアピールしているようなものであり

情報とは『 あの人は凄い 』と第三者が紹介してくれるようなものだ。


集客におけるこの2つの違いはとても大きい。


長くなったが、トレンダーズという会社は将にこの・・・『 店舗にとって最も
大事』 な 【 効果的な集客 】(パブリシティ広告)に力を貸してくれる
会社なのである。

当社がこれからお手伝いさせて頂くクライアントは、全てトレンダーズさんの
お客さまにもなりえると言える。


トレンダーズ・・・経沢社長・・・。

情報収集力もさる事ながら・・・仕事に対する嗅覚においても実に驚かされ
る会社で御座る。

【 祝 】産休復帰・・・表くん

                                     2007/06/19(火)


                       
                
昨日の月曜日から、約1年間・・・出産の為、産休で休職していた当社の業務
スタッフの表美奈子さんが会社に元気な姿で戻ってきてくれた。

小さな会社であっても、子育てと仕事が両立できる会社でありたいと思う。と
はいえ、時間的な融通と保育園の費用の全額負担程度しかサポートできては
いないが、そういう環境であってもスカイオフィスに復帰してくれたことは、経営
者として本当に嬉しい限りだ。

彼女の産休がモデルケースになって、女性スタッフが結婚・出産しても男性と
同じように働ける環境作りを推進していきたいものだ。

当社のような規模の会社では、大手の企業と比較した時の職場環境や福利厚
生などで大きな差が生じてしまうのだが、成長する時のスピードや業績の伸び
率などでは、頑張り次第でいかようにも角度を上げられるのが面白い点である。

働きやすい職場とは何か? 経営者の仕事のひとつに社内の環境を整える項
目は今や必須と言えるだろう。

今回の当社の移転スケジュールは相当タイトなものになりそうだが、少しでもス
カイオフィスで働くスタッフの環境が向上するよう努力したい。

いよいよ来週の月曜日には最終候補の中から、移転先の新オフィスが決定する。

今、幾つかエントリーしているオフィス候補はどれも、今のオフィスと比べ最寄駅
からの距離は近くなる。どれに決まっても、少しは利便性の向上が期待できそう
だ。

さ・・・どれにしようかな?

週末までよーく考え、月曜日に決定の予定だ。 

しかし、ようやく長かったオフィス探しの旅も最終回を迎え、次のオフィスの移転
準備にとりかかれそうで御座る・・・長かった・・・お付き合い頂いた提携リサーチ
会社の方々に心から感謝で御座る。

嬉しい報告

                                    2007/06/20(水)


                        

本日、とても嬉しいメールが社長室にある私のPCに届いた・・・。

それは、昨年の春に出産の為に退職した旧姓:武田くんからの出産報告
メールだったのだが、メールには元気な男の子の写真が添付されていて
出産という人生のイベントを乗り越え、今は専業主婦をエンジョイしている
感じがする。

会社を離れても、このようにメールを頂けるのは思いの他嬉しいものである。

昨日、子供を生んで1年ぶりに復帰した表くんとは対象的だが、皆それぞれ
1人1人のライフスタイルをもっているし選択しているのだから、色々と違いが
あるのが自然だ。

当社と関わった方々が少しでも良い選択をして、最終的に幸せになって頂け
れば、このように嬉しい報告も沢山頂けるかもしれないので、是非とも幸せに
なって頂きたいものだ。

最近は本当に信じられない事件や事故のニュースで溢れているから、余計
に嬉しく感じるのかも知れない。

私は会社を辞めたことは人生でたった1度しかないが、色々と厳しいこともあ
ったが、今ではその会社にとても感謝している。

会社の同僚や後輩達は元気にしているだろうか? お世話になった先輩方
や上司の方々も変わらず元気にされているだろうか?

私は、まだ・・・今の状況では報告できる立場にない。

さっさと成長して、私が今日武田くんから頂いたメールのように、報告メールの
1つでも送れる状況にしたいものだ。


とはいえ男だから出産報告はできないからなぁ・・・変わりにビジネスを生むで
御座る!!


えっ? 早く産め? 慌てない慌てない・・・急がば回れでござるよ。

浜松町での偶然

                                      2007/06/21(木)


               

本日・・・オフィスリサーチの仕上げで、最終的な候補とは別にいくつかオフィス
物件を観て回った。

朝から東京の気温は30度に達していたので、36歳の老体には流石にこたえた。

駅から物件・・・駅から物件を何度も歩いて往復するので、先週から始めたクー
ルビズ仕様のいでたちでも、ワイシャツ3枚分は汗が出たような気がする。

そんな1日の最後に・・・浜松町まで付き合って頂いたリサーチ会社の担当者の
方と今後の流れを打合せしていた最中に・・・偶然、株式会社リヴァンプの代表:
玉塚さんとレオス・キャピタルワークス株式会社の代表:藤野さんのお二人にバ
ッタリお会いした。

最初は通りすがりで目が合っただけなのだが、玉塚さんが私に気がつき・・・ご
挨拶してくれた。(毎日沢山の方々と会っているハズなのに、いったいどれだけ
の記憶メモリーを頭に搭載しているのだろうか?)

私もお二人とは1度しかお会いしていなかったが、お二人とも私のことを覚えて
頂いていたので、少しばかりお話する時間が採れた。短い時間だったが、人を
引き寄せる魅力がプンプンするお二人だけにとても楽しい時間だった。

お二人とも著名な経営者の方々なので、知っている方も多いと思うが、ご存知
ない・・・という貴重な方々の為に少しお二人の事をご紹介しておく。

玉塚さんはファーストリテイリング(=ユニクロ)の前社長を経て、今は企業再生
を中心とした投資会社を運営されている。また、藤野さんはゴールドマンサック
スなどを経て、現在はベンチャーキャピタルや大学の非常勤講師などもされて
いたり『 スリッパの法則 』などで有名な書籍も多数書かれている方だ。

詳しくは、お二人の会社のURLを添付しておくので興味のある方は覗いてみて
頂ければどんな方達か少なからずお解り頂けるものと思う。

◆株式会社 リヴァンプ          http://www.revamp.co.jp

◆レオス・キャピタルワークス 株式会社   http://www.rheos.jp

お二人とも、とても気さくな方で、私などにもとても気を使って頂いた点など本当
に見習わなければならない。


しかし・・・今回、偶然お会いしたことが私に何かを示しているのだろうか?

それとも、ただの偶然なのか? それは、今後のスカイオフィスの展開の中での
結果が私に教えてくれることだろう。

これで、本当に何かビジネスに繋がっていくとしたら・・・偶然の面白さを痛感する
ことになるのかも知れない。

【 全ては必然 】・・・そうあるべきで御座る。

ガイアの夜明け

                                     2007/06/22(金)


              

最近は連日・・・本当に面白い方々とお会いできて幸せだ・・・。

今日は、朝からオフィスの最終候補地の環境調査に向かったりしていたが夕
方からは、面白い方々がスカイオフィスに足を運んで下さった。

つい最近・・・日経スペシャル・ガイアの夜明け『 不屈の100人 』というタイト
ルの本が発売されたのを知っているだろうか?

本の発売は知らなくても恐らく・・・『 ガイアの夜明け 』という番組はご存知
だと思う。この本は・・・そのガイアの夜明けに出演された方々の・・・言うなれ
ば特集本である。

本の中には、ソフトバンクの孫正義社長やワタミの渡邊美樹社長を始め沢山
の著名な経営者の方々や特殊な能力を持たれた経営者の方々が肩を並べ
て紹介されているのだが・・・本日お見えになられた方の1人が、その本のタイ
トルである『 不屈の100人 』に掲載されている人物の中の1人であり、実際
に会って見ても、そのタイトルの内容にそぐわない・・・ホントに不屈の意思を
持たれた方だと思う。

しかし、打合せをしていても人を楽しませてくれるユーモアもあり、魅力が溢れ
出ているといった感じだ。

一緒にいらっしゃった方もこれまた大変有能な能力をお持ちの方で、あっという
間に時間が過ぎていってしまった感じがして残念だった。

今回はこの方々の名前は伏せさせて頂くが、今後・・・色々な形でご協力頂く
ことになるかと思うので、今から楽しみにしたいと思う。

ま・・・最終的には、私を始めとしたスカイオフィスのスタッフ全員が、このような
有能な方々からどれだけ吸収し、身に付け・・・自分のモノとして能力を発揮で
きるようになるかがカギとなるのだが、始めないことには始まらない。

色々な方々の力を借りながら、これからのスカイオフィスは成長していけるのだ
と思う。

と言うことは、今年はスカイオフィスのコラボ元年になるかも知れないで御座る。

コラボ元年・・・何か良い響きで御座るな・・・。 


ん? そういえば、コラボという面白い会社が九段下にあったぞなもし。


これも何かの暗示なのか?・・・よし、早速連絡してみよう!!

2007年06月23日

常識の崩壊が進行している。

                                      2007/06/23(土)


             

本日は午前中、私用の用事を済ませてから午後オフィスに出社する事にした。

普段は自宅とオフィスの行き来は車を運転して通っているのだが、今日は夕方
目黒のオフィス候補物件を役員達と一緒に見にいく為、久しぶりに電車でオフィ
スに向かうことにした。

私は・・・渋谷駅から山の手線に乗り換え、池袋駅に向かう電車に乗ったが、土
曜日だというのに電車は超満員で・・・人の多さにうんざりさせられる。渋谷を訪
れる多くの外国人が、最初に驚くのがこの人の多さ・・・だそうだ。今日のような
状況であれば外国人が驚くのも無理はない。

渋谷を出た電車は満員のまま原宿・代々木と順番に停車し、新宿駅で沢山
の人が降りていったので、私は適当に空いた席に腰掛けることにした。座席
に座ると、沢山降りた分、沢山乗って来たのであまり車内の状況に変化はな
く、相変わらず混雑している。

乗ってきた人の波が私の座席の前に押し寄せて来て、ほどなく電車は発車し
たが、目の前に齢70歳は超えていると思われる腰の曲がったおばあちゃんが
私の座っている座席の脇のポールに掴まってきた・・・というかしがみついてき
たといった感じだ。

私の座っている座席に目を落とすと・・・『 シルバーシート 』と書かれている。

おばあちゃんには私の代わりにココに座る権利がある。程無くおばあちゃんに
席を譲ったのだが、この炎天下の中・・・満員電車に乗ってくるおばあちゃんの
ど根性には頭が下がる。何か乗らなければならない理由があったのかも知れ
ないが・・・東京の街は老人にとっては、とても住みにくい街だな・・・と思った。

池袋に着くとまた、どど~っと人の波が改札に向かって流れていく・・・。私は
イライラしながら改札を抜けたが、池袋も渋谷と同じく・・・改札を抜けても人が
縦横無尽に行き交っている。

パスモの残数が500円を切ったので、チャージをしに券売機にむかったその時
何かが私の肩にぶつかった・・・。私は何事かと思って振り向くと、武蔵丸を2周
りくらい小さくした感じのボウボウ頭の女性が「ジャマなのよっ!!」とか何とか
ブツブツ文句を言いながら、行き交う人ごみの中に突っ込んで行った。

きっと、今どきの女子高生なら『 ホントありえないからっ!!』と叫んでいるに
違いない。私は叫びこそしないが今なら女子高生と同じ気持ちになれるだろう。

まぁ・・・この人ごみだ・・・気持ちはわからなくも無いが・・・あれでは人に喧嘩
を売りながら構内を歩き回っているようなものだ。年齢もそう若くはなさそうなの
に、どこかに常識という言葉を落っことしてきてしまったに違いない。

池袋駅・・・北口を出てオフィスまでの道を8分ほど歩いただろうか?溶けるよう
に熱い日差しで街の多くの人の常識まで溶かし始めているのか・・・今度は小
さな子供を連れた母親に・・・すれ違い際、足を踏まれた・・・。

しかし、その母親は何事も無かったように反対方向へサッサと歩いていく。

私はあきれてしまって言葉もない・・・いつから人の足を踏んだ母親が・・・

「 すみません 」の一言も言えない世の中になったのだろうか?

これでは・・・それを見て育つ子供が非常識になっても文句は言えない。


暑いからみんなイライラしているのかも知れないが・・・それにしても常識が
崩壊していると感じざるをえない。

今日は久しぶりに電車で通勤したが・・・今の世の中の現状を少なからず
垣間見た気がした。

もしかしたら、ここ数年・・・凶悪犯罪が多発している原因の一端は・・・こう
いう小さな常識を忘れてしまう人達が増えているからなのかも知れない。

大きな事故が起きる原因には・・・その前に発生しているごくごく小さな原因
が積み重なって発生すると言われている。

あながち私の推測も間違っていないかも知れないで御座るな・・・。

しかし ・・・ ホント ・・・ ありえないから!!

2007年06月27日

LOST

                                     2007/06/24(日)


                     

このところほぼ毎日炎天下の中オフィス探しに奔走していた為、意外と疲れが
蓄積している・・・・・本日は久しぶりに自宅でのデスクワークのみに仕事を限
定し、気分を切り替えて自宅でゆっくり過ごすことにした。

皆さんはアメリカのサスペンスドラマ「 LOST 」という番組をご存知だろうか?

私は今・・・このDVDにハマッている。 このドラマはレンタルビデオ店で貸し出
されているので、観ていない人は是非観てもらいたい。

ドラマの内容は、様々な人達がそれぞれの人生を過ごしていたある日・・・他人
同士が同じ飛行機に乗り合わせ、原因不明の事故により墜落。 生存者達が
無人島で謎に包まれた出来事に巻き込まれていく・・・といったサスペンスドラマ
であるが、こういった極限状態にある状況下においての人間同士の思考の交錯
・・・が、とてもリアルに描かれていて実に面白い。

また・・・謎を小出しにしている演出も、続きが気になる終わり方も、観る人を放さ
ない演出と言える。

私は、このDVDを観だすと・・・借りてきた本数が全部無くなるか?もしくは時間
的に観るのが不可能な状態になるまで観てしまう・・・兎に角続きが気になって
しまうのだ。

だから、私と同じような「 続きがとても気になる病 」の人達には、正直あまり
勧められない・・・。寝不足になってしまう可能性が高いからだ。

だが、視点を少し変えて考えてみると・・・我々の行っている商売も、興業も、サ
ービスも、全てがみな・・・このDVDのように、リピーターを惹きつける魅力が無
ければ繁盛も成功もしないのだと気づかされたりするものだ。

ま・・・私のように熱狂的なリピーターも、チト困るが・・・、飽きられない工夫だっ
たり、何度も来店してもらえるような期待感をお客様に持ってもらうことが出来た
なら、事業の成功に相当近づくことが出来る要素であることは間違いないと思う。

これは、お客様が存在する全ての業種・業態に当てはまることであるので簡単
では無いが誰もが求めているファクターである。

だから・・・このような自分がハマッているようなものであっても、なぜ?ハマる
のか?その要素は何なのか?を考えてみることは・・・意外と大切なことなの
だと私は感じている。

本当に面白いサービスや奇抜なアイデア等は、実は仕事に集中している時より
もリラックスしている状態の時の方が簡単に産まれたりするものだと言われて
いる。

いつも仕事のことばかり考えているのも考え物だが、リラックスしている時に
視点を変えて物事をとらえてみることは価値のあることだと思っている。

LOST・・・直訳すると・・・失う・・・だが、失うとまた、得るものなのだ。

このドラマはシーズン1・2までがレンタルビデオ店の棚に並んでいるが、私は
まだシーズン2の途中までしか観ていない。

また、どこかで時間を見つけて今日の続きをみようと思っている・・・。


しかし・・・ソーヤー(LOSTの登場人物で無法者)・・・実に面白い人物だ。

>□ 4 8 15 16 23 40 42   ・・・解る人には解る数字で御座るな(笑)

2007年06月28日

【 祝 】新事務所決定!!

                                     2007/06/25(月)

              
長かったオフィス探しの旅も、ようやく今日で終了することができた・・・。

スカイオフィスとして4度目の移転となるのだが、今までの4回にわたるオフィス
探しの中ではもっとも苦労したオフィス探しだった。

やはりオフィスビル需要の高い時期であった点と、現在のオフィス賃料がオフィ
スのグレードの割りには格安な物件であったという点が、苦労を強いられる大き
な要因であったと考えられる。

ともあれ・・・納得のいくオフィスが見つかったことについては本当に嬉しく思う。

場所は池袋から離れ・・・秋葉原駅(JR山手線)・御徒町駅(JR山手線)・上野
駅(JR山手線)・仲御徒町駅(地下鉄日比谷線)・湯島駅(地下鉄千代田線)・
上野広小路駅(銀座線)・上野御徒町駅(大江戸線)のどの駅からも徒歩圏内
という好アクセス条件のオフィスになる。

特に近い駅は・・・

 JR御徒町駅(徒歩5分)  湯島駅(徒歩30秒)  上野広小路駅(2分)

 上御徒町駅(3分) といったところだ。


広さは今より多少狭くはなるが・・・天井高が2600以上あり、とても美しいビル
を見つけることができ、大満足のオフィスに決まった。

ただ・・・気になるのは、オフィスの周囲が繁華街のど真ん中の為、仕事が終
わったあとの誘惑が・・・とても多い環境となるのが少々心配である。

オフィスから駅に行くまでの間には、ありとあらゆるチェーン店や飲食店、コン
ビニからカラオケBOX・エステ・飲み屋さんなどが乱立しているから、今よりも
散在するスタッフももしかしたら出てくるかも知れない。

だが・・・しっかり仕事して、その分どこかでストレス発散して来て頂くのは良い
ことだ。

今は月末。 来月には引越しとなる。 

今月・来月は、是非ともスピーディーの「 S 」を念頭に、やるべき事をこなし
て行こうと思う。


【 NEW 】スカイオフィスに・・・ご期待アレ!!

年収120万円時代?

                                     2007/06/26(火)


       
今日のブログタイトルは・・・経済アナリスト・森永卓郎さんの著書のタイトルで
ある。森永さんと言えば、最近はTVのコメンテーターや大学の教授などもやら
れていて、顔をみればわかるくらい有名な方である。

本の執筆においても、多数出版されている。 少し前に話題を呼んだ本・・・

       『 年収300万円時代を生き抜く経済学 』

が有名であるが、今回出された本は更に180万円も年収が下がった・・・年収
120万時代がやってくる・・・という内容である。

私は最近・・・本を読むペースが鈍化していたが、チラッと空き時間に寄った本
屋さんでこの本を購入してしまった。

内容は・・・これからの日本人は3極化が強烈に進み、1部の超お金持ち層と
年収300万円の層、そしてスラム層とも言える年収120万円以下の層の3つの
層へと分かれるだろう・・・ということを予想している内容だ。

およそ3年前にご自分で予想し書かれた年収300万円時代がやってくる・・・と
いうのは、予想が甘かったらしい・・・だからこの本の中で本当は年収120万円
の時代こそがやってくる・・・と改めて予想されている。

読み進めていくと・・・ところどころ極端な見方だなぁ・・・という風に感じるところ
もあるが、危機感の薄い今の日本人にとっては丁度良い表現なのかもしれな
いと思った。

中でも・・・特に印象的だったのは、世界の経済大国1位・2位の日本とアメリカ
が・・・それぞれ、貧困層の占める比率でも1位・2位となっている。と言う点で
ある。

今のところ日本はアメリカに次いで世界第2位の経済大国であるが、貧困層の
多さでも世界第2位である・・・ということだ。にわかには信じがたいDATAである
が事実である・・・とのこと。

確かにココ最近・・・ワーキングプアとか、ネットカフェ難民だとかいう言葉を多く
耳にするようになったし、夕張市の破綻など・・・今まででは考えられなかった
自治体の破綻までもが起こっているから、ジワジワと森永さんが言う3極化は
侵攻しているのかも知れない。病気の侵攻と一緒で3極化が侵攻している間
というのは自覚が無いものなのだろうか?

1億円を超すクルーザーが飛ぶように売れていたり、57億円の宇宙旅行を買う
日本人がいたりする中で、餓死する日本人も現実に存在しているから、あなが
ち冗談ではなさそうだ。(00年~05年の5年間で378人の人が餓死している。)

また、預貯金が全くない貯蓄ゼロの世帯がおよそ23%・・・日本の全世帯の中
の4軒に1軒は、貯金が「 ゼロ 」なのだ。貯蓄大国日本も変わったものだ。

今は、大手の輸出企業などが円安の影響もあって至上最高の利益を上げてい
るが・・・実は、利益の伸び率に比べるとそこで働いている従業員の所得はそ
れほど上昇していない。もちろん円安の恩恵を授かっていない多くの中小企業
は実は悲鳴をあげている状況だから・・・120万円は行き過ぎのような気はする
が、ある程度の格差はハッキリしてきている時代であることは間違いないよう
だ。

成果主義は生きにくい時代となるのか? 


それとも、ある意味平等で、よりよい時代となるのか? 


その答えは、近くこの国で働く我々自身が目の当たりにすることになるだろう。

私は・・・自分の手でよりよい時代にしていきたいと思う。 皆さんはどう動く?

2007年06月30日

可能性は誰にだって存在するもの

                                     2007/06/27(水)

               

           
オフィスの移転にともない、7月末までに現オフィスが閉鎖される為・・・色々な
仲介業者にオフィス探しを手伝って頂いた。

その際、さまざまな仲介業者の営業マンと御一緒させて頂いたのだが、その
中で1人、気になる発言をしていた営業マンがいたので、今回のテーマとさせ
て頂くことにした。

それは・・・まだ不動産仲介の世界に入って数ヶ月という24歳の担当さんに・・
オフィス物件を案内してもらった時のことだ。

その日はとても暑く、急な案内を依頼したにもかかわらずスピーディーに対応
してくれたこともあり、遅めのお昼を一緒にとりながら色々と話をすることにな
った。

私は・・・どうして不動産仲介の仕事をやってみようと思ったのか?とか、この
仕事の前は何をやっていたのか?などを聞いてみた。

すると彼は、以前はフリーターだったが、先輩が不動産の世界に入り・・・面白
そうだったし、先輩でも宅建の資格がとれたのだから宅建免許なら自分でも簡
単に取得できるだろうと思って勉強した。

そしたら本当に宅建の免許がとれたので、今年の春から不動産仲介の会社に
入社して働いている・・・との事だった。

外見は本当にフリーターっぽさが残る若者だが、素直さがあって好感が持てる。

しかし・・・次に私が、彼の将来の話を振ると・・・その答えにガッカリした。

私は、不動産の世界は仲介よりも売買の方に大きなチャンスがあるから・・・・
将来はそちらの世界で活躍して、大富豪になっちゃったらどうか?という話をし
たその瞬間・・・

『 無理です!! 自分には絶対に無理ですよ!! 』と、本当に自分にはそ

んな事はできっこない・・・絶対に不可能だ・・・と本気で考えているようだった。

これは、24歳にして自分の将来を自分の手で抹殺しているようなものだ・・・。


  私は 【 やってもみないうちから無理です。 】という人間が大嫌いだ。


なぜなら・・・可能性は誰にだって確実に存在しているのに、目指す前から諦め
ていたら、その確実に存在している可能性(ゼロではないという可能性)を自分
の手で既に放棄してしまっていることに他ならない。

自分の可能性を自分すら信じてあげられなかったら、誰もあなたを信じてくれや
しない。

だから自信がない若者より、何だか解らないが根拠のない自信に満ち溢れて
いる若者の方が魅力的だし、可能性を感じさせてくれる。

しかし、彼のように・・・端から【 自分にはムリ 】と決め付けている若者には私
は魅力を感じることができない。

今・・・現に成功している人であっても、彼ぐらいの年齢で成功できると100%確
信できている人なんていないのであって、できるかな?できないかも?いやで
きる・・といった精神的なせめぎあいの中で、色々な問題や苦労を乗り越え、最
終的に自分の可能性を信じて継続できたからこそ成功に至っているのである。

年齢は若ければ若いほどその人が成功する基本的確率は高くなる。

90歳のおじいちゃんが・・・

『 よっさ・・・ほんならこれから成功に向けてがんばっちゃる。わしにだって可能

  性はあるからのぅ・・・ 』と言って、ビジネスを始めるのと


24歳の若者が・・・

『 僕には夢がある。だから何が何でも不動産売買事業を極めて100億円という
お金を手に入れてみせる。そして、そのお金で不遇な人達の為に貢献するんだ。』

・・・と言ったとしたら、あなたならどちらに可能性を感じるだろうか?


答えは言わなくても解るだろう。もちろん90歳のおじいちゃんでも可能性を否定す
ることなんてできない。


要するに私としては、ただでさえ無限の可能性を秘めている20代や30代の若い
人達が、自分で自分の可能性を否定するような考え方を持って欲しくないだけで
ある。


もっと、高い志をもった若者が、ギラギラした目で仕事をする日本になって欲しい
と思う。


           

              自分には無理だなんて・・・言うな。 

連用日記

                                     2007/06/28(木)


               
        
私は、ブログの他に『 連用日記 』なるものを毎日欠かさず書いている。

私が使用しているのは5年用の連用日記であるが、継続して日記を付ける
ことがデキルと思いのほか得るところが大きい日記帳だ・・・。

連用日記とは、1年目は普通の日記と同じで・・・ただ単にその日あったこと
や感じたことを記していくものなのだが、2年目に入ると初めてこの日記が
特殊な能力を持っていることに気づくことができる。

この日記の面白いところは、同じページに5年分の【 その日 】が並んで表
示されているところだ。

つまり・・・去年の今日・・・自分が何をしていてどんなことを感じていたのか?
なんてことを毎日日記をつける時確認することができるから面白い。

これが、3年・4年・・・と継続していくと、2年前の今日は何をしていたのか?3
年前の自分と今の自分は随分考え方が変化しているのだな?とか、5年間の
ある1日をピックアップして、5年前の6/28はこんなことがあったが、4年前の・・
6/28にはこんなことがあったんだ・・・といったように、日記を継続すればするほ
ど、自分が以前の今日どんなことをしていたのか?ということが解るようになっ
ている日記なのである。

ちなみに連用日記とは厚紙のケースに入ったこういうものである。 

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いくつかのメーカーから発売されているようなのだが、私の使用しているものは
博文館というところが作っている連用日記で、東急ハンズなどで販売されてい
るから、もし興味を持たれた方は是非とも試してみてもらいたい。

3年前の今日・・・あなたは何をしていましたか?


ちなみに拙者は・・・・駐車違反のキップを切られていたで御座るよ・・・とほほ。

2007年・・・折り返し。

                                   2007/06/29(金)

               

6月も今日で最終日だ。そして、それと同時に2007年も今月でちょうど半分を
経過することになる。

皆さんは、2007年の目標の内・・・半分以上の成果を残せているだろうか?
半年を経過し、私としては計画の再構築が必要な状況である。

目標にはズレができるのが常であるが、その目標を修正する力があるかどう
かが達成に向けて大きな鍵を握っていると言える。

ズレを「 仕方がない 」と放置するのか?

ズレを「 修正しよう 」と行動するのか?

この2つの考え方の違いには、結果的に想像以上に大きな「 差 」を作って
しまうことになる。

今のままのペースで、今年の目標は達成できるのでしょうか?

ん? それ以前にみなさんは自分の今年の目標を設定しているだろうか?

もし、まだ2007年に達成したい目標が設定されていないとしたら・・・それは
自分の人生において、目的地のない流浪の旅に出ているようなものだ。

もう少し解りやすく言うと・・・目隠しをして道を歩いているようなものだ。

この1年を通して最終的に、どこに行きたいのか?が見えていない状態だか
ら、人生を目隠しをしてただ、彷徨っているだけと同じことだと私は思う。

目標とは、自分がどこを目指すのか?を明確にすることを指している。

だから、もし2007年の目標が設定されていない人は、7/1からの半年間の
目標を設定してみてはいかがだろうか?

そしてその目標を「 何が何でも 」達成してみて頂きたい。


あなたは、気がついたら砂漠のど真ん中に立っていた・・・・・という事があり
ますか?残念ながら私はありません。

砂漠に行こうと思ったら、いつまでに、誰と、どこの砂漠に、どうやって、何の
目的で行くのか?を決め手から初めてその場所に辿り着くことができるはず
です。

目的地が決まらなければ・・・そこに辿り着くことはできませんよ。


だからこそ・・・半年後の目標・・・設定するべき?では御座らぬか?

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