2007/03/01(木)
いよいよ今日から3月期がスタートした。
スカイオフィスの毎月1日は朝礼時に必ず、恒例のコミット目標発表会(=宣
言)が行われる。 各個人順番に1人づつ発表となる。
先月の目標に対する結果がどうだったのか?その結果となった原因は何
だったのか?(良かった場合も、なぜ良かったか?)そして今月どこを重点
的に改善し目標に臨むのか?を発表し、最後に今月の目指すべきコミット
目標をみんなの前で1人づつ順に発表していく。
いつもの比較的和やかな朝礼とは違い、皆正装し少し緊張感のある発表
が行われる。
先月の目標はリセットされ、今月あらたな目標にチャレンジすることになる
のだが、この目標へのこだわりこそが、その人の責任感を表している。
目標に対して毎回届かない人は、その原因を分析し改善して行かなけれ
ばならないが、それ以前に目標に対する執着心が欠落している場合が多
い。それでは届くものも届かない・・・。
まずは、目標にどれだけ執着し、達成にこだわることがデキルかどうかが
とても重要だ。
今月の、ある個人の目標が100万円の利益だとした場合。99万円で終わ
ったらそれは未達成であり、100万円で終われば見事達成である。
達成したか?しないか?・・・では私は天地の差があると思う。
その1万円にこだわれない人は、本物のリーダーにはなれない。特に最終
日で残り1万円というところで、本当に最後まで努力し、それでもダメだった
場合・・・真剣にこだわればこだわっている人ほど、涙が出てくるくらいに悔
しいと感じるはずだ。
そこまで「 こだわった 」場合、その月はたとえ未達成で終了したとしても、
その人は少なからず、ある「 ギフト 」を受け取っている。
ここで貰えるギフトとは、先月あんなに努力したのに達成出来なかったとい
う悔しさから来る「 次月目標への激しい執着と達成へのエネルギー 」だ。
先月悔しい思いをした人は、その次の月のスタート時から頑張りがきくよう
になる。 また、行動を前倒しするようにもなる。
悔しさは大きなエネルギーを生み、また執着心も増大する。
逆にもし、最終日にあと少し・・・という人がいて、その人が早々に諦めて
いるとしたら、本当にもったいない事だと思う。それは、その人が自分の
成長する機会を自分で放棄しているようなモノだからだ。
目標に執着しコダワリを持たないリーダーには、経営者は大きな責任を
任すことが出来ない・・・。
つまり、目標へのコダワリは、その人の責任感の有無を表すモノだと言
える。
スカイオフィスでは、今日も沢山の目標が宣言された。 果たして、宣言
した目標に対してコダワレル人間が、どれだけ出るか?密かに楽しみに
していようと思う・・・。
諦めの悪い人って、とても魅力的なんだよな・・・ホントに。