2007/03/20(火)
『 継続は力なり 』・・・起業して色々なことを経験すると、この言葉の重み
が身にしみて聞こえてくるようになる。
継続して何かを続けるということが何と難しいことか。当たり前にできていて
おかしくない事でさえ、長く継続するということはそれだけで困難なものにな
る。組織となるともっとずっと難易度は上がる。
1つのことを長年やってきた人には1つのことがダメになった時のリスクとい
うのも確かに存在するが、世の中に存在する様々な世界で成功した人達の
多くが、長く努力を継続することができた人達である。その世界に入って半
年だとか、1~2年で成功したという話は・・・そうそう聞かない。
イチローも松井も中村俊介も、皆苦しい練習を長きに渡って継続してきてい
る人達である。最近人気のお笑い芸人の人達も、多くが5年~10年近くは
下積みを経験している。そして、多くの同じ志をもった人達が頑張り抜いた
人達の影に隠れ・・・諦め・・・断念し、去っていく。これもまた現実である。
『 継続は力なり 』 いやはや本当に【 その通り 】である。
我々の様な小さな会社において、継続的な取り組みを組織的にできるかど
うか?はとても重要である。大きな会社は、継続的な取り組みが組織的に
出来ているから組織を大きくできるのである。モチロンそれだけではないが、
大切な要素の1つであることは間違いない。
要するに「物事を簡単に諦めた人が大きな成功」を手にすることはできない。
半年程度で「やってみたら思っていたより仕事キツくてさぁ、辞めちゃった。」
という人が成功できるほど世の中甘くはできていないのだ。
私は、あまり大きな声では言えないがNHKで毎週放送されている野球マ
ンガ・メジャーという番組を毎週楽しみにして観ている。子供にだけ見せて
おくのはもったいないと言えるほど、我々営業や組織の中での大切な要素
を教えてくれている。とくに諦めない・・・と言う点については多くの学びが
得られるだろう。
まだ見ていないそこのチビッ子・・・いや大人の方々には、大真面目でこの
番組を観ていただきたいと思う。(小学校の教材にこういうのを導入したら
いいと思う・・・教育委員会の皆様、頭を柔軟にして頂ければ学校でこういう
のを観させるという発想も大切かと思われますが・・・どうでしょう?)
そこには決して勝負を諦めない強い意志と、甘えた心を正してくれる熱い
セリフがきっと皆さんの心に変化を起こしてくれるものと思っている。騙され
たと思って試してみて欲しい。(DVD・単行本ともに好評発売中・NHKは
毎週土曜朝放映)
ちなみに私はサラリーマンの営業マン時代から何度も力をもらっている。
けっこう当てはまるんだよね・・・痛いところに・・・。