2007/06/06(水)
全く突然ではあるが、本日・・・新卒入社メンバーの抜き打ちレベルチェックなる
ものを実施した。
新入社員も晴れて大学を卒業し、社会人になって早や2ヶ月ちょい。そろそろお
客様先での話し方や受け応え・・・それから知識の量についても個人差が出て
きている頃だろうと思い、普段営業で彼ら彼女らが実施していることをそのまん
ま私に対して話して頂くことにした。
結果は・・・殆どのメンバーが最初の段階でダメだしを出さざるを得ない状況と
なり、レベルチェックは早々に中断せざるを得なかった。
個人個人の練習不足が大きな原因だと考えられるが、明らかに実践を模した
練習量の不足 と 日々の改善を行う意識の欠落からの結果であると考えて
いる。
まだまだ、入社して2ヶ月・・・という考え方もあるが、当社ではどちらかと言うと
『 もう2ヶ月 』と捉えるようにしている。
一般的には新卒入社の社員が会社に入社してから本当の意味で会社に利益
をもたらすレベルに成長するには、3年程度は必要だと言われているが、当社
のような小さな会社においては、ゆっくり社内で育みながら成長を待つ訳には
いかない。
特に本人達の為にも、早く自分の力で成果を出せる様にしなければ『 営業 』
という仕事の面白さを知る前に仕事がつまらなくなってしまうからだ。
従って我々会社の運営サイドがやるべき事として、いかに新しく入ったメンバー
が簡単に結果を出せる仕組みを作ってあげられるかどうか?が重要な仕事にな
るのである。
また、スキルを上げる為の仕組みつくりも同時に必要だ。大手の会社であれば
専門の部署やシステムが構築されているが、当社にはまだそのようなセクション
は存在しない。
従って、時折このように・・・新入社員のレベルチェックを私自信が実施し、今の
新人の皆さんにとって特に何が不足していて、どこを強化していったら成果が出
やすくなるのかをチェックし、経営者の視点からアドバイスする必要があるのだ。
社内の私との練習ですら上手く話せないようであれば、クライアントとなるお客
様先の経営者やご担当者の方々にも解りやすくお話できる道理がない。
是非とも・・・少しでも時間のありそうな私を見つけて、ドンドン練習相手に引き
ずり出して欲しいものである。
経営者の気持ちは経営者が一番良く解るのだから・・・練習相手としては一番
効果があがるハズである。
何しろ・・・社会人になったらば、こと仕事に関しては【 遠慮したモノが負け 】
なのだから・・・忙しそうに見えたとしても・・・それは演技かもしれない?と疑っ
て兎に角声をかけて見ることをお勧めする。
だって・・・忙しい・・・なんて口にしている人は『 私は能力がありませ~ん。 』
って言っているのと一緒なんだから。
えっ? この間・・・私がそう言っていたって?
バカ言え・・・それはきっと・・・『 演 技 』なのだよ。