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もう安全ではない「 日 本 」

                                     2007/05/17(木)


                                            
毎日毎日・・・殺人事件が起きている・・・。

この国では、平気で人を殺す「 人 」が増えているように思う。世の中どうなっ
ているのか?

『 世界一安全な国 』と言われた時期があったのが不思議なくらいだ。今日も
警官と機動隊員が撃たれ1人が死亡した。私が子供の頃のニュースでは、人
が殺されるような事件といえば、将に『 大ニュース 』であり、とんでも無いこと
として報道されていた・・・。

しかし、最近の朝のニュースを観ていると・・・毎日毎日・・・親が子供を殺した・・
とか、子供が親を殺した・・・とか、夫が・・・妻が・・・恋人が・・・など、殺人事件
が多すぎてキリがない。

そして、一番怖いな・・・と感じたのは、そういう事件が日常化していて我々の意
識が【 毎日殺人事件があるのが、アタリマエ 】という認識になりつつある点だ。

これだけ日常化してくると・・・

「 ああ・・・また。 別にそう珍しくもない・・・ 」

なんて認識になりつつある・・・ということだ。 一昔前であれば、高校生が実の
母親を刺し殺し、母の首をバッグに入れて持ち歩いた上そのまま警察に届ける
・・・なんて事件は日本中を揺るがすとんでもない事件として報道されていたに
違いない。それが・・・最近では。

普通に人が殺されている・・・そんな気がしてならない・・・なぜなのだろうか?


拳銃での発砲事件も確実に増えている・・・物騒な国・・・日本。 私の私見では
やっぱり核家族化の影響による、社会と個人との関わりの希薄化がジワジワと
進行しているのでは?それが大きな原因では無いだろうか?と考えている。

学校も警察も政治家も役人も国民も・・・何かしら問題を抱え込み、その歪みが
殺人事件という強行に走らせている要因のように感じる。相談する人が周りに
いないのが現代だ。

私が子供の頃は、近所のおじさんに平気でゲンコツをくらったし、近所のおばさん
に注意されることも多々あった。親戚との交流も沢山あり、学校では悪さをすると
先生に当たり前のようにブン殴られた。

だから、学校での先生というものは「 怖い存在 」でもあったし、教室内の規律
はある一定の秩序で保たれていた気がする。その当時の教師には威厳があった。

しかし今では、生徒の顔色をうかがいながら授業をしなければならない・・・という
異常事態になっている。先生が生徒にチョッとでも手を上げれば即・暴力教師の
レッテルを貼られてしまう。生徒も生徒で、手を上げたらどういうことになるか?を
意識して付け上がっている状況もどうやらあるようだ。

悪いことをしたら怒られる・・・これ当たり前・・・である。だから近所のおじさんに
怒られても、先生に殴られても、仕方がない事としてちゃんと納得できていた。
中には理不尽な先生もいたが、それでも今の学校の状況と比べると・・・今の先
生の於かれている状況は大変気の毒だ。

各言う私も、中学と高校の社会科の教師の免許をもっているから、1つ間違えば
教師になっていたかも知れない。今の先生の於かれている立場や状況を考える
と・・・正直、先生になっていなくて良かったと思う。

昔から悩みを抱えた生徒が自殺したりするが、最近では先生や校長までもが自
殺するようになった。これは、昔では考えられないことだ。

隣で死んでいるのに何週間も気がつかずに、異臭がし始めて初めて隣人が死ん
でいたことに気がつく・・・など、核家族化により社会との関わりが希薄化し、教育
現場の環境が激変。だんだんと世の中がおかしくなっているのではないだろうか?

私は、『 刑の厳罰化 』には大賛成だ。もちろん、それだけで問題が解決できる
ほど簡単な問題ではないが・・・基本的に殺人を犯したら、死刑であって当然であ
ると思っている。今は加害者の人権が保護され過ぎていて、被害者の方が何だ
か立場が弱くなっている部分が見受けられる。

何しろ、殺された被害者の人権は加害者によって完全に亡き者にされているの
に対し、殺した方の人間の人権を保護し過ぎるのはどうかと思う。

この手の話は内容が深すぎるので、賛否両論あって当たり前であるが、ここで
は文章が長くなり過ぎるので、この辺りで手打ちとしたいが、事故以外は・・・
裁判を待つまでもなく、殺したら死刑・・・であるべきだ。

だから安易にそのようなことをしたら駄目ですよ・・・という社会にしていかないと
この殺人事件の発生件数の勢いは益々加速していくのではないだろうか?

殺したら=死刑 を固定的な裁定としたとしても、犯罪の抑止力に絶大な効果
があるとは私も思っていない。

しかし、これ以上・・・毎朝・・・気分の悪くなるニュースが増えるのは・・・そろそろ
我慢の限界である。

コレをしたら怒られる・・・という意識は、子供の頃から沢山見てきて知っているが
人を殺したら・・・どうなるか? 大人には最低限・・・知っておいて頂きたいもの
である。

いやぁ・・・実に深い問題であり、難しい問題だと思うが、昨日のブログと足して
2で割ったら・・・丁度良い感じでバランスがとれているように思うのだが・・・

オカマと殺人・・・何だか何かのサスペンスかミステリー小説のタイトルみたいに
なってしまった。

最近の信じられない事件報道がみーーーんな、「 なんちゃって 」だったら良い
のにな。この報道は『 フィクション 』です。ってフィリップがニュースの最後に流
れたら・・・きっと私は朝から拍手しているだろう・・・。

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2007年05月17日 23:53に投稿されたエントリーのページです。

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