2007/08/19(日)
ようやく涼しくなって来たと思ったら、どうやら昨日だけだったようだ・・・。
今日からしばらくは残暑が厳しいという予報である。
午前中に三重県からお越しのお医者様を見送り、午後からの空き時間で少し
だけ日本テレビで放送していた24時間テレビに目を向けた。
すると・・・今年の1月に事故で愛娘を失った風見信吾さんがTVに登場し、命の
大切さを涙ながらに訴えていた。私も不覚にも・・・もらい泣きしそうになったで御
座るが、事故というのはこちらが気をつけていても、基本的にいつ起こるかがわ
からないものである。だから、完全には防ぎようがないものが事故だと言える。
何しろ風見さんの娘さんは横断歩道を渡っていて前方不注意のトラックで事故
にあったのだから、娘さんが抗う余地は殆どないと言えるだろう。
何が言いたいのかと言うと・・・誰しもがいつ事故に会うか解らないのですよ・・・
ということである。自分は大丈夫・・・とか、事故は防げる・・・と思っていたら、世
の中で事故で亡くなる方は居ないはずである。
しかし、実際には事故で無くなる方はとても多い。ちなみに昨年である平成18年
中の交通事故による負傷者の数はおよそ110万人。死亡した人の数は6352人で
ある。
車の事故だけでも多くの方が亡くなっているのが現実だ。実際にはこれに地震
や火災・水害・遭難などの事故も加算されるとなると結構な数にのぼる。
つまり・・・いつ、自分がその110万人+α の中の1人に含まれても不思議じゃ
ないし、もしかしたら6352人の中に含まれる可能性だって決してゼロではない
のだ。
もし・・・明日・・・自分が事故で亡くなる・・・としたら、もし、大切な人が明日、事
故で亡くなるとしたら・・・あなたなら今日、何をしますか?もしくは、何をしてあげ
ますか?
もう流石に安全大国日本とは呼べない時代になりましたが、それでもまだ・・・
多くの人が・・・『 命があるのが当たり前 』と思っている今日この頃・・・
1日1日を大切に生きていきたいものですな・・・。
TVで・・・風見信吾さんが番組の最後で言っていた言葉がとても印象的だった。
『 娘と・・・たった1度で良いから、酒が飲みたかったなぁ。1度でいいからさ 』
もう2度と会えないという悲しみは、我々では推し量ることは出来ませんが、彼
の涙ながらのメッセージは、拙者の心にもとても響くものがあったで御座る・・・。
皆さんも・・・やりたいことを躊躇せず・・・「 今を生きる 」で御座るよ~( 涙 )