2007/06/14(木)
『 人生を楽しむために働く 』 松下幸之助翁
人は食べるためだけに働くのであろうか。お互い、喜びや生きがいを感じるため
人生をより豊かに楽しむためにこそ働いているのではないか。 働くことを楽しみ
その働きを通して人生を大いに楽しむ。仕事に対する姿勢や成果は、この点に考
えを及ぼすかどうかで大きく変わってくる。
世の中に・・・毎日の仕事を心から『 楽しんで 』仕事をしている人はどのくらい
いるのだろうか?経営の神様は、働くことを楽しめるようにならないと本当の成果
は上がってこないよ・・・とおっしゃっている。
「 好きこそものの上手なれ 」とは良く言ったもので・・・好きなことやモノは上達
も早い。従って、今現在の仕事を楽しめるようにするためにはどうしたら良いだろう
か?と考えることは、至極必要なことなのかも知れない・・・。
不平や不満をただ口にするだけで、その原因を改善しようと具体的に動いていな
ければ、何も解決されることは無いのと一緒で、【 楽しもう 】としていない人に
ついては、豊かに人生を送ることはできないのである。
今の仕事を進めていく上で・・・誰かの役に立てているだろうか?
人生をより豊かなものにする為に・・・我々はキチンと努力しているだろうか?
ただお金の為、生活する為だけに一生仕事を【 こなす 】だけの人生では、きっと
つまらない人生になってしまうのだと・・・私も思う。
そうなると・・・今現在の仕事の中から・・・その人なりの楽しみを見つけ出す作業
が必要である。
あなたはどういう状況になれば・・・今の仕事を【 楽しい 】と感じるのだろうか?
それがハッキリしさえすれば・・・楽しいと感じるところまで到達できるハズである。
悲しいことや辛いことにばかりスポットをあてるのを止めて・・・こうなったら最高に
楽しい・・・という部分にスポットをあててみてはいかがだろうか?
給料がいくらになったら最高に楽しい・・・と感じるのならば、どうしたら給料を上げ
られるのか?給料を上げること=成果を出すことによって、お客様に喜んで頂ける
部分は無いのか?もしあれば、お客様のお役に立つことで自分の成果も上がり
その結果として・・・自分の給料も上がる・・・という図式が描けることになる。
こうなれば、沢山のお客様に喜んで頂くことこそが、自分が楽しいと感じることと
イコールになる・・・ということになるのではないだろうか?人生を豊かに生きていく
ためには、自分の給料の為・・・というものとは違う喜びを知らなければならない。
私も・・・営業時代に始めて営業という仕事が【 楽しい 】と感じた時のことを思い
出すと・・・お客様がまるで世代を超えた友達のように接してくれた瞬間であった
ことを思い出す。
そして何より・・・給料が100万円を超えていた時の喜びとは明らかに違う【 質 】
の喜びだったことも確かである。
是非とも・・・当社で働くスタッフがみんな【 仕事が楽しい 】と心から思えるよう、
環境や仕組みを整えて行きたいと思う。