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『 喜びを知る人間は幸せ 』

                                     2007/05/28(月)


                                    
『 喜びを知る人間は幸せ 』 By 松下幸之助翁

人間とは妙なもので、同じものを見て喜ぶ人もいれば、そうでない人もいる。
100円もらって喜び、感謝する人もいれば、1000円もらっても不満を感じ、
不平を言う人もいる。やはりお互いに些細なことにも喜びを感じ、感謝の心を
持つようでありたい。喜びを知ることが、どれほど人間を豊かにすることか。


豊かに生きる・・・ということとはどういう事か?という事の根っこの部分を教え
てくれている言葉であり、それと同時に身に沁みる言葉である。

私も、ついつい『 感 謝 』の心を忘れたり、喜びを表現することが希薄にな
ったりしている部分が多々あると感じている。大いに反省すべき点である。

喜びが多いほど・・・人生は素敵なものになる。これは多ければ多いほど豊か
になるからある意味当たり前なのだが、しかし・・・実際に今月の1ヶ月間にお
いて自分がどれだけ・・・何回喜んだか?と考えると・・・まだまだ全然増やせ
る余地が有り余っている。

人生を豊かに生きる、という事においては現代の我々世代の人達・・・いわゆ
る団塊ジュニア世代の人達というのは、とても下手くそになっている気がして
ならない。

自殺者が毎年増加傾向にあるのも、今の情報化社会・勝ち組負け組み・実力
主義・・・といった傾向が強まる中、悲観的になってしまって・・・生きる意味を
失ってしまった結果なのかもしれない。

しかし、日常生活の中から・・・本当に些細なことに対しても『 喜び 』を知る
努力をすることで『 そうそう捨てたものではない 』と考えることは出来ない
ものだろうか?

ネット社会になって・・・競争が激化し、ある意味生きにくい世の中になり、大臣
が自殺したり・・・殺人が横行したりと、世知辛い今の世の中ではあるが、人
それぞれの物事の捉え方や見方を変えることで、日々の喜びの回数を増やす
ことは出来そうだ。

いくら問題が発生していても・・・戦後の日本の悲惨な状況と比較したら、今の
世の中はパラダイスだと私は思う。

食べる物にも、着る物にも、大抵の人は困ることはない。住むところについても
、普通に働ける人であれば問題ない。川の水を飲んでペストやコレラで死んで
しまうこともない・・・。

戦争を経験された我々の大先輩の方々からみたら・・・もしかしたら大抵のこと
は何でも無い事に多くの人が悩んでいるのかも知れない。

つくづく・・・物は考えようだと思う今日この頃だ・・・。


『 感 謝 』が足りないと結局自分の人生が豊かにならない・・・いやはや・・

本当に大切なことを教えて頂いた・・・マズは 松下幸之助翁に感謝で御座るよ。

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2007年05月29日 23:42に投稿されたエントリーのページです。

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