2007/05/04(金)
名古屋で楽しい1日を過ごし、今日は三重県の下の方・・・紀伊長島町へと足
を伸ばす。 初日に続いて、またまた昼までホテルでノロノロしていたせいで、
2日続いてバタバタしてしまった・・・これでは学習能力ゼロである。反省。
午後2時のJRワイドビュー南紀4号に乗車し、東京⇔名古屋間よりも長い、2
時間を電車に揺られる。南紀4号とか書くと思わず西村京太郎さんの小説を思
い出してしまうのは私だけだろうか?
電車の中で西村さんの「 南紀4号殺人事件 」みたいなタイトルの本を読むと
臨場感があり過ぎて怖いので、SFファンタジー小説を読むことにした。中々面
白く、あっという間に紀伊長島駅に着いた。車内で、松坂牛を使用した牛飯弁
当がとても美味しかったのでお勧めだ。この路線でしか食べられないらしい。
昔は、松坂駅でしか販売していなかったのだが、今は車内ワゴンで普通に売ら
れていて少し驚いた。
駅には親戚が迎えに来てくれていて、夕食はとても賑やかなものになった。こ
のように大人数で食卓を囲むことは本当に少なくなったので、自分が小さい頃
とは確実に時代が変化しているのだと改めて思う。
私の父・母の時代は良く言う団塊の世代で、7人兄弟やら8人兄弟が珍しく無
かったので、このような全国長い休暇という時には、全国の親戚が在所に集ま
ったものだ。在所とは、中心となるおじいちゃん、おばあちゃんがいる実家のこ
とを指す。
核家族化がもたらす寂しさのようなものを少し感じたが、このような気分も今の
小さい子供達はそもそも知らないで生きていることになる。自分もおっさんにな
った証拠なのかもしれない。 おっさんかぁ・・・それも別の意味で寂しいものだ。
この街は小さな港町なので、私は大好きな釣りを楽しみにしていたが、あいに
く天気が悪く釣りは難しいみたいだ・・・残念。
しかし、東京とは違う大自然の中に身をおいているだけで、何だか癒される気
がして、それだけで来た甲斐があったように感じる。
帰郷初日はのんびりと楽しく過ごすことができた・・・ありがたやありがたや。