2007/07/01(日)
皆さんはリッツカールトンホテルをご存知だろうか?
今まで日本には大阪にしかなかったが、今春から東京六本木のミッドタウンに
も新しくオープンした。 だから日本には現在2つあることになる。
恥ずかしながらこのホテルのことは、リッツカールトンの元支配人だった林田さ
んの本を手に取るまであまり良く知らなかった。しかし、この本を読んで実に大
切なことを数多く知ることになった。全ての職業にあてはまるサービスの心を教
えてくれる本である。( 本ってほんとに素晴らしいでゴザル。 )
■リッツカールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと
あさ出版 林 田 正 光 / 著
そして、当社が現在使用しているスカイオフィス・クレドの原型は、このホテルで
使用していたクレドを参考にして作られている。
この本を読むと・・・ホテルの設備や環境もさることながら、やはり最も重要なのは
ホテルで働くスタッフ1人1人のおもてなしの「 心 」であることが再認識できる。
サービス業であれば、この『 おもてなし 』という言葉を耳にすることも多いかも
知れないが、【 知っている 】 と 【 できている 】の間には天地の差が存在
する。本当のおもてなしとはどういうものか?をリッツカールトンホテルは教えて
くれるハズである。
今や伝説となっている、リッツカールトンの『 驚きのサービス・エピソード 』を
少しだけご紹介すると・・・
何年か前に1度宿泊しただけなのに、私がホテルに入った瞬間 『 ○○様いら
っしゃいませ 』と名前で呼んでくれたし、前回がゴルフだったことも覚えていた。
本当にビックリしたし、嬉しかったよ・・・。
レストランのテーブルに着いたらギャルソンが『 本日のオススメの赤ワインはこ
ちらでございます 』と言ってきた。普通だったら『 飲み物は何になさいますか?
』というところでしょう。私が赤ワイン一辺倒だということを知っていたというのか?
朝食の時にクロワッサンが食べたいと思っていたらもう無くなっていました。そうし
たらスタッフが『 明日の朝、お目覚めの時間にお部屋までお届けしますがいかが
でしょう 』と言ってくれたのです。翌朝、部屋で焼きたてのクロワッサンいただいた
時には感動しました。
BARの閉店が深夜0時だってことは知っていて、0時10分にダメもとで行ってみ
ると『 0時閉店ですが、せっかくお見えになったのですからどうぞ1杯飲んでいっ
て下さい 』と言ってくれたのです。嬉しかったですね。
・・・などなど、ホテルのスタッフがその場面場面に応じてお客様をおもてなししよう
という気持であふれている。これがサービスなのだ。
高くても、利用する価値のあるホテル・・・リッツカールトン東京・・・一番安い部屋で
一泊80000円程度(サービス料・TAX含む)はかかるだろう。
世界TOPクラスのサービスレベルを感じに・・・特別な日に利用してみてはいかが
だろうか?
きっと感じたことのない感動体験が待っている・・・プライスレス・・・。
買えるモノはスカイオフィスで・・・?