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チャンスを活かせる人と活かせない人。

                                   2007/03/04(日)

今日は非常に暖かい日曜日になった。こんな日は外に出てアクティブに動き
回りたいものだが、沢山たまったデスクワークがそれを許してくれない。


      チャンスは、準備ができていない人を助けない。


チャンスを活かすには、それなりの準備が必要だ。それはチャンスが来る時
というのはいつも一瞬だからだ。一瞬というと少し大げさに聞こえるが、これが
スポーツだと解りやすいと思う。

私はサッカーが好きだが、プロのサッカーの試合で決定的なシーンはいつも
一瞬の出来事だ。ゴール前のシーンなどの場合、VTRではスローモーション
で何回も同じシーンが映し出されたりする。

この様なゴール前の一瞬のチャンスを活かす事ができるのは、日頃から過酷
な基礎的練習やゴール前を想定した練習、そしてボールが来た時にどう動く
かをイメージしたイメージトレーニング等、一瞬のゴールを作り出す為に実に膨
大な練習量があってこそ可能になる。

ゴール前の決定的瞬間に足がもつれて走り込めない・・・とか、疲れてダッシュ
がきかない・・・とか、そもそもボールに追いつけない・・・といった事になってし
まうのは、日頃からの準備ができていない証拠だ。その一瞬のチャンスをモノ
にできるのは、日々の厳しい練習という「 準備作業 」を怠らなかったタマモノ
であると言える。

プロの選手達だって、遊びたい時もあるハズだし、練習したくない時もあるだ
ろう。だから、こういう場合2つの考え方があると思う。


      今、頑張って将来目標を達成してから遊ぶのか?

      今、遊んでしまって将来年老いてから苦労するのか?


一部の特殊な環境の方々を除いて・・・ほとんどの人は、2者択一になる。
どっちもというのは基本的に不可能なのだ。何かを掴みたければ、何かを手放
すしかない。


チャンスは誰のもとにも何回も訪れているが、ほとんどの人がそれに気がつく
ことすら無いという・・・。その原因でもっとも大きなものは、ほとんどの人が絶
対に達成したいという「 目標が明確でない 」ということに尽きるだろう。そして
次に大きな原因は「 気が付いても活かせない 」・・・という人達だ。

折角のチャンスに手も足も出ないという状況なので、とても悔しい思いをする。

だが、チャンスだと気が付かないほとんどの人達よりはマシである。

だから、悔しい思いをしたのなら次のチャンスは活かしたいと思うのが常である。


私が今日、こんな暖かく良い天気の日にアクティブに遊びに行けないのは、それ
だけ悔しい思いをしてきているからに他ならない。

今日という日はとても残念だったが、明日以降の未来を選択したのだから未来
はバラ色である・・・と勝手に考えている。


皆さんは、明日(=未来)のチャンスの為に何かしてますか? もし何もしていな
いのであれば、マズは将来本当に実現したい夢、目標を再確認してみてはいか
がしょうか?

何しろアッ言う間に私のような立派な「 オッサン 」になってしまいますからの・・・

時が過ぎるのは恐ろしく早いですぞ・・・フォッフォッフォッ・・・ゴホッ・・・。

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2007年03月04日 23:40に投稿されたエントリーのページです。

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