2007/07/27(金)
先日・・・今年の春の新卒メンバー佐藤が初受注をあげた。
久しぶりにGOODなニュースで新人初受注の恒例の朝礼は大いに盛り上がった。
佐藤は見た目よりもまじめなスタッフで、仕事に対するスタンスが今より向上すれ
ば、きっと大きく成長してもっと結果が出るようになると思う。
結局は会社やチームがアレコレ言っても、本人が仕事に対して本気にならないと
無理やり人を変えることは出来ない。最終的には自分の意思がもっとも大きなモ
チベーションを生むからだ。
当社の様な営業を主体とした業界では、新しく入社したスタッフの定着率の悪さ
に頭を悩ましている経営者はとても多いと思うが、その背景には・・・カッコ良く言
うと人材の流動化とか、あるいは転職ブームといったりするものがあるのだが、ど
ちらも正しい転職を勘違いさせている原因のひとつのような気がしてならない。
転職を煽る風土が社会に広がった結果だと思うが、結果的に言うと、今の会社
で思うように結果が出せていない人が、その状態で他の会社に転職したとしても
殆どの場合でそれほど本人の状況に変化は見られない場合が多い。
理由は、現実から逃げる理由をあげるのは簡単だし、本人の心の部分で簡単に
負けない(=妥協しない)強い意識が変わらなければ、たとえフィールドだけが変
わっても根本的な変化は起こせないからだ。
しかし、今年の春・・・当社に入社した新卒メンバー達は、今のところ満足な成果
とは言えないが、今日も当社のフィールドで全員が頑張っている。
経営者としては、早く本人も周囲も納得できるだけの実力を身につけ、ひと回りも
ふた回りも大きくなってもらいたいと願うばかりだ。
そこには、スタッフの成長=企業の成長 という事実が確実に横たわっている・・・。