2007/10/25(木)
ベースボールの本拠地アメリカ大リーグで、日本人選手が大活躍している。
今年、鳴り物入りでレッドソックス入りした松坂大輔投手には、私も注目しない
ワケにはいかず、どうしても気になってしまうのだが、ここぞと言う時に持ってい
る力を発揮できるところが、きっと・・・・・ヒーローの条件なのだろう。
アメリカでは、少し調子が悪いと直ぐにマスコミが大々的に辛口の批判をするが
そのようなことを書かれたとしたら、大抵の人間は『 次の大事な最終戦でまた
負けたら・・・ 』と考えてしまうに違いない。
しかし、実際の松坂大輔選手の試合前のコメントはこうだ・・・。
『 3連敗してからの3連勝・・・・・・この雰囲気で
最終戦で僕が投げて・・・負けるなんて気は全くしない。 』
・・・と、こう言いきったのだ。
皆さんは、異国の地で、とてつもなく多くの方が注目し、自分の評価を最も印象
づける超大事な試合の直前に、こんなセリフを言えるだろうか?
本当に大した タ マ で、ある。
そしてもう1人、私は同じ日本人として心から尊敬できるメジャーリーガー・・・・。
フフフ・・・誰だかわかりますか?その人は、名前自体が将にヒーローなんですよ。
そう、野茂「英雄」(=ヒーロー)。
日本人で初めて投手として大リーグで活躍した日本人であり、日本人が今では
当たり前のように大リーグで活躍できる状況そのものを最初に作り出した人であ
りますっ。
この人がアメリカ人に与えた最初のインパクトのお陰で、日本人が大リーグでも
活躍できるんだ・・・。
と知らしめた先駆者であり、開拓者な訳です。何でも初めて道を作った人は凄い
大変な事だと思う・・・当時の大リーグの環境では本当に大変だったでしょう。
そして、あれから12年・・・。
野茂投手はまだ、メジャーの地で現役での続投を諦めていない。
解雇されても解雇されても、諦めないこの人の姿勢には本当に頭が下がる思
いだ。
以前ブログで、成功する人に共通する絶対条件として挙げたと思うが・・・
成功する人の多くに【 諦めが悪い 】という共通点があるのだ。野茂選手を観
ていると、この言葉の重要性を本当に思い知らされてしまう。
諦めない人って・・・貫き続けると、本当に輝きを増すもので御座るなぁ・・・。
いつの日か、野茂「英雄」が肘を完治してまたメジャーリーグで活躍したら・・・
今度は是非ともアメリカで戦い続ける本物のヒーロー(英雄)に直接現地で声援
を贈りたいものだ。
頑張れ野茂、負けるな野茂!!
そして・・・ついでに・・・
頑張れ・・・『 俺 』