2007/05/20(日)
私の自宅の近くには、沢山の公園があるが私は1番近くにある小さな公園が
お気に入りだ。
公園の敷地は決して大きくないが、ブランコや滑り台、シーソーや簡易トイレな
どが設置されている。
この公園は実に様々な人が利用していて、工事現場の作業員。近くの小学生。
母親と小さな子供。中学生や高校生のカップル等。観ていて楽しいところもある。
小さな子供達は、我々のもっと先の未来においてきっと活躍することだろう。
今の高校生達は、あと数年もしたら社会に出て活躍することになる・・・。そんな
事を少し考えながら観ている先に、この公園には不釣合いな人影が目に入った。
恐らく1ヶ月以上はお風呂に入っていないと考えられるホームレスらしき人が公
園のベンチにぐったり横たわっている。
帽子とヒゲで分かりにくくはあるが、まだ20代~30代前半の年齢に見える・・・。
彼らがゴミ袋をあさって生活しているのかと思うと、若いし体力もあるはずなのに
何で働かないのだろうか?と素朴な疑問が頭に浮かぶ。
都心部では、空前の人手不足だと言うのに・・・反面こういう若い人がいるのも
何だか矛盾している感じがする。
それなりに理由もあったのだろうが、そこまでになる前に何か手は打てなかった
のだろうか?
落ちるところまで落ちたら・・・あとは這い上がるだけだと私は思うのだが。
そして、本当に強い人とは・・・泣いてもまた笑える人だと思う・・・。