2008/01/19(土)
最近・・・企業が発行する無料情報誌が増えているように思う。
当社にも毎月5~8冊程度は、このような無料の情報誌が届く。この中には
当社とお付合いのある会社が発行している雑誌もあれば、何かで調べてラ
ンダムに配布しているものもあるようだ。
思えば、インターネットの普及によって欲しい情報は本当に手に入りやすくな
った。しかし、情報量が増えれば、その中から本当に必要な情報を見つけ出
すのに手間がかかってしまうのが難点だ。
メールにブログ、検索エンジンにポータルサイトのニュース。個別ニュース配
信や新聞・雑誌・0円雑誌や広告などなど、実に様々だ。
ただ・・・どれだけインターネットが普及しても、紙媒体による情報誌が無くな
る気配はない。
それどころか当社に届く、企業が発行する無料情報誌の数は増加しているの
だから、何だか時代に逆行しているようにさえ感じてしまう。
どうして企業がある程度の規模になると、その業界での情報誌を発行したが
るのだろうか?それも、かなりお金がかかっていそうな立派なカラー雑誌であ
るのだから、相応に馬鹿にならないコストもかかっていることだと思う。
ただ・・・当社の広告を無料で載せてくれている雑誌もあり、当社にとっては
そこからの注文があれば嬉しい限りなのだが、発行元のメリットはなさそうだ。
業界紙的なポジションをとって、そこから自社のビジネスチャンスを拡大しよう
と考えてのことなのだろうか?
真意はわからないが、本当にクオリティの高い無料の雑誌が巷に溢れたとし
たら・・・きっと有料の雑誌は世の中から駆逐されるに違いない。
消費者としては嬉しい限りだが、実際のところ・・・中々そうなるには限界があ
るようだ・・・ちなみに駅の構内などで昨年まで無料配布されていた世界初と
なる無料の週間漫画雑誌「週刊ガンボ」は、わずか1年足らずで休刊となって
しまった。
それだけ、無料での雑誌化が難しい・・・ということが証明された結果である。
よって、私的には無料で届く企業発行の情報誌は、結局は企業の自己満足
での雑誌発行という気がしてならない。
ま・・・あまり長く続かないのは、明確な目的と結果への結びつきが弱いという
ことで御座ろうなぁ・・・何事にも継続するには結果が必要ということアルね。
タダ程高いものは無い・・・気をつけましょうね「 発行元 」の皆の衆~!!