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格言 アーカイブ

2007年02月10日

『 能力の差 』 は 『 決意の差 』

                                  2007/02/10(土)


最近、当社のスタッフ数人に微妙な変化が見られるようになった。ハッキ
リした理由は私にも解らない。ただ、今のままではダメなんだと個々が認
識し真剣に「気付き」始めているように感じる。そういうスタッフの行動を目
にすると、会社をやっていて良かったと思う。


    人は人を変えられない。 自分を変えられるのは自分だけだ。


いくら周囲から変化を求められても、自分が本気で変わろうと思わなけれ
ばその人自身が大きく変化成長することは望めない。

つまり、その人の能力を開花させるのは、その人の人生の中で・・・その
人が『 いつ気が付くか? 』の問題だけだと私は思う。当然、早く気付い
た人の方が成長は早く成功確率もUPするが、60代で気付き大成功した
カーネルサンダース氏の様な人もいるので、一概に年齢だけでは計れな
い。


  今の時点の「能力の差」や「環境の差」は全くと言うほど関係ない。


それは「決意」した後の、その後の変化率が驚くべきものになるからだ。
決意する前の今の時点の能力や資格など、その後の変化率に比べれば
とるに足らないものになってしまう。

だから、今の自分の能力に自信が無くても不安でも、あまり気にする事は
ない。それ以上に大切なのは、目標を定め、絶対にそれをやり切る「決意」
をすることの方がより重要だ。


私の好きな言葉は幾つかあるが、今日はその中から大切な1つをご紹介
したい。

      【 能力の「差」は、決意の「差」 】 という言葉だ。

その人の能力を決めるのは、その人が本気で取組む決意をしたかどうか?
によって決まる。以前、家族の1人が重い病気になり不幸な境遇にある
人が特殊な能力も資格も無いが家族を救うと「決意」し、とても過酷な頑
張りを長きにわたって継続しているという話を聞いた。

もし? 皆さんの大切な人が、今月の予算を切ると死んでしまうとしたらど
うだろう? 皆さんは決死の覚悟と気迫で予算達成に向け1分1秒を惜し
まなくなると思う・・・。(少々強引ではあるが、そう考えると解り易いと思う)

これは「決意」が人を変化させる1つの事例だが、その「決意」が決死の覚
悟を伴えば伴うほど、変化の度合いは大きくなり目的を達成させる原動力
となる。

最近は少ないが少し前には、中国からの不法入国者が日本に来て仕事
をする為に、船の輸送コンテナの中に何十人も入り込み、数日間かけて
日本に入国するなど、命の危険を冒してまで日本で働くことを「決意」して
入国していた。


違法だからとても誉められる事ではないが、その覚悟と決意は大したもの
だ。


だから、そうやって入ってきた人達は、日本人が嫌がるような相当な辛い
仕事でも長期間耐えながら働く。その背景にはきっと中国の両親や兄弟、
子供の生活がかかっているからに違いない。少し前の中国内陸部の人の
月収は日本円で3000円くらい。現在であっても中国の内陸部から都市部
への出稼ぎで月額2万円程度と聞いている。日本にくれば、1ヶ月で1年
分近くの収入を得る事も可能だ。

豊かになった今の日本の中で、なかなかハングリー精神を元にした「決意
」は生まれにくい環境ではあるが、代わりに「 自分をもっと高めたい 」
「 自分をもっと能力の高い人間に成長させたい 」と願う人達は増えてい
る気がする。

当社のスタッフの中にも、明確な目標に向かって自分を変化させようと行
動に移すメンバーが出てきた事に「 もっと早く、ドンドン動かないかな~。
イライラする~」と思いつつも、嬉しい気持ちで土曜日の今日の仕事はは
かどっている。


頑張る人達と共に働けるのは、経営者と言うよりも1人の人間として嬉し
い限りだ。 そういう人間達に絶対に損をさせたくはない。最終的には頑
張ってよかったと言われないと・・・男が廃ってしまう。

2007年02月14日

ダーウィン=変化を楽しむ。

                                  2007/02/14(水)


バレンタインデーである今日、いつもながら慌しい1日を過ごした。

朝1番で弁護士の先生と打合せ。一度オフィスに戻り、すぐに丸の内の船
井総合研究所に行く。途中、丸の内オアゾに立ちよったら、チョコの売り場
とお昼の人手でごった返していた。

中学生や高校生の時に感じた、バレンタインデーのドキドキ感は今やまっ
たくと言っていい程ない・・・。(悲しい・・・)

年を重ねるほど、クリスマスや正月等のイベントに対しての感覚が希薄化
しているように感じる・・・実に寂しい限りだ。

最近は、事業提携のお話や新規事業展開の打合せが続いている。今後
は特に変化できない企業は淘汰されていく時代に拍車がかかると考えら
れるが、1月の企業倒産件数は「建設業」と「小売業」が多く時代の変化に
耐えられない状況が、企業を倒産させているのだ・・・という事をあらため
て実感させられる。

私は、いつも胸の内ポケットの中に「成功ノート」と自分で勝手に呼んでい
る小さなノートを持ち歩いている。

この中には、普段気が付いたことや、人から聞いて良かったことなどをメモ
したりして自分の弱い部分を埋めようと活用させて頂いている。

その中にとても気に入っている言葉が、今日のブログにピッタリなのでまた
またご紹介させて頂こうと思う。


『 強い者が生き残るではなく、賢い者が生き残るでもない。

      唯一生き残るのは、変化できる者である。 』  ダーウィン


私は本当にこの言葉が好きだ・・・。進化論を唱えたダーウィンの珠玉の
ひと言だと思う。 生き残りたければ変化しなくてはならない。

地球上最強の生物、恐竜は環境の変化に対応できなかったから滅びた。

ビジネスの世界でも、これからのビジネス環境やビジネスの構造変化に
対応できない企業は淘汰される。

当社スカイオフィスも例外ではない。これからの変化に対応できるよう全
力を尽くし、考え、考え、そして行動し、変化を楽しんで受け入れて行き
たいと思う。


だが、バレンタインデーのドキドキ感が無くなったという変化はチト寂しい
ので、そこは変化したくない気もする・・・。変化はしたいが変化したくない
ところもある・・・うーーん? 都合のいいところは残してもいいのか?

ダーウィンに聞いてみたいところだが、甘いものが大好きな私にとっては、
チョコを貰うとやはり嬉しいものである。

恵まれない中村に本日チョコレートを与えて下さった心優しい皆さん・・・
心より御礼申し上げたい。 ありがとう!!


2007年02月20日

努力の方向性

                                   2007/02/20(火)

私は頑張っている人が好きだ。本当に頑張っている人を見るとどうしても応
援したくなる。だが、努力を長きにわたって継続することはとても困難なこと
だ。大抵の人は半年とか1年もすると・・・いくらやっても駄目なんだ・・・と自
分から勝手に諦めていく。物事はそんなに簡単にはいかない。甘くはない
のだ。


       そう考えると努力するにも才能がいるのだと思う。


昔から・・・『 石の上にも3年 』という言葉があるが、私は最近の諦めの早
い若い人達に対してこの言葉を贈りたい。この言葉は、3年間一点に集中
してしたたり落ちる水滴が、どんなに硬い石にも穴を開ける・・・という事を表
したものだ。半年や1年ではビクともしないが、3年間同じ事に集中すれば、
努力が光ってくるというものだ。


3年間ひとつの事に全力で取り組んで、それでも結果が全く出ないのであ
れば余程その仕事に向いていないということだ。その場合には自分に合った
他の職を探すのも悪くはない。だが、多くの人はまず前提として・・・全力で
取り組んでいない。

才能のない我々が、才能のある人達に追いつき追い越そうと考えた時、才
能の無い者が手を抜いていて追いつける道理がない。

最低限、弱音を吐いている暇が無いくらいに目の前の仕事に集中するべき
だ。


ただし、ここでとても重要なファクターになるのが「 努力の方向性 」というも
のだ。


  方向性を誤れば当然だが、いくら努力しても結果には反映されない。


もし、今のあなたが全力で取り組んでいるのに結果がちっとも出ないという
事であれば、おそらく努力の方向性が違うのだと気付かなければならない。

では、方向性の誤りを正すにはどうしたら良いのか?答えはとてもシンプル
だ。


  「 結果を出す為の最短距離を走っているかどうか?を考えるだけ。 」


多くの人が陥るのが、結果に直結しない【 ムダ 】なことを一生懸命やっ
ている。だから本当に必要な結果を出すのに最も重要なことをやる時間が
ない。そこまで手が回らないのだ。これでは本末転倒である。

あなたの仕事において、ゴールは何か?どうすれば成約となるのか?を考
え、最も短い成約までのパターンを考えてみよう。

例えば自動車のディーラーであれば、①展示会にお客様が来て、②お客
様の興味のある車(ニーズ)を把握し、③その車を効果的に紹介する。④
その次に商談となり⑤YESかNOかの結果がわかる。この様な成約まで
のパターンを考え、まずは分母を最大限に増やす努力をしなければ、最終
的に成約になる確率は低くなる。

・・・では、この場合。今結果が出ていない人が最もやるべき事( =努力
すべき事 )つまり努力の方向性は何かと言えば、とにかく展示会に来て
もらう人の数である分母を増やすことだ。本来はココに集中しなければな
らない時なのに、車の機能や性能、はたまたお客様DATAに余分なコメン
ト等を書く事に多くの時間を費やしたりしている。1番やらなければならない
事をやっていないから、どんなに努力しても結果が出ない。これは努力して
いる本人にとっても、とても辛い事だと思う。


つい先日の日経新聞の書籍の広告欄に、株式会社武蔵野の小山昇社長
の本が紹介されていた。私は小山社長についてあまり知らなかったが、こ
の本の広告文の一文に、とても目を魅かれた。

それは「 会社に仕事をしに行く・・・という人は会社に来る必要はない。」
という文章だった。面白いことが書いてあるなと思い・・読んでみると更に
「 会社は結果を出すところであって、ただ単に仕事をしに来るという人は
必要ではない 」という内容が続く。

最近、日本のホワイトカラー(=事務系職員)の生産性の低さが取りざたさ
れているが、小山社長はきっと「 自分に与えられた業務をただ処理して
満足している=仕事をした気分になって会社に居られるのは迷惑だ 」と
言いたいのだと思う。

事務系であっても、その日に出したい結果は必ずある。もしそれが決まっ
ていないのであれば、それは「 仕事をしに行く 」という考えに陥っている
と認識しなければならない。

 
『 会社は結果を出しにいく場である。 』 実に心に響く真実を捉えた言
葉である。


・・・かの発明家トーマス・エジソンもこう言っている。

【 成功するかしないかは・・・99%の努力と1%の才能で決まる 】と。


努力できると言うのも才能のひとつだ。だから、どうせ同じ努力をするの
であれば、とにかく結果を出す為の最短距離を行きたいものである。


2007年03月04日

チャンスを活かせる人と活かせない人。

                                   2007/03/04(日)

今日は非常に暖かい日曜日になった。こんな日は外に出てアクティブに動き
回りたいものだが、沢山たまったデスクワークがそれを許してくれない。


      チャンスは、準備ができていない人を助けない。


チャンスを活かすには、それなりの準備が必要だ。それはチャンスが来る時
というのはいつも一瞬だからだ。一瞬というと少し大げさに聞こえるが、これが
スポーツだと解りやすいと思う。

私はサッカーが好きだが、プロのサッカーの試合で決定的なシーンはいつも
一瞬の出来事だ。ゴール前のシーンなどの場合、VTRではスローモーション
で何回も同じシーンが映し出されたりする。

この様なゴール前の一瞬のチャンスを活かす事ができるのは、日頃から過酷
な基礎的練習やゴール前を想定した練習、そしてボールが来た時にどう動く
かをイメージしたイメージトレーニング等、一瞬のゴールを作り出す為に実に膨
大な練習量があってこそ可能になる。

ゴール前の決定的瞬間に足がもつれて走り込めない・・・とか、疲れてダッシュ
がきかない・・・とか、そもそもボールに追いつけない・・・といった事になってし
まうのは、日頃からの準備ができていない証拠だ。その一瞬のチャンスをモノ
にできるのは、日々の厳しい練習という「 準備作業 」を怠らなかったタマモノ
であると言える。

プロの選手達だって、遊びたい時もあるハズだし、練習したくない時もあるだ
ろう。だから、こういう場合2つの考え方があると思う。


      今、頑張って将来目標を達成してから遊ぶのか?

      今、遊んでしまって将来年老いてから苦労するのか?


一部の特殊な環境の方々を除いて・・・ほとんどの人は、2者択一になる。
どっちもというのは基本的に不可能なのだ。何かを掴みたければ、何かを手放
すしかない。


チャンスは誰のもとにも何回も訪れているが、ほとんどの人がそれに気がつく
ことすら無いという・・・。その原因でもっとも大きなものは、ほとんどの人が絶
対に達成したいという「 目標が明確でない 」ということに尽きるだろう。そして
次に大きな原因は「 気が付いても活かせない 」・・・という人達だ。

折角のチャンスに手も足も出ないという状況なので、とても悔しい思いをする。

だが、チャンスだと気が付かないほとんどの人達よりはマシである。

だから、悔しい思いをしたのなら次のチャンスは活かしたいと思うのが常である。


私が今日、こんな暖かく良い天気の日にアクティブに遊びに行けないのは、それ
だけ悔しい思いをしてきているからに他ならない。

今日という日はとても残念だったが、明日以降の未来を選択したのだから未来
はバラ色である・・・と勝手に考えている。


皆さんは、明日(=未来)のチャンスの為に何かしてますか? もし何もしていな
いのであれば、マズは将来本当に実現したい夢、目標を再確認してみてはいか
がしょうか?

何しろアッ言う間に私のような立派な「 オッサン 」になってしまいますからの・・・

時が過ぎるのは恐ろしく早いですぞ・・・フォッフォッフォッ・・・ゴホッ・・・。

2007年03月10日

『 青春とは心の若さである 』

                                   2007/03/10(土)


『 青春とは心の若さである 』 故・松下幸之助翁の言葉である。 

言葉は別名:言霊(コトダマ)ともいい、弱い心をもっている我々を時に強くし
励ましてくれるから、この言葉の力に私は今まで何度も助けて頂いている。
死してもなお力を与えてくれる偉大な先達の言葉に心から感謝したい。

その感謝の気持ちを今年1年かけて「 格言 」シリーズとして松下幸之助
さんの残した素晴らしい言葉を少なからずご紹介させて頂こうと思う・・・。

このつたないブログを観られた方々にも、私のように助けになる言葉が必ず
見つかるものと思っている。

冒頭の言葉は、まだ年が若いのに目に光がなく、何となく生きているような
人もいれば、年老いてなお意気盛んでハツラツと活動を続けているような人
もいる。青春とは心の若さである。という意味の言葉だ。

私もタマにだが電車に乗ると、全くヤル気の感じられないダラ~っとした若
い人を見かけるが、そういう人は何の為に生きているのか解らない?といっ
た感じすら漂わせている。

逆に、私の取引先の方々の中には、齢60歳を過ぎても本当にハツラツとさ
れている経営者の方もいらっしゃり、どっちが若者なのか?と思いたくなる
時が少なくない。

こんな場面を目にすると、松下幸之助さんのおっしゃっている事がそのまん
まなんだな・・・と笑ってしまう。

ただ、私も36を過ぎ・・・もう若者とは言えない年齢になって来た。そう考える
とエネルギーを出し惜しみすることなく、もっともっとエネルギッシュに活動し
ていっていいんじゃないか?と再考させられる。

なんたって、エネルギーはタダ・・・プライスレスだしね・・・出し惜しみはもっ
たいないことである。

明日も無意味かもしれないが、元気100倍で朝から過ごしてみれば私も青
春を感じられるかも?

何と言っても「 青春 」っていう言葉の響きがいいよなぁ・・・・あ、オジサン
ちっくだ・・・そう考えるとチト複雑な心境でもある・・・。

2007年03月15日

『 まず願う・・・強く願う。 』

                                   2007/03/15(木)


『 まず願う・・・強く願う。 』 松下幸之助翁の言葉第2弾だ・・・。 

成功者の多くが言葉は違えど同じ意味の言葉で強烈な願望を持つことの重
要性を説いている。

「 こうあればいい 」と漠然と思っているだけでは、物事は成し遂げられない。
本気になって、それこそ真剣に願ってこそいかなる困難にもくじけない勇気が
生まれてくる。創意工夫にもおのずと力がこもる。成功への道は、まず願う事。
それも強く願うことから始まるものである。

願いの強さに応じて簡単なことでは諦めない・・・という強さや底力が生まれ
るのだと私は思う。

ただ、最近の若い人にはこの「 強烈な願望 」=「 何が何でも 」といった
強烈な願いをもった人は本当に少ない。願いが無ければ叶えることはできな
い。

求めていなければ、チャンスをあげたいと思っている人がいても気がつかな
い。

だから、強烈な願望をもっている。何が何でも達成したいことがあるんだ。
という人はそれだけで魅力的だ。

そういうものを持っている人といない人とでは、仕事上で少し難しい状況に
遭遇したり、逃げ出したくなるような出来事が起こった時などで大きな差が
生じる。

難しい局面でサッサと逃げ出してしまう人間は、どこに行っても踏ん張りが
きかない。そこで、耐えて何かを学んだ人達にチャンスは訪れるものだ。ま
た、簡単に逃げ出してしまう人が成功したという話は聞いたことがない・・・。

本当に叶えたい夢があるなら、簡単には諦められないものだ。もし、自分に
まだ強烈な願望が無かったとしたら、自分の将来や今の自分を少し分析し、
自分の人生をどんな人生にしたいのか?から考えてみてはいかがだろうか?

モチロン私にも『 絶対に叶えたい夢がある。 』・・・そう絶対にだ。だから、
ちょっとやそっとの事では絶対に諦める訳にはいかない。

先達の言葉通り・・・何か難しい問題が起きた時には、いつもその夢を思い
出すようにしている。


願うのはタダである・・・。 
 

願ってないそこのキミ・・・まず、願おう。 


ただし、妄想はいかんよ・・・妄想はね。

2007年03月22日

『 今日一日に最善を尽くす 』

                                     2007/03/22(木)


『 今日一日に最善を尽くす 』 どんなに悔いたところで、過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もまたどうなるものでもない。私たちにできる事
は、今現在に最善を尽くすことである。今日一日に最善を尽くせば、過去は今
日のための良き教師となり、未来派今日を生きるための希望となって道を照ら
してくれる。 松下幸之助翁の言葉である。

どうしてもアレコレ考えてしまうのが人間ではあるが、全力を尽くしてダメなら
それは今の実力だから仕方がない。今のMAXを出し切っていたらそれはそれ
で納得できるというものである。

しかし、全力でやりもしないうちから勝手に諦めるのは違うと思う。

今日一日に最善を尽くしたら、それ以上の頑張りは今の自分ではできないの
だから潔く諦めもつくというものだ。納得の1日・・・をいかに過ごせるかが勝負
である。

賢人ですら、このように考えておられる訳だから、我々は素直に力を出し切っ
て日々を過ごして生きたいものである。

悩んでいる時間があるという人は、その時点で全力で取組んでいない証拠だ
と私は思う。今やるべきことに集中し、悩んでいる暇があったら行動する・・・
行動の中からしか、答えはみつからない。

マラソン選手が全力を出し切ると、フラフラになってGOALしている場面がある
が、「 自分を自分で褒めてあげたい 」といった言葉は、本当に力を出し切っ
た証拠であるし、昨年の夏の甲子園大会決勝最終回で見せてくれた田中投
手の空振り三振試合終了の場面での笑顔などは、何の悔いもないといった表
情で観ている我々でさえ、清清しさを感じることができる。

一番不幸なのは、何もすることがない人であり、何も情熱を傾けることができ
ない人達である。

そのような人達は、一刻も早く『 今日一日に最善を尽くす 』ことを実行し、充
実感をGETして頂きたいものである。これだけは本人が動かないことには得る
ことはできない。

ともあれ・・・観ていてカッコイイ人は、本当に魅力的だ・・・。

2007年03月30日

『 やる気が運を運んでくる 』

                                    2007/03/30(金)


            
 『   やる気が運を運んでくる   』  松下幸之助 

「 棚からぼたもち 」のうまい話はそうそうあるものではない。幸運は待って
いるだけではやってこない。仕事でも、どうすればお客様のお役に立てるか
を真剣に考え、熱心に商品をお勧めする。そうしてこそ、思いがけぬ御注文
もいただけるのである。そもそも、やる気にあふれて努力し続ける人を、天が
見放すはずがない。

そう言われてみると・・・「 ついてない 」と言っている人で、あまり幸福そう
に過ごしている人は見かけない。 自分が今上手くいっていない事を運のせ
いにしていては神様もたまったものではないと思う。

従って、運を招き入れる必要があるのだが、それには目の前の取り組みに
全力になる必要があるということだ。

運が良いから頑張れるのではなく。本気で頑張っているところに運が味方
についてくれると解釈したい。


そこで質問。 皆さん・・・本気で頑張ってますか? 本気で頑張る・・・とは
もうこれ以上頑張ることができない状況を指すと私は思っています。まだま
だ余力を残してはいませんか?

普通の人が何かを成し遂げようと思ったら、力を余していては達成できるハ
ズもありません。もしどうしても頑張れない・・・という状況にあるのなら、自
分と向き合う必要がありますね。

自分と向き合う・・・とは、自分が本当に求めているものは何か?どうなりた
いのか?本当に手に入れたいものは何か?守りたいものはあるのか?守
る為には何が必要か?将来どんな暮らしがしたいのか?などなど・・・自分
が本当に欲しているモノや願いを自分自身に問いかけ、自分自身の中から
明確な答えを導き出すことを言います。

人間は考えたことを実行に移す生き物ですから、健常者である限りは考え
たことを実行しようとします。右手を動かそうと考えたのに・・・左手が動く・・
なんて人がいたら、今直ぐ適切な先生に診てもらうべきだと思います。

従って、自分が求めているもの・・・そうなりたいと願っているものが見つか
らなければ、それを実現するべく頑張ることも不可能なのです。

人間は、頭で考え、行動を起す。だから、まずは自分がどうしたら本気で
頑張れるのか?そのあたりを自分自身と向き合って、よ~く考える必要が
あると思います。

こんなこと言っている私だって、社会人に成り立てのころは『 とにかくエリ
ート社員といわれるカッコイイ感じになりたい!! 』と言って前職を選ん
でいた訳ですから、まずは『 こんな感じになりたい 』といったイメージだ
けでも見つけてみてはいかがでしょうか?

こんな簡単なイメージであっても、公開会社の営業部長クラスにはなれる
ハズですから・・・お試しアレッ!!

2007年04月05日

私は1度も失敗したことがない。

                                   2007/04/05(木)

『 心こそ最強の武器 』 松下幸之助。

困難にくじけず立ち向かう力も、それを打開する新たなものの見方やアイデ
アも、すべて私たち1人ひとりの心のうちに生まれてくる。・・・とするならば
誰もが等しく、心という逆境を乗り越えるための最強の武器をもっていること
になる。大切なのは、その武器の手入れの仕方・使い方である。心の鍛錬
こそ怠らないようにしたい。

心が折れたら体は動かない・・・。だから折れない心を持つことが大事だと
私には聞こえてくる。『 もうダメだ 』と思ったら本当に終わりだ。 どんな
時でも、『 どうしたら乗り越えられるだろうか? 』『 ここからどうやって復
活してやろうか? 』と考えられるポジティブな思考を追及したいものだ。

松下幸之助翁の有名なインタビューの話で、「 私は失敗したことがない 」
と言った話を聞いたことがあるだろうか? 松下幸之助は、過去1度も失敗
したことが無いとインタビューに答えたそうだ。

その答えは【 成功するまで諦めないから 】だと言う。たとえ・・・ハタから
観ていたら失敗しているかのような惨めな状況であっても、自分が失敗とは
認めずに諦めずに続け、最終的に目標を達成できれば・・・その時には・・・
『 あの時の失敗が無かったら、今の成功はない。 』だから、あの時の失
敗は、失敗ではなく・・・今の成功の為に【 必要なこと 】だったのだ。

だから、私は人生で1度も失敗で完結したことは無い(=失敗は無い)と
いうことなのだろう。

心を鍛錬していけば、かようにポジティブな考え方が身に付くということか。

成功するまで諦めない。そのシツコサと粘り強さは、今の若い人や当社に
入社したての新人スタッフにも「 続けること 」の大切さを良く理解して頂
きたいと思う。

しかし、成功するまで諦めない・・・と、いうのだから実に見事である。

そう考えると、もう成功するしか他に道はない・・・のである。心を鍛える、
とはそういう考え方で、自分の心の隙間を埋めていく作業の様にも感じら
れる。

私の心の隙間は・・・アトどれくらい空いているのだろうか? 


そういえば最近・・・心にピューーーッと隙間風が吹いている気が・・・。 


まだまだ沢山隙間が空いているという証拠なのか? 


何だか尾崎豊の歌みたいになってきた。


皆さんにはカラっ風?吹いてませんか?


36の夜~るぅ~~~!!

2007年04月12日

『 悩みあるところに改善点あり 』

                                   2007/04/12(木)

『 悩みあるところに改善点あり。 』 松下幸之助

悩みがあるということは、どこかに問題点があるということである。言いかえ
れば、さらなる成長、発展につながる改善の余地が、まだ残されているとい
うことである。仕事においても自分の成長においても、悩みは改善点を教え
てくれる貴重なアドバイザーだと受け止めたい。

つくづくモノは考えようだと思う。悩みが改善点を教えてくれていると考える
ことができたなら、クヨクヨと悩んでいる必要はない。さっさと改善する方法
を考えれば良いのである。

当社には、スカイオフィス・クレドという信条を明記した名刺くらいのラミネート
カードをスタッフ全員が携帯しているが、そのカードの裏側には「 13のS 」
というスカイオフィスのスタッフが目指すべき行動規範が書かれている。

この13のSとは、社名のSになぞらえた、Sを頭文字とする英単語の中から
指針とするべき13個を選択し、当社独自の行動規範として使用しているもの
である。

その中のひとつに、『 Simple 』のS というのがある。

書いてあることをそのまま表記すると・・・

⑨Simple の 『 S 』 < 柔軟性 >●簡単に解りやすく、常にシンプル
に自分の考え方を伝えられる伝え上手人間であれ。

これが実物。
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クヨクヨ悩んでいる人に限って、何だか今起きている問題や、改善すべき事
を・・・とてつもなく複雑に考えてしまっている傾向にある気がしてならない。
だからそういう人には、是非ともこの9番・・・シンプルのS をお贈りしたい。

どんな問題であっても・・突き詰めて考えると最終的にどうなれば良いのか?
そうする為にはどうしたら良いのか? を考えればいい。

考え方はこれだけだ。 解決方法を考えるのは実にシンプルなのである。


  あまりややこしく考えるのは、問題解決を遅らせるだけだと私は思う。


ちなみに 13のS に書かれていること1つ1つがビジネスの世界において、
とても大切な要素だと思うので今回のブログを読まれた方は、是非活用して
頂きたいと思う。

私がこの13の中で最も好きなのは13番・・・Special-thanks の 『 S 』
である。

感謝の気持ちをさり気なく伝えられることができる人って、本当にカッコイイ人
間だと思う。 そういう部分に気がついた時・・・その人の懐の深さとか、人間
力の大きさとか、色々感じてしまうんだよね。

皆さんも日頃感謝すべき人に、1度で良いので「 さり気なく 」=気が付かれ
ないように何かしてあげてみてはいかがだろうか?

その効果は絶大でゴザルよ・・・。 

2007年04月20日

『 成功も失敗も自分次第 』

                                    2007/04/19(木)

『 成功も失敗も自分次第 』 松下幸之助

「 不況のためだ 」「 あの人のせいだ 」 人はともすると失敗の原因を他に
求めがちである。しかしそれでは、いつまでたっても失敗が改善につながらず
新たな発展は見込めない。すべて原因は我にあり。反省すべきは謙虚に反省
する生き方こそが、日に新たな進歩発展をもたらしてくれる。

物事が上手く行く人と行かない人の違いは何か?と考えた時に、私はこの言
葉を思い出す。誰かのせいにするのはとても楽だし簡単だ。しかし、本当にそ
うだろうか?大抵の場合、その人自身に改善すべき原因が隠れている。

人を無理やり変えるのは至難の業だ。しかし、自分を変えることは不可能では
ない。自分を変えることで、人を変える・・・どちらかと言うとこっちの方が私は
近道のような気がする。

人間だからついつい、愚痴をこぼしてしまうこともあるかも知れない。でも、その
アトに、必ず自分も反省するクセを持とう、改善すべき点を見つけることができ
れば、その人はそれを改善することで充分進化していくことができる。


以前社内で・・・こんな愚痴を聞いた事がある。


『 自分たちには物凄く厳しい時間管理をして一生懸命仕事をさせられている
 
  のにマネージャーは仕事中に何度も休憩に行っている。これでは私はやる
  
  気にならない・・・。 』

(※現在在籍しているマネージャーではありません。念の為断っておきます。)


この発言の中には、注意すべきとても重要な言葉がいくつか含まれている。


まず、第①に・・・

1行目の最後「 させられている 」という言葉だ。彼はマネージャーの為に働い
ているのだろうか?仕事を「 やらされている 」と考えている時点で彼には大き
な問題が存在している。仕事は「 やらされ 」になるとどういう訳か途端に低迷
してしまう。仕事はマズは自分の成長の為に取組むべきものだと私は思う。


第②に・・・

マネージャーの行動を不公平と感じている点。私が同じ立場で、どうしても気に
なる、もしくは許せない。と感じたとしたら、そのマネージャーを実績をもって追
い抜いてやる、と考えるところだ。この場合ただ単に、自分の成果が出ない原因
をその人のせいにしているとしか思えない。さっさと結果を出して、その人よりも
成果を出し、同じマネージャーになった時に同じ事をしなければいい。


第③に・・・

誰かの言動をみてやる気をなくす・・・実はこれほど馬鹿らしいものはない。その
人の影響を受けて勝手にやる気を無くし、成果も上がらず、給料も低下する。そ
の人本人に何の得があるのだろうか?やる気も低下させられた上、実績も給料
も下げられて本当に満足なのだろうか?私はそれだけは絶対に嫌だ。こういう
場合は、「 人 」は「 人 」、「 自分 」は「 自分 」と言い聞かせるようにして
いる。 マイナスな人に自分を合わせること以上に不合理なことはない。マイナス
面に引きずられないように自分をしっかり持つことが大切である。

この時の愚痴をひと表すとすると・・・

『 自分の結果が出ないのは、あのマネージャーのせいだ 』と聞こえて来る。

自分を変えられるのは自分だけだ。そして結果を出せるのも自分の行動によ
るものである。で、あれば、人の行動を気にし過ぎる癖・・・これを治さないこと
には、この人が成長することはできない。この原因に気がつくことが重要であ
る。隣の芝生がどれだけ良く見えても、自分の芝生に手を加えなければ、結
局は自分の芝生が良くなることは永遠にない。

毎度感じることではあるが、松下幸之助氏の言葉には実に重みがあって我々
に日々起きている問題に対して光を灯してくれる。感謝である。

成功も失敗も『 人 』次第・・・では無く、『 自分 』次第なんだよね・・ホント。


2007年05月10日

『 志を失わないかぎり挫折はない。 』

                                     2007/05/10(木)


                                              
『 志を失わないかぎり挫折はない。 』  From: 松下幸之助翁

人間のすることである。思うにまかせぬことも時に連続して起こってくる。しかし
その度に挫けていたのでは、何一つ成就することはできない。何度転ぼうとも
構わないではないか。人間は、志さえ失わなければ、失敗の中からも何かを学
び取り、より逞しくなって再び立ち上がることができるのである。


本当に勇気のでる言葉である。悪いことは重なるものだし、時に「なんか悪い流
れだな・・・」と思う時もあるが、最終的な目的地を目指す姿勢を無くさなければ、
成就する可能性は決して『 0 』にはならない。

可能性が少しでもあるのなら、私は絶対に目指すべきだと思う。奇跡の価値は
起こすことが出来た時にこそ発生するからだ。達成可能性の高いと思われる時
に達成できたとしても驚くべきことではない。しかし、達成が困難であると沢山
の人が思えば思うほど、達成した時のインパクトは大きい。

そのような・・・困難ではあるが、可能性が「 0 」ではないことに向けて諦めな
い人達こそが、のちに多くの人の記憶に残る尊敬できる人となるのでは無いだ
ろうか?

『 ムリムリ・・・夢ばっかり追ってて何になるの? 』と考える人に大きな成功を
おさめた人はいない。

どんなに失敗しても、どんなに窮地に追いやられても『 諦めない人 』だけが
辿り着ける場所が私はあると思っている。

だから、私もどんなに厳しい状況に出会っても、自分の目指すべき目標を諦める
つもりはコレッぽっちもない。今ある状況は、必ず今後に役立つ貴重な経験とな
るものである。真摯に受け止めて、悪いところや至らなかったところをサッサと改
善していこうと考えた方が懸命だ。

しかし『 ムリムリ 』とか言われると、本当にヤル気が沸いてくるから不思議だ。

そう言えば昔・・・東京で営業部長をやっていた時に・・・営業部のトイレの壁にに

『 やってみなけりゃわからねぇ 』って標語を張っていたっけ。

やる前に諦めてしまうこと程もったいないモノはない・・・どうせなら、やってから
諦めた方が、「これをやったらこういう結果になるんだ」という経験値が増えるか
らお得だ。ドンドンやってみるべきだと私は思っている。

そうやって増やした経験を基に、最終的に目指す場所に辿り着くことができさえ
すれば、万事OKってものである。


やらないで後悔する人生だけは、まっぴら御免でござるのだ。


皆さんは・・・そうは思いませぬか?

2007年05月29日

『 喜びを知る人間は幸せ 』

                                     2007/05/28(月)


                                    
『 喜びを知る人間は幸せ 』 By 松下幸之助翁

人間とは妙なもので、同じものを見て喜ぶ人もいれば、そうでない人もいる。
100円もらって喜び、感謝する人もいれば、1000円もらっても不満を感じ、
不平を言う人もいる。やはりお互いに些細なことにも喜びを感じ、感謝の心を
持つようでありたい。喜びを知ることが、どれほど人間を豊かにすることか。


豊かに生きる・・・ということとはどういう事か?という事の根っこの部分を教え
てくれている言葉であり、それと同時に身に沁みる言葉である。

私も、ついつい『 感 謝 』の心を忘れたり、喜びを表現することが希薄にな
ったりしている部分が多々あると感じている。大いに反省すべき点である。

喜びが多いほど・・・人生は素敵なものになる。これは多ければ多いほど豊か
になるからある意味当たり前なのだが、しかし・・・実際に今月の1ヶ月間にお
いて自分がどれだけ・・・何回喜んだか?と考えると・・・まだまだ全然増やせ
る余地が有り余っている。

人生を豊かに生きる、という事においては現代の我々世代の人達・・・いわゆ
る団塊ジュニア世代の人達というのは、とても下手くそになっている気がして
ならない。

自殺者が毎年増加傾向にあるのも、今の情報化社会・勝ち組負け組み・実力
主義・・・といった傾向が強まる中、悲観的になってしまって・・・生きる意味を
失ってしまった結果なのかもしれない。

しかし、日常生活の中から・・・本当に些細なことに対しても『 喜び 』を知る
努力をすることで『 そうそう捨てたものではない 』と考えることは出来ない
ものだろうか?

ネット社会になって・・・競争が激化し、ある意味生きにくい世の中になり、大臣
が自殺したり・・・殺人が横行したりと、世知辛い今の世の中ではあるが、人
それぞれの物事の捉え方や見方を変えることで、日々の喜びの回数を増やす
ことは出来そうだ。

いくら問題が発生していても・・・戦後の日本の悲惨な状況と比較したら、今の
世の中はパラダイスだと私は思う。

食べる物にも、着る物にも、大抵の人は困ることはない。住むところについても
、普通に働ける人であれば問題ない。川の水を飲んでペストやコレラで死んで
しまうこともない・・・。

戦争を経験された我々の大先輩の方々からみたら・・・もしかしたら大抵のこと
は何でも無い事に多くの人が悩んでいるのかも知れない。

つくづく・・・物は考えようだと思う今日この頃だ・・・。


『 感 謝 』が足りないと結局自分の人生が豊かにならない・・・いやはや・・

本当に大切なことを教えて頂いた・・・マズは 松下幸之助翁に感謝で御座るよ。

2007年06月15日

『 人生を楽しむために働く 』

                                     2007/06/14(木)

                         

       
『 人生を楽しむために働く 』 松下幸之助翁

人は食べるためだけに働くのであろうか。お互い、喜びや生きがいを感じるため
人生をより豊かに楽しむためにこそ働いているのではないか。 働くことを楽しみ
その働きを通して人生を大いに楽しむ。仕事に対する姿勢や成果は、この点に考
えを及ぼすかどうかで大きく変わってくる。

世の中に・・・毎日の仕事を心から『 楽しんで 』仕事をしている人はどのくらい
いるのだろうか?経営の神様は、働くことを楽しめるようにならないと本当の成果
は上がってこないよ・・・とおっしゃっている。

「 好きこそものの上手なれ 」とは良く言ったもので・・・好きなことやモノは上達
も早い。従って、今現在の仕事を楽しめるようにするためにはどうしたら良いだろう
か?と考えることは、至極必要なことなのかも知れない・・・。

不平や不満をただ口にするだけで、その原因を改善しようと具体的に動いていな
ければ、何も解決されることは無いのと一緒で、【 楽しもう 】としていない人に
ついては、豊かに人生を送ることはできないのである。


今の仕事を進めていく上で・・・誰かの役に立てているだろうか?

人生をより豊かなものにする為に・・・我々はキチンと努力しているだろうか?

ただお金の為、生活する為だけに一生仕事を【 こなす 】だけの人生では、きっと
つまらない人生になってしまうのだと・・・私も思う。


そうなると・・・今現在の仕事の中から・・・その人なりの楽しみを見つけ出す作業
が必要である。 

あなたはどういう状況になれば・・・今の仕事を【 楽しい 】と感じるのだろうか?

それがハッキリしさえすれば・・・楽しいと感じるところまで到達できるハズである。

悲しいことや辛いことにばかりスポットをあてるのを止めて・・・こうなったら最高に
楽しい・・・という部分にスポットをあててみてはいかがだろうか?

給料がいくらになったら最高に楽しい・・・と感じるのならば、どうしたら給料を上げ
られるのか?給料を上げること=成果を出すことによって、お客様に喜んで頂ける
部分は無いのか?もしあれば、お客様のお役に立つことで自分の成果も上がり
その結果として・・・自分の給料も上がる・・・という図式が描けることになる。

こうなれば、沢山のお客様に喜んで頂くことこそが、自分が楽しいと感じることと
イコールになる・・・ということになるのではないだろうか?人生を豊かに生きていく
ためには、自分の給料の為・・・というものとは違う喜びを知らなければならない。

私も・・・営業時代に始めて営業という仕事が【 楽しい 】と感じた時のことを思い
出すと・・・お客様がまるで世代を超えた友達のように接してくれた瞬間であった
ことを思い出す。        

そして何より・・・給料が100万円を超えていた時の喜びとは明らかに違う【 質 】
の喜びだったことも確かである。

是非とも・・・当社で働くスタッフがみんな【 仕事が楽しい 】と心から思えるよう、
環境や仕組みを整えて行きたいと思う。

2007年10月16日

世界の鉄鋼王カーネギーの教え①

                                    2007/10/09(火)
 
 
 
 
今日から少しの間・・・私の好きなアメリカの実業家であり世界の鉄鋼王と呼ば
れた男、アンドリュー・カーネギー氏の名文句をご紹介していこうと思う。

実に含蓄のある言葉だから、今回ご紹介する中のいくつかの名言の中には・・・
きっと心に響く言葉が含まれていると信じている。


では、1つ目をご紹介しよう・・・


『 成功には何のトリックもない。私は与えられた仕事に全力を尽くしただけだ。 』


転職ブームの今の日本にあって、実に必要とされる言葉であると私は思う。

いったい今の日本の若者の中で、今現在・・・仕事に全力を尽くせている人がどれ
ほどいるだろうか?

よく・・・全力で仕事をしてますか?という質問に対して・・・

『 自分なりに・・・ 』 とか 『 はい、やってます。 』 とか 『 自分ではそう思っ

てます 』 などと簡単に言う人がいるが、全力とはどういった様を言うのかご存知
ない人がとても多いように感じる。

【 全 力 】とは、読んで字の如く全ての力を使った様であり、少しでも力を余して
いる状態は全力とは言わない。では、力を余していない状態・・・とはどんな状態な
のか?それは全ての仕事を終えた時、将に体の電源が切れる状態を指す。

電源が切れる状態とは、家に帰ってリラックスした時・・・気を失ったように寝てしま
う様を示している状態だ。このように自分の力を出し切った状態の時のことを全力
というのであって、平然と余裕のある生活をしている人が当たり前のように全力で
仕事をしています。と聞くと非常に腹立たしい気分になる。


成功には何のトリックもない・・・・・仕事に全力を尽くしただけ。

つまり、この言葉を裏返せば、それほど仕事に全力を尽くせている人が少ないと
いうことである。

特殊な能力はいらない・・・今の目の前の仕事に全力を尽くせ!!と偉人からの
エールを頂いているようで、何とも気持ちの言い言葉である。

世界の鉄鋼王カーネギーの教え②

                                    2007/10/10(水)
 
 
 
 
 
鉄鋼王カーネギー氏特集、大好評につき続けて第2弾をご紹介する。

   
      『 誠実な一言は、心にも無き百万言の賛辞に勝る。 』


最近・・・この誠実な一言を言ってくれる人の存在がとても大切に思えてなら
ない。賛辞を頂くことはモチロン嬉しいことではあるのだが、誠実な一言という
のは、何年経っても忘れることがない。

サラリーマン時代であっても、営業部長という職責になると・・・あまり上から
言われることも少なくなり、取引先の担当者の方々からは

『 若いのに立派ですね 』とか『 部長さんくらいになると・・・ 』とか、私に
気を遣ってくださって色々とお褒め頂いたりすることもあったのだが、そういっ
たご挨拶の言葉よりも、厳しい言葉をかけてくれた人の事は、今でも心に残
っている・・・だから、厳しい言葉には比較的誠実な言葉が多いように感じる。

ましてや現在、1つの会社の経営者ともなると、ご挨拶でのお心遣いの言葉
は増えたとしても、中々この誠実な一言・・・を言ってくれる人は尚のこと少な
くなる。

だから最近は特にこの、心からの誠実な言葉というものが私にとって本当に
貴重な存在であると言える。

別にイジメられるのが好きなドMという訳ではないが、誠実な言葉は私を成長
させてくれる原動力になると思っている。


そして、最終的には多くの方々からの心からの賛辞を頂戴したいもので御座る。

世界の鉄鋼王カーネギーの教え③

                                     2007/10/11(木)
 
 
 
 

カーネギーシリーズ第3弾。実に見事な言葉で御座る。


  『 富は得ることのみに価値はない。有意義に散する時に価値あり。 』


一般的には、みなさん富を得る事にばかり着目してしまうと思うが、世界クラス
のお金持ちの皆さんは、一般の人とは逆の考え方をしているようであります。

世界の富の90%を、上位10%の資産家層が握っていると言われていることか
ら鑑みると、一般的な考え方(多数の意見)が必ずしも正しいとは言い切れない。

従って、富を得ることのみよりも、富を遣うこと・・・すなわち「 お金の遣い方 」
に価値があるという考え方は、我々としても深く考えてみる必要がありそうだ。

皆さんは収入を何に遣っていますか?

収入を増やすことばかりに目が向かいがちですが、一般の人が将来成功する為
には、ココを考えないとダメですよ・・・と賢人は教えてくれているわけです。

この機会に、毎月なににお金を遣っているのか?

そのお金の遣い方は正しいものなのか?

を、よ~く考えてみる必要がありそうですね。 

私が読んだ富豪系の書籍によく書いてあることは、将来的にリターンがあるものに
お金を遣っている人が、数多くお金持ちになっている・・・と書いてあります。

この辺に、賢い遣い方のヒントが隠れているようであります。

稼ぎ方より遣い方・・・何となく逆の発想をしがちですが、その順番が大切なようです
ので、1度試してみてはいかがでしょう?

私も、振り返ってみると・・・とてもクダラナイお金の遣い方をしていたように思います。

遣う時・・・意味を考えてみるのも一考かも・・・。

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