2007/06/17(日)
人生・・・本当に最後の最後まで解らないものだ・・・とつくづく思う。
と、いうのも・・・今、私の座っている机の前には、自信満々の笑みで腕を組ん
で笑っているグッドウィルの折口さんが表紙を飾っている『 ベンチャー通信 』
なる雑誌が置かれているからだ。
私は折口さんと直接お会いしたことは無い。 しかし、六本木のとあるお店で
たまたま隣の席に居合わせたことがあり、何となく縁があるような気がしてい
た。
今、問題になっている『 コムスン 』問題では、非常に苦しい状況にあると推
察するが、少し前までの折口さんを観る限りでは、何も怖いものは無く、成功
街道まっしぐらのような気がしていたし、モチロンこれで終わる方ではないの
で今後も活躍されるのであろうが、順風満帆な中であっても一歩踏み違える
だけで、とても大きな痛手を被る世界なのだと感じた。
モチロン・・・公的資金を騙す形で不正請求をしていたことは、許されることでは
ないが、業界で確固たるポジションを形成していたリーディングカンパニーが、
たった1つ足を踏み外しただけで、ほんの1ヶ月も経たずに世の中から消えて
しまう。という事実には、同じ経営者として改めて怖さを覚える。
そういった面においては、上場していようがいまいが消える時は消えるので
あることも解った。また、このようなニュースを目の当たりにすると・・・規模や
知名度よりも『 企業の姿勢 』が根本的に問われる時代が今の時代である
と言える。
私も、人生で言えばそろそろ折り返し地点となるのだが、今、上手く行って
いる人であっても、今、上手くいっていない人であっても、人生が残っている
限りは・・・最終的にどうなるのかは本当に解らない。
つまり、今、どんな状況であっても、最終的にはいくらでも大逆転も可能だし
逆に今成功していてもふとした事で大失敗に終わる可能性だって多分にあ
るということだ・・・。
しかし、そうであるのなら私は・・・これからどんな大成功が可能なのだろう
か?・・・と、ワクワクしながらこれからの人生を楽しんで生きたいと思う。
堀江さん・・・村上さん・・・や、若くして自分の会社を上場した社長や上場手
前まで行って、キャピタルに乗っ取られてしまった知り合いの社長さんもいる。
ホント・・・有能であっても無くても、今、成功していても、していなくても、チャ
ンスというのは、求める限り平等に散りばめられているものだ・・・。
求める姿勢だけは、疎かにしないよう・・・気を付けて頑張りたい。
ベンチャー通信の表紙を笑顔で飾っていた折口さんは・・・これからどう挽回
するのだろうか?お手並み拝見・・・である。
折口さんも今から折り返し?くらいの年齢でござろうから・・・まだまだ解らん。