2007/03/22(木)
『 今日一日に最善を尽くす 』 どんなに悔いたところで、過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もまたどうなるものでもない。私たちにできる事
は、今現在に最善を尽くすことである。今日一日に最善を尽くせば、過去は今
日のための良き教師となり、未来派今日を生きるための希望となって道を照ら
してくれる。 松下幸之助翁の言葉である。
どうしてもアレコレ考えてしまうのが人間ではあるが、全力を尽くしてダメなら
それは今の実力だから仕方がない。今のMAXを出し切っていたらそれはそれ
で納得できるというものである。
しかし、全力でやりもしないうちから勝手に諦めるのは違うと思う。
今日一日に最善を尽くしたら、それ以上の頑張りは今の自分ではできないの
だから潔く諦めもつくというものだ。納得の1日・・・をいかに過ごせるかが勝負
である。
賢人ですら、このように考えておられる訳だから、我々は素直に力を出し切っ
て日々を過ごして生きたいものである。
悩んでいる時間があるという人は、その時点で全力で取組んでいない証拠だ
と私は思う。今やるべきことに集中し、悩んでいる暇があったら行動する・・・
行動の中からしか、答えはみつからない。
マラソン選手が全力を出し切ると、フラフラになってGOALしている場面がある
が、「 自分を自分で褒めてあげたい 」といった言葉は、本当に力を出し切っ
た証拠であるし、昨年の夏の甲子園大会決勝最終回で見せてくれた田中投
手の空振り三振試合終了の場面での笑顔などは、何の悔いもないといった表
情で観ている我々でさえ、清清しさを感じることができる。
一番不幸なのは、何もすることがない人であり、何も情熱を傾けることができ
ない人達である。
そのような人達は、一刻も早く『 今日一日に最善を尽くす 』ことを実行し、充
実感をGETして頂きたいものである。これだけは本人が動かないことには得る
ことはできない。
ともあれ・・・観ていてカッコイイ人は、本当に魅力的だ・・・。