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働かざる者、食うべからず・・・の巻

                                      2008/01/10(木)
 
  
 

 
今朝の社内ミーティングに久しぶりに参加し・・・当社のスタッフ全員に次の質問
を投げかけてみた。

 
 


    『    皆さんは、何の為に働いているのですか?    』

 
 


この質問は、ズバリ人生の目的そのものを問うているものだ・・・。

大抵の人の答えはこうだ・・・

 「 生活するために働いている。 」 「 家族を養うために働いている。 」
 

私は・・・単なるお金を稼ぐためであれば、社長である私が言うのも何だが、
当社にいる必要はないのだと思う。

当社の特徴は、完全実力主義(=成果主義)である点だが、成果主義という
ものは、裏返せば「 成果を出さなければ良い待遇を受けられない。 」という
ことなのである。


従って、ダラダラと仕事をしている人には、本来向かない職場だと思う。

昔の人は良く言ったもので・・・

 【    働かざる者食うべからず    】は、当たっていると思っている。


できるだけ明確な目標を立て、その目標に向かって全力で仕事に取り組める
人には、成果主義=最適な職場・・・となろうが

どう頑張ったらいいか解らない。

思うように成果が出せないから何となく頑張れない。

思うようにヤル気が出ない。

・・・といった人にとっては、いくつになっても、どれだけの期間会社に在籍してい
たとしても、当社においての評価は得られない。


私は、成果を出すには自発的な工夫であったり、自発的な頑張りが絶対不可欠
だと考えている。 これは過去の自分の経験から言えることだ。

結局は人から言われて仕事をしている・・・という内は、大した成果など出せはし
ない。

本当に手応えのある、自分の力になるレベルUPというものは、自分で考え、自分
で決めた目標に対して努力してこそ初めて身につくものだからだ。


だから、結果の出ていない人の原因は、突き詰めて考えていくと多くの場合が

【 自分自身に原因がある 】ということに気が付いていないこと「ソノモノ」なのだ。


理由は・・・例えばその人が環境(=職場)を変えたとしても、今頑張れない人が
会社を変えたからといって、突然猛烈に頑張る人に変身できるものなのだろうか?

結局は、他者(=環境など)を変えたところで、その環境で仕事をするのは結局
その人本人なのであるからして、仕事自体に取り組むのはやっぱり同じ人物なの
である。

自分に原因はなく、会社のやり方やら環境やら、商材やらに問題点をすりかえる
人が多いが、そう言っている内は・・・その人が改善されることは無く、悪いのはい
つも自分以外の他者である・・・という考え方に陥ってしまう。


    このことを我々は【 他責(他人の責任) 】タセキ・・・と呼んでいる。


これは、癌が発見された人間の体と置き換えてみるとわかり良いのかも知れない。


ある時・・・あなたは癌ですよ・・・と宣告される。

しかし、あなたは・・・いやいや私はどっこも悪いところはないですよ・・・。

・・・と、癌(=自分の体にある悪い部分)を認識しないとしよう。

最近、何だか体調が悪いのはきっと会社の上司のせいに違いない・・・。

だから別に自分に悪い所はないんだからこのまま放っておこう・・・。

上司がいなくなれば、もしくは、自分があの上司のいない所で働けば、この
体調の悪さも治るだろう・・・。

するとその人はその後どうなるだろうか? 

悪いところは依然として改善されることは無く、悪化の一途をたどることになる。

当然、何も改善することも無く放置しておいた場合・・・最終的にどうなるかは皆
さんのご想像にお任せするが・・・

要するに、私が言いたいのは結果に対して現実的にあなたの周りで起こってい
ることは、全て自分の責任と感じなければ、どこで何をしても結局は同様のこと
を繰り返してしまいますよ・・・ということなのだ。

これは、私が今まで公開企業に勤めている時代から、経営者となった今までの
全ての経験上観てきた沢山の同僚や部下、スタッフと接してきた経験上言える
ことである。

自分の悪い部分をキチンと認識し、その部分を改善しなければ、その人自身は
いつまで経っても良くはならない。


だから・・・今、給料が下がっている人、もしくは給料が中々上がっていかない人
は、社会が、世の中が、会社が、上司が、と・・・とやかく言う前に、あなた自身の
行動を改善しなければ、残念ながらあなたの生活も人生も、結局は何も変わらな
いのである・・・。


私は・・・仕事を通じて、頑張って成果を出せるようになるところに、人生の面白み
も、本人の成長もあると信じている。


1人でも多くのスタッフが、自分の人生の大切な時期に自分の不足している部分
や甘えに気づいて、自分自身を変化・成長させてくれることを願っている。


働かざる者・・・食うべからず・・・コレッて本当に今の時代もバッチリ当てはまって
いるので御座るなぁ・・・しみじみ・・・そう思う。


いやはや・・・昔の人はよく言ったモノで御座るなぁ・・・。

 

昔の人・・・ありがとう。( 麒麟の田村調 )

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2008年01月10日 12:05に投稿されたエントリーのページです。

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