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『 給 料 』の意味

                                      2007/05/25(金)


                             
      
『 給 料 』とは・・・仕事をした事に対する対価であり、お金と引き換えに労働
力を提供することだが・・・経営者となってからの自分の『 給 与 』に対する考
え方は、サラリーマン時代と180度違ったものになっている。

1番大きな違いは・・・『 給料って、25日になると自動的に・・・それも当たり前に
支払われるものではない 』という事が本当の意味で解ったことだ。

これは 【 商売人=起業人 】 として生きていく上で最も大切な、最初に学ぶ
ことだと私は思っている。

今では、完全フルコミッション(=完全成果報酬型給与)制にて給与を支給して
いる会社は稀だと思うが、私は本当の意味で日本の活力や個々の能力を上げ
ようと思ったら、完全成果報酬型の社会にした方が伸び率は断然高いと思って
いる。

成果が無くても給料が当たり前にもらえる・・・だからどうしても会社にぶら下が
ってしまう・・・惰性で仕事をしている輩が存在してしまうのだ。モチロン生活を保
護する・・・という前提があるから導入には中々難しい面もあるが、そもそも会社
が無くなれば再スタートとなり実力に見合った給与レベルにリセットされることに
なる。

成果を出さなければ給料が出ない・・・としたら、どうだろう?無駄な時間を過ご
していられるだろうか?守るべき生活があるとしたら、それこそ死にもの狂いで
仕事をするのではないだろうか?

だからと言って、当社をフルコミッション制にするか?という事ではない。

ただ・・・【 給料は稼ぐモノ 】であって、【 当たり前に支給されるモノ 】では
無い。という事が言いたいだけだ。

私の敬愛する本物の経営コンサルタント『 小宮一慶 先生 』も同様のことを
おっしゃっている。(世の中には偽者の経営コンサルがワンサカいるがこの方
は本物の経営コンサルタントとして推奨できる。)以下小宮氏の本文から抜粋。

『 給料はもらうモノではない。稼ぐものだ。英語には給料をもらうという表現は
ない。会社に十分な利益をもたらし、自分の給料を稼ぐのだ。会社に食べさせ
てもらっていては、プロのビジネスマンとしては失格だ。そんな人間ばかりだと
会社は潰れる。「自分は会社を食べさせている」というくらいの気概を持って欲
しい。 』

■思ったことはすぐやろう! できるビジネスマンになる為の考え方と習慣
 ダイヤモンド社 小宮一慶 著 より

私は本屋さんに立寄ると毎回10冊位は本を買ってしまう・・・かなり読書が好き
だが・・・沢山読んでいても中々「 最高に良い本 」には出会うことがない。そ
んな中で、私が数少ない「 最高に良い本 」に挙げられる本が小宮氏の本で
ある。とにかく解りやすく、的を得ている。この本の定価は1400円だが、一流の
ビジネスマンを目指す方には必読の書であり、簡単にもとを取る事ができる本
である。一読をお勧めする。

何度も言うが会社とは本来「 成果を出す場所 」だ。 ただ単に会社に来て・・
【 仕事をした気 】になっている人が大勢いるが、商いの原則からするとその
考え方は根本的に間違っている。

商いの原則とは、利益が出なければ商人(あきんど)の給料は発生しようがない。
という原則だ。

実は、経営者とサラリーマンの1番大きな考え型の違いが、ココにある。だから
この部分が理解できなければ経営者にはなれない。

当然だが利益が出ていない会社は、給料を支払うことが出来ない。

いくら沢山スタッフがいて、立派なオフィスを構えていても・・・利益の出ない会社
は淘汰されていくのだ。

もちろん、利益が目に見えにくいポジションや役割を担っている人も多々いること
だろう。しかし、会社に在籍しているスタッフ1人1人が、小宮氏の言う『 気概 』
を持っていたら・・・きっと、その会社は逞しく、スタッフ1人1人が自信に満ちたエク
セレントカンパニーとしてのスタートラインに立てるのではないだろうか?

当社スカイオフィスは、完全実力主義を表明している会社ではあるが、まだまだ
『 25日には、給料がもらえるのが当たり前 』と錯覚しているスタッフは多い。

自社のスタッフが早急に「 気 概 」をもって働けるよう、啓蒙していきたいと思う。
                                
                           


このペースで本を購入していくと・・・将来・・・My図書館ができそうだ・・・断ってお
くが漫喫ではない・・・確かにある意味アニヲタ・・・ではあるのだが・・・。

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2007年05月25日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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