2007/03/05(月)
社内に限らず・・・今まで様々な場面で『 デキない理由 』を一生懸命に訴
えている人を目にしてきた。そういったデキない理由をいくら並べ立てたとこ
ろで、言っている本人も、それを聞いている周りの人も、その話をしている時
間中に得るものは何もない・・・。それどころか、その人に付き合わされる人
の時間がとてももったいないと思う。
デキない理由を述べるのはとても簡単だが、そこからは何も得ることはでき
ない。そしてデキないことの為に時間を使うのは、とてもムダなことである。
・・・であれば『 デキること 』に時間を使ってはいかがだろうか?人間考え
るのはタダ=無料である。ならば何か目標を立てたときや、これから何か新
しい事に挑戦しようとする時には『 どうしたら、それが達成できるか? 』に
とにかく頭と時間を使うことをオススメする。
かく言う私だって、ついつい感情で仕事をしてしまう事もマダマダあるが、常
に時間は『 デキること 』に使うようにチェンジさせるよう努力している。
『 そんなのデキないよ・・・ 』 という考えと 『 どうしたらデキるか? 』と
考えることとの間には、天と地ほどの「 考え方の開き 」が存在する。
人間は、まず「 考え 」 そして「 行動 」し、その結果「 変化 」を得るこ
とができる。何も行動しなければ、何も変化は無い。だから、自分の行動を
変えて、今までと違う結果を得ることで変化し成長していくのだと思う。
つまり、その最初の段階の『 思考回路 』を今までと変えない限りは、あな
たは成長することができない。今までと違った成果を得ることはできないの
だ。
例えば・・・今から1000万円を手に入れるためには、どうしたらいいか?どん
な可能性があるだろうか?今の自分の時間と能力ならどんな方法があるだ
ろうか?などを色々考えるところに1000万円を得るためのヒントは隠れてい
る。
だが初めから『 デキない 』と結論付けてしまうと、人間の脳は『 デキる 』
ことに対して能力を発揮しない。その時点でその事については思考停止状態
に陥ることになり、初めから考えようとしない。
それはつまり、自分の能力の可能性を自分で狭めていることになってしまう。
実に残念である。(ぼやき・・・)
昨年の年末・・・渋谷のセンター街の入り口にの壁に『 可能性だけはムチャ
クチャある20代へ・・・ 』と書いた張り紙が張ってあり、そのことが妙に記憶
に残っている。私は、とても上手く言い当てているコピーだなぁ・・・と思った。
若い人は本来考え方も柔軟な場合が多く素直ささえ備わっていれば、様々な
考え方を自分に採り入れ進化していくことができる。
せっかく持っている唯一の資産・・・『 メチャクチャある可能性 』を、初めから
放棄してしまうのは、実にもったいないことだと思うのだが・・・。
そうだな・・・20才に戻れるならば・・・1000万円でどう?と言いたいところだ。