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営業を元気にする「 お褒めの言葉 」

                                        2007/05/31(木)

                                  
今日でいよいよ5月も終了である。

新年度と考えるとまだたった2ヶ月だが・・・2007年のスタートからと考えると、6月
で既に半分が経過することになる。そのように考えると1年とは本当に早いものだ。

数日前のブログで・・・スカイオフィスにはまだ営業エンジン(=仕組み)が無い。と
いう内容を書いたが、4月に比べて5月の予算達成率は芳しくない・・・。

私は、営業の成果に一喜一憂している今の状況から、できるだけ早急に脱却した
いと考えている・・・また、今後はそのような営業体質の会社は遅かれ早かれ淘汰
されていく時代に突入したと思っている。

だが、営業エンジン・・・とはそうそう簡単にデキルものではない。だから最近は特
にパソコンに向かって、「 あーでも無い、こーでも無い 」とウンウン考えながらの
作業や専門化との打合せに多くの時間を割いていることが多くなった。

私は本来・・・どちらかと言うと外回りが得意であって、突っ走る営業が得意であっ
たのだが、営業マン時代と経営者の今とでは、やはり頭で考えることの方が1日
に占める割合は圧倒的に多くなったと思う。

そんな中・・・女性営業スタッフで新人の木村が、今朝の朝礼で嬉しい報告をして
くれた。それは、つい先日お客様先に訪問した時に・・・

『 あなたの説明がしっかりしていて、とても良かったから契約をしたのですよ。』

といったお褒めの言葉を頂戴したという内容だった。


当の本人はそれを聞いた時・・・ 『 涙が出るほど嬉しかった 』と言う。 


そう、営業マンを心から元気にしてくれるのは、こういったお客様からのお褒め
の言葉であり、営業マンを元気にさせる効果は絶大だ。

しかし、いい加減な気持ちで仕事をしていては、絶対にこのようなお言葉をお
客様から頂戴することは出来ない。

正直・・・販売した対価として「 お 金 」を頂くこと以上に難易度は高い・・・。


私が陰ながら尊敬するマーケッター:神田昌典氏はこう言っている。

『 本来、商売とは、販売してお金を頂く側が「 買ってくれてありがとう 」と言

  うのではなく、本当は、お金を払う側が「 売ってくれてありがとう 」と言って

  頂けるレベルの商売をしなくてはならない。 』


お金を払って頂き・・・尚も 『 ありがとう 』と言って頂ける商売でなければ、商
売をする意味が無いのですよ・・・と、教えてくれているのだと私は捉えている。

よく・・・「 お願いします!!買ってください!! 」と言う営業を見かけるが・・
これは商売では無く・・・押し売り以外のナニモノでもない。こういった営業手法
は当の本人が一番しんどい営業をしていると感じていることだろう。


そんな訳で、今日の朝礼のような・・・営業マンに元気を与えてくれる、お客様
からの「 感謝のお言葉 」 や 「 お褒めの言葉 」が・・毎日発表される日が
来たとしたらどんなに社内が元気になるだろうか?

だとしたら、まだまだ発表が少ない。 と言うことは即ち、我々の努力が不足し
ているということに他ならない。

もっともっと、本物の商売をして沢山のお客様に喜んで頂きたいと願っている。


そして、スカイオフィスの社内が元気な声で溢れまくっている日を目指そうと思う。

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2007年05月31日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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