2007/10/05(金)
池袋のオフィスから、湯島のオフィスへと移ってから早くも3ヶ月近くが経過する。
当社のオフィスの中には、少しばかりの倉庫が設置されているのだが、少し目を
離してしまうとあっという間に足の踏み場がなくなってしまうくらいに物が散乱して
しまう。困ったものだ。
あまりにも目に余った為、今日は全員で朝から社内倉庫の整理整頓を実施する
ことにした。
経営者としては、それぞれの管轄の責任者がキチンと管理できていないことに
毎回残念な気持ちになる。
以前・・・あるベンチャー企業などに投資するベンチャーキャピタルの担当者の方
とお話する機会があり、幾つかの投資先候補の中で限られた投資先を決定する
場合に、甲乙付けがたく迷った場合にはどんなところで最終的に決めているのか
を聞かされた事があった。
その答えに、私は少々驚いたものだ。
その答えとは・・・実際にその会社を訪れ・・・その時の社内の雰囲気やトイレの
清掃具合、社内の整理整頓などといった、本当に基本的なところを見て判断する
と言うのだ。
ま・・・一時が万事ということと、管理者の管理能力を顕著に表しているからなの
かもしれない。社内の整頓できていない部分に気が付くスタッフが沢山いれば
自浄作用が隅々まで行き渡るから、社内はいつでも清潔で快適な状態に保たれ
るのだが、そういう意識の低い会社では、社内は荒れ放題になっていくのだろう。
そうじ力・・・なる本も出ているみたいだが、快適な空間を作り出すのは、結局は
そこで働くスタッフ本人の意識次第であるのだと思う。
快適なオフィスは、そこで働くスタッフの管理能力の表れ・・・なのである。
なるほど・・・大切なお金を投資する方々の話は、ためになるでゴザルな・・・。